【二次試験】自分の型をつくる

こんにちは。とうじろう@タキプロ5期です。

 

いよいよGWが近づいてきましたね。

昨年は普段サボっている家族サービスの罪滅ぼしをしようと、地元の北海道に家族で1週間ほど帰省ついでの旅行をしました。

普段の行いはとても良いはずなのですが、なぜか旅行中の全日程で雨が降るというハードモードな展開に。神も仏もこの世にいないのかと、晴れが続いている東京地方を呪い続けていたのを覚えています(泣)。

おかげさまでGW中も毎日勉強時間を十分に確保し、充実した学習をすることができました(負け惜しみ)。

 

今回のブログは二次試験における自分の型について書きたいと思います。
最近、タキプロの勉強会で受験生の方とお話ししていると、二次試験の本試験中の問題への取り組み方について質問されることが多くあります。

 

やり方は人それぞれだと思いますが、私は事例1~3に関しては自分の型を決めていました。型を決めることで、どんな変化球がきても「いつもの型でやれば大丈夫」と自分に言い聞かせて、落ち着いて取り組むことができます。実はこの「落ち着き」ってかなり重要だと思います。浮ついていつもと違うことをやろうと思っても、大抵は途中でパニックになって自分で何をやろうとしているか分からなくなること請け合いです。

 

予備校でも、○○メソッドや△△流、□□のフレームワークってよく聞きますよね?内容はそれぞれですが、型を決めること自体は間違っていないと思います。

 

では、私の型について。
括弧の中は各項目完了時の経過時間目安です。

 

1.試験が開始したら、まず解答用紙に受験番号記入。(10秒)

当然ですが、忘れずに。

 

2.問題冊子を千切ってメモスペースを確保。(15秒)

解答を書く前に、一度私は下書きのような感じで、解答構成要素をメモ書きします。そのためのメモスペースを別紙として作ります。

 

3.与件文を段落ごとに、赤ボールペンで区切る。(30秒)

段落ごとに、作問者が伝えたい内容は異なります。一段落目は企業概要、二段落目は過去の経緯、三段落目は外部環境の状況など。線で区切ることで、ここでは作問者は何を伝えたいのか、を意識しやすくなります。

 

4.与件文一段落目をざっと読む。(1分)

一段落目は企業の業種や売上、従業員数などが書かれていることが多いです。問題文を読む前に、業種と企業規模等は把握しておきます。

 

5.問題文を読む。問題ごとに問われていることをメモ。

何を答えなければいけないかを書きます。聞かれていないことを答えないためにも、問われていることを端的にメモして意識づけします。問題によっては、“○○の視点で”“△△以外で”という制約事項もあるので、合わせてメモ。

 

6.問題文から想定できる解答内容をメモ。(④⑤で全問終わらせて10~15分)

与件文はまだ1段落目しか読んでいませんが、問題によってはある程度解答パターンが想定できるものがあります。例えば事例1で従業員へのモチベーションアップについて問われたら、「インターナルマーケティング」や「Face to Faceのコミュニケーション」など。

 

解答を想定してから与件文を読むことで、与件文に散りばめられているヒントにいち早く反応することができます。もちろん想定した内容が全く関係ない可能性は十分ありますが、それはそれとして、与件からヒントを見つけやすくなるメリットの方が大きいと思います。

 

また何を思いつくかは訓練が必要ですが、予備校の答練や過去問を繰り返し解いていく中で知識を蓄積していくことで、だんだん出来るようになります。一次知識を活用することもできます。

 

7.件文を読む。読みながら事例企業の「強み」「課題」、「(市場や取引先の)ニーズ」「(社長の)経営理念」をチェック。(25分)

上記の4項目は、作問者が出してくれている大きなヒントです。解答要素や軸となる確率が高いです。チェックする時は、該当の文にアンダーラインを引いて、それぞれの頭文字「ツ」「カ」「ニ」「ケ」と書いていました。「経営理念」など全文字書いていたら時間の無駄ですからね。

 

8.各問題の解答を構成。(40分)

各問題の解答内容を検討します。主に⑥でチェックした部分を利用していきます。私は一度解答要素を、おおざっぱにメモに書き出して、解答文全体をデザインしていく方法ととりました。ロジックツリーのような形で書き出すことで、全体として論理の齟齬が出ないように細心の注意を払います。

最後に問題文のチェックした部分や、一段落まるごと解答に使っていない部分がないか確認します。大事な解答要素が抜けている可能性があるので、上記は重点的に注意する必要があります。(もちろんチェックした部分や段落まるごとを最終的に使わないケースもあります)

 

9.解答記入(78分)

⑦で解答構成は決まっているので、あとは単純に文章に肉付けをしながら、採点者に伝わるように解答用紙に埋めていく作業です。時間内に書き終えるように、残り時間を意識しながら記入します。書く内容は決まっているので、消しゴムはほぼ使いません。

 

10.読みにくい文字の修正(80分)

この時点で残り2分ほどしか余っていません。汚くて読めない字を修正するくらいです。仮に見直しをしたとして、誤りを見つけても直す時間はないですよね。誤りを見つけたら絶望するだけで、次の科目に悪影響を残すので、私は見直しはしませんでした。逆に言うと見直さなくても大丈夫なように、⑦の解答構成はしっかり作りこむ必要があると言えます。

 

以上が私の型です。

あくまでも私の型なので、全員に最適な方法ではないと思います。
ただ、型を作ることはメリットが大きいので、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

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