多年度生へ!今年で決めるぞ2020!〜合格レベルとのプロセスの比較 by ガク

みなさん、こんにちは!
多年度合格者のガクです。
コロナウィルスの影響により、各々、公私に渡り不自由な状況にあるかと思います。診断士の勉強におきましてもタキプロ勉強会が開催されないことを含め、昨年とは大きく異なる勉強環境となっているとは思いますが、タキプロブログやWEB勉強会を活用される等、試験に向けて着実に準備を進めていただければと思います。

はじめに

今回は、「現状の自分レベルと合格レベル」とのギャップを埋めるために、私が行った作業について紹介します。本日のテーマが事例Ⅲになっていますので、平成30年度の事例Ⅲを使用して説明します。なお、平成30年度の事例Ⅲを全く前知識のない状態で解きたい方は、この先は読まないことをお勧めします。また、ブログを読む際、平成30年度の事例Ⅲの試験問題を参照できましたら、分かり易いかと思います。

自分の答案作成プロセスを書き出す

まず、自分の事例Ⅲの答案作成プロセスを書き出します。プロセスの内容は、「実施したこと」に加え、「頭に浮かんだこと・考えたこと」も書き出します。具体的には次のとおりです。

 

【平成30年度事例Ⅲの答案作成プロセス(抜粋) ※平成30年当時の不合格レベルのものです】
①解答用紙に受験番号を書く。

②ホチキスを外す。

③問題数と配点を確認する。「5問構成の1問20点か。問題数が多いな。」

④問題冊子のB4版のまっさらな部分を問題数に応じて仕切る。5問なので横に2本線を引き、6等分のスペースを設ける。

⑤問題本文に段落番号を振る。

⑥1段落目を読み、業種、主力商品およびを主力商品が受注生産なのか見込み生産なのかを確認する。

「電気・電子部品のプラスチック射出成型加工を営む中小企業か。組織は総務部と製造部で構成だから、営業部と設計部が無いな。最終問題で営業部や設計部を設置する可能性が高いな。生産形態は良く分からないな。」

⑦最終段落を確認し、C社の経営課題を確認する。

「生産管理のコンピュータ化を進めようとしているな。そのためには、成型加工課の作業者が効率よく金型、材料などを使用できるようにする必要があるのか。さらに、そのために、データベース化が必要なのか。複雑だな。」

⑧設問文を全問通じてざっと読む。(ざっと読む段階では、メモは取らない。)

⑨設問文をじっくり読む。

第1問 「答えるべきことは、“C社の業績が維持されてきた理由”か。で、制約条件は“顧客企業の生産工場の海外移転などの経営環境にあっても”だな。制約条件である“顧客企業の生産工場の海外移転などの経営環境にあっても”に括弧する。」
解答フォームに「理由は」と書き込む。

第2問  「答えるべきことは、“作業方法に関する問題点”と“その改善策”の2つだな。で、制約条件は“作業内容(図2)を分析し”だな。制約条件である“作業内容(図2)を分析し”に括弧する。」
解答フォームに「問題点は」「改善策は」と書き込む。

第3問以下、同様。

⑩問題本文をざっと読み、おおよその流れを掴む。

⑪問題本文をじっくり読む。(以下、頭に浮かんだことを抜粋して表記)

3段落「C社同様の立地環境にあった他の中小企業ともに~工業団地に移転した。この工業団地には、現在、金属プレス加工、~などの電気・電子部品に関連する中小企業が多く立地している。」の記述に対し、「最終問題で協業するのかな。」

5段落「C社では金型設計と金型製作部門を新設し、~金型の設計から成型加工まで対応できる体制を社内に構築した。」の記述に対し、「強みなので、右余白に二重丸◎をメモする。」

7段落「顧客企業からの1回の発注量が以前より少なく、受注量全体としては以前と同じレベルまでには戻っていない。」の記述に対し、「売上高アップが経営課題だな。しかも顧客企業からの1回の発注量が少ないのだから付加価値を上げないといけないな。経営課題なので、右余白にKKとメモする。」

