経営情報システム~周辺知識を増やして戦う~ by けい

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■はじめに

今回は、私が令和5年度の1次試験で取り組んだ「経営情報システム」の勉強方法についてお伝えします。 令和7年度の対策については、「地雷科目化した経営情報でIT非経験者が50点台を死守するための勉強戦略 by あしゅらん」にて詳細な分析と考察をされていますので、そちらもぜひ参考にしてください。

●プロフィール
・30代男性、コンサルタント
・受験歴 :1次1回、2次2回
・勉強時間:1次600時間(7科目を均等に学習)、2次1100時間(令和5年度 300時間+令和6年度 800時間)

●1次試験結果(令和5年度)
・経営情報システム:88点
・経営情報システムの学習時間:約80時間
・受験時の保有資格:IPAプロジェクトマネージャ、統計準1級

■勉強方法

令和5年度の経営情報システムの勉強方法は、以下の流れで取り組みました。


① スタディングのテキストをノートにまとめる(2022年11月上旬)
・テキストを読み、重要なポイントをノートにまとめながら音読。
・まとめたノートを何度も見返し、基礎知識を定着。

② スタディングの問題を解きながら周辺知識の補強(2022年11月下旬)
・通勤時間を活用し、アプリで問題演習。
・間違えた問題や分からなかった単語をスマホのメモ帳に記録。
・机に向かえる時間に、ネットで調べた内容を①のノートに上書きする形で追記。

この時、わからない単語だけを調べるのではなく、その単語の画像イメージや周辺知識まで調べて、内容の本質を理解することを意識しました。

③ スピード問題集を反復(2023年4月)
・解いた問題のページの左上に日付と○×を記録。〇×に関わらず、選択肢でわからなかった箇所は、ネットで調べてノートに上書き。この作業は地味すぎてしんどかったのですが、この振り返りをしたからこそ、当日の「これは違うかも」という判断ができたのだと思います
2周目からは、間違えた問題のみを解く。全て〇になるまで繰り返し周回(最終的に4周)。

④ ノートを活用した最終暗記(2023年6月~当日)
・これまで作成したノートを見直し、ノートを見ずに口頭でキーワードを説明できるか確認。
口で説明できない=理解が曖昧な箇所は、ネットで検索しながら周辺知識含めて補強し、ノートに上書き。

■試験当日

試験当日は、初見の問題が多く驚きました。
・確信を持って正解できた問題:3問
・消去法で時間をかけて、なんとか正解できた問題:17問
・2択まで絞れたが、全くわからなかった問題:5問(正解2問、不正解3問)

「過去問や練習問題と同じような問題が半分くらい出るだろう」と考えていましたが、実際は想定よりも初見問題が多く感じました。

■勉強方法の振り返り

良かった点
初見問題に対応できた大きな要因は、「わからない文章や単語を検索して、周辺知識を増やす習慣」をつけていたことだと感じています。
1.練習問題のキーワードに関連する周辺知識が身に付き、知識量が増える
2.周辺知識によって、選択肢の文脈や単語を見た時に「なんとなく、これは違うかも」のレベルで判断できるようになる
3.上記の判断が出来るようになったため、試験本番も選択肢の左側に✕印や△印を書けて、消去法の精度をあげることができた。特に、選択肢の文章の違和感を察知できるようになったことが、正答率向上につながったのだと思います。

やらなくてよかったかなと思うこと
・テキストの写経(ノートへの書き写し)
時間をかけた割には、本番の初見問題への影響は限定的でした。その時間を、1問でも多くの問題を解き、問題を解いた後の「振り返り」に充てたほうが効果的だったと感じています。
その他、1次試験はすべて紙のノートで勉強しましたが、調べたことを追記するスペースがなくなったり、ページの順番を入れ替えたいのにできなかったりといった問題が発生していました。そのため、タブレット学習にした方がよかったと痛感しています。2次試験からタブレット学習を取り入れました。

■関連資格の影響

経営情報システムで高得点を取れた要因の一つとして、IPAプロジェクトマネージャ(PM)と統計準1級の知識が役立ったのは事実です。
・PMの知識で3~4問、統計準1級の知識で2問を消去法で正解。
しかし、これらの資格取得に300時間以上を費やしていたため、私が「経営情報システム」の勉強に割けた時間が80時間だったことを考えると、コストパフォーマンスはあまり良くなかったと感じます。

■おわりに

経営情報システムは、苦労されている受験生も多い科目だと思いますが、以下の2点は効果があるのではないかと思います。
1.問題を解いた後の「振り返り」に時間をかける
 →正解した問題でも、全ての選択肢のNGの箇所が分かっていなければ、振り返りを行う
2.「検索する習慣」で周辺知識を身に付け、消去法の精度をあげる
 →わからなかった単語や間違えた問題の関連知識を深掘りすることで、選択肢を絞る力がつく。

本ブログが、令和7年度の1次試験に向けた学習の参考になれば幸いです。
次回は、ケンジ さんの登場です。 
お楽しみに! 

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