診断士: 2次試験 事例Ⅱについて

おはようございます。
炎の男@タキプロです。
8月の終わりが近づき、秋の訪れと涼しい日々が待ち遠しいこのごろです。
さて、本日は事例Ⅱについてです。
事例Ⅱの特徴といえば何でしょうか。
それはずばり、
解答の根拠となりそうなものが文章中に多い
ということです。
本文中に具体的なB社に関する記述が多いために、
それぞれが回答の根拠となりそうに見えてきます。
しかし、それら全てを考慮すると回答としてまとまらず、
ある程度の絞り込みが必要となります。
その絞り込みの大変さが事例Ⅱの大変さとなっていると思います。
ではその絞り込みを行う際に必要な能力はどのようなものでしょうか。
私が考える一番大切な能力としては、
抽象化能力であると考えます。
解答の根拠が多いが、それら全てをそのまま盛り込むことはできない。
しかし、なるべくそれら全てのエッセンスを解答には記載したい。
これを行う際に必要なことが抽象化能力です。
多くの回答の根拠に2から3の共通点を見つけ、その共通点を解答として書き込みます。
そうすることで、すべての回答の根拠に関することを指定文字数内にて書くことが可能となります。
逆にこうしないと指定文字数内にかける内容が限られてしまい、
解答としては非常に弱いものとなり点数に結びつきません。
事例Ⅱはヒントが本文中に多く、どうしても近視的な目線で本文を読みがちとなってしまいますが、
そんな問題だからこそ遠くから眺めてみることで文章の全体像をつかめ
まとまりのある回答を書くことが可能となります。
みなさんも事例Ⅱで迷子になってしまったら、一度文章を突き放して見てみると
新たな発見があると思いますよ!!

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