10段落「生産ロットサイズは長時間を要するプラスチック射出成型機の段取り時間を考慮して決定される。生産効率を上げるために生産ロットサイズは受注量よりも大きく計画され、製品在庫が過大である。」の記述に対し、「ここは正さなければいけないため、右余白に×とメモする。」

⑫解答の順番を決める。「特に取り組み易い問題も無いので設問順にしよう。」

⑬各設問の解答根拠が問題本文のどの段落(どの箇所)に書いてあるか、対応付けする。

第1問 「設問文の“顧客企業の生産工場の海外移転”の記述が、第4段落に書いてあることから、4段落は第1問に使用すると考え、右余白に1とメモする。」
「強みを探す中で“金型の設計・製作から成型加工まで対応できる体制を社内に構築”は強みに該当することから、5段落は第1問に使用すると考え、右余白に1とメモする。」

第2問以下、同様。

このような感じで解答作成までプロセスを書き出します。これが現状の自分レベルのプロセスになります。

現状の自分レベルと合格レベルとの比較

現状の自分レベルのプロセスと比較するのが、合格者レベルのプロセスです。これには、「2019年度版ふぞろいな合格答案(以下、「ふぞろい」)の「80分間のドキュメント」を使用しました。複数の合格者の解答作成プロセスが紹介されています。それを読んで、次のような作業を行いました。

① 自分がやっていないことがあれば必要に応じて取り入れました。
② 設問文や問題本文を読んで、合格者が頭に浮かんだキーワードを確認し、自分も浮かぶようにインプットしました。

ただし、設問文を読んだ段階で浮かぶキーワードは、多年度生の場合、そんなに合格者との違いは無いと私は思います。「ふぞろい」でそのことは確認できると思います。多年度生の場合、知識はきっと十分にあります。改善すべき点はプロセスにあると私は思います。

プロセスで改善した点

自分が昨年、ふぞろいの80分間のドキュメントやタキプロ勉強会等からのアドバイスにより、修正したプロセスは次のとおりです。

問題本文をざっと読むことを止めた。(前年までは問題本文をざっと読むプロセスがあった。)
→ 時間の削減および疲労の削減に効果があった。(2回読むと脳みそが飽きてくる。結局、対応付けで更に問題本文を読むことになるので、必要ないと判断した。)

設問文をじっくり読む段階で、どの分野(強み・弱み、生産管理、生産性向上、将来戦略)の設問なのかメモすることにした。
→ 特に、生産管理と生産性向上の問題の切り分けに迷う時間の削減に効果があった。

設問をじっくり読む段階で、答えるべきことに下線を引くことを徹底した。(前年までは引いたり、引かなかったり。※プロセス全般について、やったりやらなかったりしていたことをやることはやる、やらないことはやらないで徹底した。)
→ 作業を自動化し、考えることに集中できるようになった。

対応付けは、問題本文の第1段落から順番にどの設問に使用するか、考えるようにした。(前年までは設問ごとに問題本文に根拠を探しに行っていた。)
→ 時間の削減に効果があった。

強み(S)、弱み(W)は左余白にメモすることにした。(前年までは、他のメモと同じく右余白にメモしていた。)
→ 他のメモとの重複を防ぎ、見つけやすくした。

問題本文の段落毎に境界線を引き、段落の境目を目立たせた。
→ 問題本文を読む際に集中力が維持し易くなった。

まとめ

私は、昨年初めて、過去問を解いた後も「ふぞろいの80分間のドキュメント」を読み、プロセスの修正を繰り返すという作業を行いました。不合格の年の過去問を解いた後の作業は「ふぞろい」のキーワードが解答に盛り込めていたかどうかにばかり気を取られて、正直プロセスを疎かにしていました。
また、特に、設問毎に各合格者のプロセスを横断して読むと効果が高まったと感じました。
多年度生の場合、正直、これまでの解答プロセスがこびりついてなかなか修正することが難しいかもしれませんが、時間はありますので、「過去問を解く→プロセスを確認する→採点する」といった作業を繰り返し、解答作成プロセスを改善し、固めて行って欲しいと思います。

次回は「ガンジ」さんです、お楽しみに!

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