【2次向け】「だから何なの?」を意識して

 

皆さん、こんにちは!

月曜日担当の、はっしー@タキプロです

 

今日から7月。いよいよ来月に迫った1次試験をテーマにするブログが多い中、私からはこの時期、答練で解答力アップを目指している2次受験生向けにヒントをお伝えしたいと思います。受験生の答案を見ていて気付くのは、強み・弱みを問う問題で、事例の中で述べられている事実をそのまま解答にする答案が多いことです

 

H18年事例Ⅱ(テニススクール)で考えてみましょう。この事例は「強み」を答えさせる設問のオンパレード。字数こそ550字と少なめですが、与件文に多数ちりばめられた事例企業(B社)の強みや特徴を整理し、設問要求に的確に答える力を求めています。つまり、まずB社に関する雑多な情報の持つ本質的な意味を抽出した上で(=「強み」として抽象化)、たくさん出てくる「強み」の中から、どの「強み」をどの設問に当てはめるのが適切かを考える必要があり、一見とっつきやすそうに見えますが、結構難度の高い問題です

 

市場が成熟し新規会員が伸び悩む中で、既存の経営資源を活用して新規事業(学習塾)開始を目指すのがB社の方向性。そしてその第1問が、大手テニススクールに対する差別化のポイントは何かを問う問題です。

 

次の2つの答案を比べ、どちらが題意に沿っているか考えてみて下さい

 

【答案1】

・すべての事業所が3面の屋内コートで運営されている点

・1クラスの定員数を最大限12名までに抑えている点

・全国レベルの大会等で優秀な成績を収めるインストラクターが多い点

 

【答案2】

・全ての事業所が屋内コートで運営され、設備が充実している点

・1クラスを12名以下に抑え、少人数で丁寧な指導を行っている点

・優秀なインストラクターを揃え、レベルの高い指導を行っている点

 

解答の根拠として指摘している箇所は同じですが、 答案2に比べて答案1は事実の記述にとどまっており、それがもたらす差別化のポイントに踏み込んでいません。つまり「だから何なの?(so what?)」の観点が不足している 事例Ⅲでも強みを問う問題がよく出ますが、解答として「一貫生産体制」とか「最終顧客との直接取引」でとどめるのでなく、もう一歩踏み込んで与件文に記載されている因果関係から、それらが何をもたらしているのか、例えば「一貫生産体制による高い短納期対応力」とか、「直接取引による高い利益率(or顧客からの商品ニーズの吸上げやすさ)」などと書く意識を持ってください。解答のレベルが確実にアップすると思います

 

かつて私も答案1のような解答を書いていて、勉強会の先輩に「だから何なの?」を意識するように指摘された経験があります。で、参考にするように勧められたのが、H18年合格者のこの再現答案。http://www.aas-clover.com/school/taiken/18/aas_h18akaike.pdf

本人のコメントが丁寧に記載されていて、合格者がどのような考え方で解答作成に臨んでいるかが良く分かります。

皆さんも参考にしてみて下さい。

 

最後に勉強会のお知らせです。


タキプロ勉強会のお知らせ

【今後の予定(東京)】

・7/7(日) 9時半~12時 京橋区民館 題材:H21事例3&1次対策(運営&法務)

・7/11(木) 19時~21時半 八丁堀区民館 題材:H21事例4&1次対策(財務)

・7/25(木) 19時~21時半 新富区民館 1次試験対策(相談会)

・7/28(日) 9時半~12時 八丁堀区民館 1次試験対策(相談会)

*2次試験対策では、すべての設問を議論の対象とすることは時間の都合上できません。なるべく受験生の希望を反映するため、参加申し込み時にディスカッションをしたい問題をご記載いただければと思います。
また、題材の事例について事前に解答を作成し、5部程度コピーをお持ちください。
*1次試験対策を希望される方は、参加申し込み時に対策をしたい科目と、どのようなことをしたいかを簡単にご記載ください。

お申込みはこちらから

勝手ながら各回とも開催日前日の0時に申込みを締め切らせていただきます。
〆切後に参加を希望される方はメールにてお問い合わせください。
お問い合わせ先:takipro2010(あっと)gmail.com

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