ワッキーの2次対策~事例Ⅳも空欄は作るな、ポイントは第1問~

皆さんこんにちは、タキプロ10期のワッキーです。
2次試験まで1カ月を切りました。ゴール目前ですね。
毎日遅くまで勉強する日々を続けていると思います。
直前期は、体調管理が最も重要です。この時期に体調不良で数日失うのは非常に痛いです。
今日は、事例Ⅳについて書いてみたいと思います。
正直言って事例Ⅳが苦手な方は、今から実力を伸ばそうと思っても結構厳しい、というのが実情です。では、諦めるしかないのか?そんなことはないです。皆さんは苦手と言っても1次試験で財務・会計の科目を少なくとも40点、多くの方は60点取ることができました。
だからそれらを駆使すれば、何とか乗り切れます。

1.第1問は確実に取ろう

第1問は、経営分析の問題が出ます。切り口としては、収益性、安全性、効率性の3つの切り口で答える、ということは既に皆さんご存知と思います。
この第1問は確実に取るようにしましょう。まず経営指標ですが、3つ答える場合には、上記の3つの切り口からそれぞれ回答しましょう。最近は、財務諸表を作成してから、その財務諸表で計算させる問題も増えているので、この辺りは、計算ミスをしないようにじっくり腰を据えて点を取りに行きましょう。
さて、問題点を見つける時、財務諸表を計算しただけでは、どの指標を選択すれば良いのか分からない場合があります。例えば収益性で、売上高総利益率、売上高営業利益率、売上高経常利益率の数値がどれも悪い場合、与件文から根拠を拾ってくる必要があります。例えば、原価高騰が原因であれば総利益率、管理費が原因であれば営業利益率を挙げる、ということになります。その際の注意点ですが、あまりマニアックな指標を選択するのはやめた方がいいでしょう。収益性の場合、上記の3つから選べばほぼ間違いありません。安全性については、流動比率、当座比率、固定費用、固定長期適合率、自己資本比率から選べばよいでしょう。効率性については、固定資産回転率、有形固定資産回転率、商品(棚卸資産)回転率、売上債権回転率から選べばよいでしょう。これらで概ね網羅しています。

2.第2問の計算問題等は、間違えても気にしない

第2問以降は、訳の分からない問題が良く出ます。昨年も出ました。第2問なんか、正直言ってさっぱり分かりませんでした。しかし、ここで空欄を作ってはいけません。計算過程を(b)欄に書け、とありましたが、私はそこで計算過程ではなく、企業価値についての考え方をつらつらと書きました。こうやってこうすれば出るはず、のようなことを書いたのです。(a)欄には、計算の結果を記載するところですが、当然分からないので、ありそうな数値をでっちあげて書きました。第3問もいろいろと書きましたが、模範解答を見ると全滅でした。しかし、(b)欄には、考え方を丁寧に書きました。
結果は72点。噓でしょ・・・。でもこれ私の実体験です。
空欄は作らず、自分の持っている知識を総動員して難問に挑みましょう。
但し、注意事項があります。第1問はもちろん、他のできる問題をやった後、最後に難問に挑みましょう。でないと解ける問題を解く時間がなくなってしまいますよ。

3.最後に当日の休み時間の過ごし方

一次直前にも書きましたが、当日の休み時間の過ごし方を簡単に記載します。
事例を解くと疲れます。だから、休み時間は休むことに徹しましょう。2次試験は暗記問題等ほとんど無いはずです。直前に頭に詰め込むより、しっかり休んで実力を発揮した方が合格の確率は上がるのではないでしょうか?
休む方法

1. 頭を休める:瞑想する、糖分補給、エネルギー補給、酸素補給
→個別包装の「ブドウ糖」がお勧めです。
エネルギー補給はリポビタンD等の栄養ドリンクで
私はスポーツ用酸素缶も用いました。

2. 目を休める:疲れ目用目薬、アイスノン(目を冷やす)、瞑想する

3. 体をほぐす:廊下で体操する

4. リラックス:トイレに行く

もちろん全てやる必要はありませんが、コンディションを整えて次の事例に集中することをお勧めします。

後1カ月弱、出来ることはまだまだあります。
ラストスパート、頑張ってください。

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