「運営管理」の学習のヒント。他の科目でも使えるかも? by ヒサ

タキプロ16期の   ヒサ と申します。  

■はじめに

師走も後半となり、今年も残すところあとわずかとなりました。光陰矢の如しとも言いますが、年々時間の経過が早くなっているように感じる今日この頃(私だけかもしれませんが)、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

今回は、1次試験の「運営管理」をテーマにお話しします。

私のプロフィールは過去記事をご覧ください。内容は今回のテーマでも参考になると思いますので、ご一読いただけるとうれしいです。


 7科目共通のノウハウって何なん???

「財務・会計」は毎日の積み重ね。基礎力を強化しましょう!

運営管理で問われる内容

運営管理とはどのような科目なのでしょうか。試験要領に記載されている科目設置の目的から、キーワードを見てみましょう。

  • 工場における生産に関わるオペレーションの管理」
  • 店舗(小売業・卸売業・サービス業)のオペレーションの管理」
  • 情報システムを活用した効率的な事業運営」

これらから、「工場での生産、商品・サービスの提供における運用管理」がターゲットになっていることが分かります。

具体的な内容については試験要領を見ていただくとして、項目としては次のように整理されています。

Ⅰ 生産管理
(1)生産管理概論、(2)生産の管理、(3)作業の管理、(4)設備の管理、
(5)物の管理、(6)その他生産管理に関する事項

Ⅱ 店舗・販売管理
(1)店舗・商業集積、(2)商品仕入・販売(マーチャンダイジング)、
(3)商品補充・物流、(4)流通情報システム、(5)その他店舗・販売管理に関する事項

ここまで内容を見てくると、診断士試験の学習を進めている方はお気づきになっていると思いますが、「情報システム」というキーワードが記載されていますね。診断士試験には「経営情報システム」という試験科目がありますが、「運営管理」と関連していることが読み取れます。

試験対策の方向性

診断士試験の各科目は、それぞれが完全に独立しているわけではなく、縦にも横にも、さまざまな形でつながっています。

診断士の役割は、経営者や企業に対して助言・アドバイスを行うことです。学習する試験科目は、そのためのツールであり、企業を多角的に分析するためのものと捉えると、理解しやすくなるのではないでしょうか。

1つの科目に集中するのも悪くはありませんが、関連する他科目とのつながりを意識しながら学習を進めることが、結果的に効果的だと考えています。

過去問演習は必須ですが

試験対策の王道は運営管理の過去問を解くということになるかと思います。私がおすすめするのは、単に運営管理の1次試験の過去問を解くだけでなく、2次試験の問題や解答例にも目を通してみることです。1次試験の運営管理と2次試験の事例Ⅲは大きく関連しています。

とういうことで2次試験の事例Ⅲの過去問や解答例を見てみましょう。

製造業の実務経験がない方や、初学者の方にとっては難しく感じるかもしれませんが、分からなくても構いません。イメージを持つこと自体が重要です。

上記に付け加えて、「情報」がキーワードであると述べましたが、企業課題の解決策として情報システムの活用は欠かせません。

用語の習得は必要になりますが、情報処理技術者試験(ITパスポートなど)の学習は、運営管理や経営情報システム、さらには2次試験事例Ⅲにも一定の効果があると感じています。私は情報系が得意ではありませんでしたが、診断士試験と並行してITパスポートの学習をゆるーく進めていました。それなりに効果はあったと思っています。あまり手を広げすぎるとメインの科目がおろそかになりますので、ほどほどでお試しいただければと思います。

おわりに

どんな試験でもそうですが、これだけやればOK、という魔法のような方法はありません。それでもいろいろな工夫をしながら、地道に努力を続けることが結局は近道だと思います。みなさんに合ったそれぞれの方法で取り組みましょう!

ふんわりした内容になってしまったかもしれませんが、少しでも参考になればうれしいです。

次回は、ぴろ さんの登場です。 

お楽しみに! 

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