北海道より2次試験受験生へ愛を込めて

 どうも今年2度目の北海道在住のMK by歴史おたく です。今回は、10月に入り2次試験直前ということで、ぼくが2次試験突破に役立った考えた方をお伝えできればと思います。ただ、2次試験は山登りにも例えられるように合格者1人1人にノウハウがあり、あくまで合格者の一つの考えということで参考にして頂ければと思います。

 今回お伝えしたいことは、次の2点です。

(1)2次試験はビジネスと同じで、ベストアンサーがない(かもしれない)じゃあ、どうする?

(2)過去・原因のWHY(なぜ?)と、将来・結果のSO WHAT(それで?)はビジネスだけでなく、2次試験にも使える

それでは、早速(1)から

(1)2次試験はビジネスと同じで、ベストアンサーがない(かもしれない)じゃあ、どうする?

 これは、僕が出会った某受験校の先生もしているコンサルの先生が教えてくれた考え方です。(知っている方もたくさんいるかも・・・笑)

 その要諦は、2次試験は必ずしも「AならB」である方式で答えれる解答ばかりではないということです。これは現実のビジネスにも置き換えられます。例えばある社長・上司に対して、新規ビジネスのアイディアをプレゼンする機会があったとします。あなたは1つの案だけで提案するでしょうか?

 また、正解は一つでしょうか?もしかして、雲を掴むような状況で何もアイディアが浮かばないかもしれません。そのような場合、どうするのが最善でしょうか?

最も要領の良いやり方なのは、複数アイディアを用意するという方法です。

例えばこんな感じになります。

社長「MK君この前、依頼した新規ビジネス案件の件だがどうなった?」

MK「もちろんできてますよ♪」

社長「(本当かこいつ?)では頼むよ」

MK「はい!3つのビジネス案をご用意しました!」

社長「ほう3つも」

MK「まず①は最近若者にも競技人口が増えている囲碁を通して、婚活男女の場を取り持つ囲碁婚活BARです!」

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社長「(険しい顔)へぇ〜」

MK「(汗)じつは本命はこちらで、②絶対にいる自分のゲームの腕を自慢したい男女の為に、格ゲー専用BARです!」

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社長「なるほど」

MK「(さっきよりは食いついたな)社長、真の本命は実はこちらで③昨今の大河ドラマブームを活用し、歴史おたくの男女を取り込む歴史BARです!」

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社長「面白いな!」

MK「(社長もそういえば歴史好きだったな)自分もこれこそが次に来るビジネスチャンスだと思ってました!』

以上の寸劇(笑)からお伝えしたいことは、2次試験では必ずしもこれが答えであると一つに絞れない場合があるということです。かえって絞れる場合の方が危険なことさえあります。

 具体的な試験問題で考えると「社員のモチベーションが低下している理由を答えなさい」問いがあるとします。答えのようなものが与件に明示されてない場合、「評価制度の未整備」、「給与面(衛生環境)の問題」、「単調な業務内容(職務面)」、「ビジョンの欠如(リーダーシップ不在)」等思いつく限りで複数あります。このような場合は答えを一つに絞らず、複数あげることで試験対策上、リスク分散になります。

(2)過去・原因のWHY(なぜ?)と将来・結果のSO WHAT(それで?)はビジネスだけでなく2次試験にも使える

 これは自分が受験生時代に読んでとても役に立った本の一つである「グロービスMBAクリティカル・シンキング」(グロービス経営大学院著)や上の某先生も語っていた内容(飲み会で笑)です。 

 よく会社内で問題が発生した場合は、原因分析に「なぜ、なぜ、なぜ」を3回繰り替えせということを教えられます。トヨタからこの分析手法が始まったとも言われ、原因発見のWHY分析は有名です。※トヨタは5回

 一方で僕が目からウロコだったのは将来に向かうSO WHAT(それで)分析でした。これは、何かを実施した際にその結果を知りたければ、「SO WHAT(それで?)」を繰り返すというものです。

 具体的にはこんな感じです。ちなみに僕は、病院の経営管理部門所属の中小企業診断士ですので(笑)

「病院がドクターヘリを導入したらどうなるの?」

写真 2016-10-02 22 52 56

→「救命率が上昇する」

→(それで?)「病院自体の知名度が上昇する」

→(それで?)「病院のブランド力が向上する」

→(それで?)「優秀な医療者の獲得に繋がる」

→(それで?)「中長期的に健全な経営に貢献する」

 2次試験でも、将来の結果を問うような問題が出題される場合があります。その際に、上記のSO WHAT分析に親しんでいれば解答しやすくなるかもしれません。ちなみにSO WHATは、上記の某先生曰く、よく上司が言う、「一つ上の目線(主任なら課長の目線、課長なら部長の目線)を持つ」ことに他ならないそうです。(あまり組織の中で偉くない僕が言ってすみません涙)これは試験対策上だけでなくビジネス面でも本当に面白い考え方であると思います。僕自身もSO WHAT(それで)分析は習慣的に行うようにしています。

 以上が今回僕が2次試験突破に役立った考え方です。少しでもこれから2次試験を受ける受験生の皆さんのお役に立ち、合格につながれば嬉しく思います。〜北海道より愛を込めて!

※なお、本文で使用したイラスト・写真は全て著作権フリーの素材にな
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