【口述試験】失敗があっても合格できる -私のやらかし体験談と、本当に気をつけるべきポイント- by MaCs

タキプロ16期の MaCs と申します。
1月14日、口述試験の資格者の発表が行われました。
見事、資格を得られた方はおめでとうございます!合格まであと一歩です!
それとともに、多くの方が不安も感じているのではないでしょうか。
口頭で説明できる自信がない。
少しでも変なことを言ったら、不合格になるのではないか。
私自身も、試験前は同じ気持ちでした。
そして当日は普通にやらかしています。
それでも結果は、合格でした。
この記事では、
私自身のやらかし体験を通して、
「どこまでなら問題なく、何が本当にNGなのか」
をお伝えします。
試験前の今、少しでも不安が軽くなれば幸いです。
■口述試験は「完璧さ」を求める試験ではない
まず知っておいてほしい事実があります。
中小企業診断士二次試験の口述試験の合格率は、例年99%以上です。
この数字が示している通り、口述試験は知識量や話のうまさを競う試験ではありません。
口述試験で確認されているのは、診断士として必要なコミュニケーション能力、つまり
①与件文を理解しているか(相手のことをわかっているか)
②質問の意図を把握できているか(相手の話を聞いているか)
これらが最低限満たされているかどうかです。
緊張して言葉に詰まることや、言い回しが拙くなることは想定内です。
試験官も、分かったうえで質問しています。
この前提を知らないと、口述試験を「一言のミスも許されない試験」と誤解して、必要以上に不安が大きくなってしまいます。
■私が口述試験当日にやらかしたこと
ここでは私が当日やらかした失敗を3つご紹介します。
逆に言うとこれらをしてしまっても合格はできるということですので安心材料としてお読みください。
やらかしたこと①入室前に案内された荷物の置き場所を忘れる
最初のやらかしは、試験内容ですらありません。
入室前に「荷物は○○に置いてください」
と案内されたのですが、緊張のあまり、
数分後にはどこに置けばよいのかを完全に忘れてしまいました。
そして部屋に入った時に、
「あれ、荷物ってどこに置くんだっけ?」
と一瞬戸惑い、結局試験官に確認してしまいました。
このときは、「こんな落ち着きのない態度で評価に影響しないだろうか」と不安になりました。
ただ、冷静に考えれば、口述試験は所作の完璧さを見る試験ではありません。
社会人として最低限の受け答えができていれば、こうした小さな出来事が合否に影響することはありません。
やらかしたこと②質問に対して、見当違いの回答をしてしまう
二つ目は、試験中のやらかしです。
質問を聞いた瞬間、「これはこの論点だな」と早合点し、そのまま話し始めてしまいました。
すると途中で、試験官から「○○という質問ですよ」とフォローされました。
この瞬間、
今の回答は完全にズレていたのではないか。
これはもうダメなのではないか。
頭の中は真っ白です。
ただ、ここが口述試験に挑むにあたって意識していただきたいポイントなのですが、
試験官は、ズレた解答をした瞬間に不合格にするために座っているわけではありません。
設問意図を理解しているか、軌道修正できるかを見ています。
私はフォローを受けて、
「失礼しました。○○という質問ですね」
と一度区切り、与件文に立ち返って説明し直しました。
結果として、このやらかしが原因で不合格になることはありませんでした。
やらかしたこと③想定よりかなり早く質問が終わった
三つ目は、正確にはやらかしではないですが、不安になる要素としてご紹介します。
口述試験は10分程度と聞いていましたが、実際には8分もかからずに終了しました。
同じ時間に受けた周りの方はまだ終わっていません。
終わった瞬間、
「え、もう終わり?」「答えが浅かったのでは」
と不安になりました。
しかし、質問の回答が基準を満たしているのであれば、深掘りされずに早く終わることも珍しくありません。
試験時間が短いこと自体が、評価の低さを意味するわけではありません。
■それでも合格できた理由
三つのやらかしに共通しているのは、
完璧ではないが、致命的ではない
という点です。
私自身が最低限守れていたのは、次のことでした。
・与件文を根拠に話していた
・設問の方向性から大きく外れていなかった
・ズレたときは素直に修正した
特に意識していたのが、与件文を根拠に話すことです。
そのために、口述試験前には、
与件文と自分の回答を必ず見直し、
「どの設問を、どの与件を根拠に答えたのか」
を整理していました。
細かい表現を暗記する必要はありません。
与件文と答案の対応関係が頭に入っていれば、
多少言葉に詰まっても、与件文に立ち返って説明することができます。
口述試験で見られているのは、暗記力でも話術でもありません。
質問に対して、回答の筋が通っているかどうかです。
参考:これだけは避けたい口述試験の本当のNG行動
ここまで読むと、「では何をしても大丈夫なのか」と感じるかもしれません。
実際には、口述試験にもNG行動は存在します。
一つ目は、質問に対して黙り込んでしまうことです。
完璧な答えでなくて構いません。
考えている途中でも、言葉にしようとする姿勢が大切です。
二つ目は、試験官のフォローを受けても、見当違いの話を続けることです。
フォローが入ること自体は問題ありません。
それを無視してしまうことが、評価を下げる要因になります。
逆に言えば、
黙らない
相手の話を聞いて回答する
この2点ができていれば、多少のやらかしは問題になりません。
■おわりに:失敗があっても合格できる
口述試験は、合格率が99.5%以上であることからも分かる通り、最低限の確認ができれば通る試験です。
多少の言い間違い、質問の捉え違い、想定より短い試験時間
こうしたことがあっても、
与件文に立ち返り、設問意図を意識し、ズレたら素直に修正する
この姿勢があれば、合否に直結することはありません。
一方で、本当に取り返しがつかないNGが一つだけあります。
それが、当日欠席することです。
体調不良やトラブルで口述試験を受けられなければ、
それまでどれだけ努力してきても、合格はありません。
だからこそ、試験直前の1週間は、
新しいことを詰め込むよりも、
体調管理を最優先にしてください。
失敗しても合格できる試験ですが、
受けなければ合格できない試験でもあります。
落ち着いて、体調を整えて、当日は会場に行くだけで十分です。
そうすれば合格はあなたのものです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回は、けい さんの登場です。
お楽しみに!
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