事例Ⅰに苦手意識のある人へ

皆さん、こんにちは!

月曜日担当の、はっしー@タキプロです

 

6/15の「2次多年度生向けセミナー」に参加された受験生と色々お話しましたが、改めて感じたのは、事例Ⅰに自信が持てないと悩んでいる方が多いんだなということです。いわく、つかみどころがない、事例Ⅱ・Ⅲに比べて与件文に手がかりとなる情報の量が少ない、切り口が良く分からない・・・

私も決して事例Ⅰが得意ではありません 特に企業の成長や売上拡大のための施策を問うタイプの問題が苦手。どうしてもマーケティングやプロモーションの発想に傾きがちな癖がありました。事例Ⅰらしく解くにはどうしたら良いのか? 合格者に聞いたり受験サイトの記事を読んだりしながら、最終的にはこういう形で腹に落としました。

 

どの事例にも共通しているのは、環境変化に対応して(つまり機会の捕捉、脅威の回避を通じて)経営目標を実現するため、現在の姿からあるべき姿に向かおうとしている事例企業があること。そのために支障となる問題点や克服すべき課題に対し、組織・人事の観点から解決策を提示するのが事例Ⅰ。

 

ごく当然の結論に見えるかもしれませんがポイントは組織・人事に関する一次知識に基づいた切り口のフレームワークをきちんと持つこと。そうした具体的な武器を持つことで、与件のどの部分に問題があり、それをどう解決すべきか落ち着いて考えられるようになりました

組織(=組織のソフト面、ハード面が適切かをチェック)

1.組織文化面は?(社長のリーダーシップ発揮度合も含む)

2.組織構造面は?

人事(=人的資源が活用されているかをチェック)

1.能力開発面は?(教育・研修体制)

2.モチベーション向上面は?(人材配置、評価、報酬、権限委譲、CDP、コミュニケーション、非正規社員の活用等)

こういうシンプルなフレームワークを意識しながら与件文を読んでいくと、不思議なもので関係する箇所が向こうから目に飛び込んできます。

 

H24年事例Ⅰの与件文で実際にやってみましょう。

国内では、現場でのプロセス改善、製品の異常を発見する意識や即座に対応する能力を、継続的に育成・確保していく組織文化・体制があるのがA社。

そこで、海外工場でも国内と同様の品質保証体制を確保するために、工場長として係長クラスの人材を派遣するわけですが、役員が現地に毎月行って本社の意向や考え方を伝えたり、現地の技術者を日本で教育しているのが実情。A社社長としては、現地が早く独り立ちするよう、工場長にしっかりやってほしいですよね。だから、係長クラスの人材に期待する役割は本社と現地の連結ピンとかリーダーシップ。向上させたい能力は現地人材の育成能力で、これを将来、国内の非正規社員教育にも生かしたい。(第4問)

またA社では、部門間や従業員の情報共有を促したり、社長自ら率先して日々、意識改革やシステム改善に取り組んでいます。社長としては成果主義賃金制度の導入で、折角そういう努力で作り上げた組織文化を損ないたくないでしょう。だから制度の設計面では、情報共有や意識改革・システム改善への取り組みも十分評価し、導入面では社長からそうした意図をきちんと社員に伝え、評価制度の透明性・納得性・公平性を高める。(第5問)

 

フレームワークを当てはめることで、第4問と第5問の解答の方向性が見えてきませんか?

 

苦手意識を持ってしまうと、与件文と戦う前に気合負けしてしまいます。これは絶対避けたい 一次知識を活用して事例Ⅰ向けのフレームワークという武器を準備し、逆に「上から目線」で与件文をどう料理してやろうか、くらいの意識で臨みましょう

 

最後に勉強会のお知らせです。

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タキプロ勉強会のお知らせ

【今後の予定(東京)】

・7/7(日) 9時半~12時 京橋区民館 題材:H21事例3&1次対策(運営&法務)

・7/11(木) 19時~21時半 八丁堀区民館 題材:H21事例4&1次対策(財務)

・7/25(木) 19時~21時半 新富区民館 1次試験対策(相談会)

・7/28(日) 9時半~12時 八丁堀区民館 1次試験対策(相談会)

*2次試験対策では、すべての設問を議論の対象とすることは時間の都合上できません。なるべく受験生の希望を反映するため、参加申し込み時にディスカッションをしたい問題をご記載いただければと思います。
また、題材の事例について事前に解答を作成し、5部程度コピーをお持ちください。
*1次試験対策を希望される方は、参加申し込み時に対策をしたい科目と、どのようなことをしたいかを簡単にご記載ください。

お申込みはこちらから

勝手ながら各回とも開催日前日の0時に申込みを締め切らせていただきます。
〆切後に参加を希望される方はメールにてお問い合わせください。
お問い合わせ先:takipro2010(あっと)gmail.com

 

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