アラ還受験生の「中小企業経営・政策」の対策 by ヨシ

はじめまして! タキプロ16期の ヨシ と申します。
アラ還(もうすぐ還暦)で、記憶力の低下を感じながら、取り組んだ「中小企業経営・政策」の対策をご紹介させていただきます。
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■はじめに
はじめに、自己紹介をさせていただきます。
・名前:ヨシ(同じ16期の「よし」さんとは別人です)
・年代:今年還暦です
・職業:製造業・経理総務
・受験歴:1次 1回、2次 2回
・勉強方法:1次、2次ともに独学
■「中小企業経営・政策」との向き合い方
中小企業経営・政策は1次試験のみで、暗記主体の科目です。「各種統計データ」や「補助金制度」等、まる暗記が求められる内容が多くあり、記憶力が低下する中高年齢受験生にとっては、対策が難しい科目です。
1次試験の各科目にどのように向き合うかですが、私は、2次試験を含めた最終合格を視野において、2次試験でも必要な「企業経営理論」「運営管理」「財務・会計」に力を入れて取り組み、これらの科目は高得点を狙いました。
一方、「中小企業経営・政策」等の他の科目は、最低限足切りを回避し、可能であれば60点超えを狙う、というスタンスで臨みました。
特に理解よりも暗記が中心となる「中小企業経営・政策」は、直前期以外はなるべく力をかけず、直前期に集中して取り組みました。
■学習方法
「中小企業経営・政策」を含めて全ての科目で、1次試験対策の教材は「まとめシート」に絞りました。1次試験は科目数が多く、学習量も膨大ですので、「あれもやらないと!これもやらないと!」との思いが強くなり、精神的にしんどくなりがちです。
「まとめシート」をやればよい、と割り切ることで、気持ち的にも楽になりました。
「まとめシート」の活用方法ですが、「まとめシート」は「まとめシート」部分と「テキスト」部分で構成されています。
「まとめシート」部分はそれぞれの科目ごとに15~25頁前後の分量です。「中小企業経営・政策」は15頁(2023年度版)で、シート部分だけ目を通すのにそれほど時間はかかりませんので、隙間時間を活用して、繰り返し目を通しました(別途提供のPDF版を活用)。
「テキスト」部分に関しては、「音声教材」を活用しました。音声教材をスマホに入れて、通勤時間や隙間時間を利用して、繰り返し聞きました。また、聞く際は、最初は通常速度で、慣れてくれば再生速度を上げて聞くようにし、時間の効率化を図りました。
内容が頭に入るにつれて、再生速度を上げても、話の内容が聞き取れるようになります。
頑張って丸暗記しよう!としても、なかなか記憶が定着しません。繰り返し眺める、聞くことにより、自然に頭に入ってきたように思います。
「中小企業経営」は各種統計データに基づく出題がされますが、「まとめシート」には語呂合わせが豊富に記載されており、これを活用しました。
「中小企業政策」は、補助金や共済・融資の制度などが問われますが、各種制度の違いが表形式でわかりやすくまとめられており、試験直前の最終確認にも活用できました。
上記取組みで、高得点ではありませんでしたが、60点超は確保できました。
■中小企業白書の対策
試験合格を目的とするなら、中小企業白書全体を読むことは不要と考えます。ボリュームが膨大(2024年度全体版で585頁)で、各種データがてんこ盛りの本文は、普通に読んでもなかなか頭に入ってこないからです。
ただ、全く手をつけないのも不安でしたので、再生速度を上げた「解説動画」を見ながら、「概要」を確認する作業を、直前期に何度か行いました。「概要」や「解説動画」は中小企業庁のHPに掲載されております。
なお、今年の試験で対象となる中小企業白書は、「2024年度版」です。既に「2025年度版」が中小企業庁のHPに掲載されておりますが、こちらではありませんので、ご注意下さい。
■おわりに
「中小企業経営・政策」は、暗記事項が多く、記憶力が低下する中高年受験生にはしんどい科目です。忘れてしまうことを気にせず、繰り返し教材に触れて、なんとなくでも頭に定着させる、ことで乗り切って下さい!
次回は、ジューン さんの登場です。
お楽しみに!
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