口述試験に向けた準備は模擬演習でしくじれ by けい

こんにちは。タキプロ16期の けい と申します。
今回は、これから口述試験を迎える皆さんに向けて、私自身が「一番やってよかった」と感じた口述試験対策について書いていきます。

■はじめに

二次試験に合格した直後は、喜びと同時に
「口述試験って、何をすればいいの?」
「落ちることはほぼないと聞くけど、本当に大丈夫?」
と、不安になる方も多いと思います。

私自身も同じでした。

今回は、私が12日間の準備期間で最も効果を感じた
「あえて模擬演習で失敗しておくことの重要性」についてお伝えします。

これまでの私の記事を読まれたい場合は、 こちら より、ご参照ください。

■開始時期と結果

私が口述試験対策を始めたのは、
二次試験の合格発表があった 令和7年1月15日(水) からです。

そこから 1月26日(日)の本番までの12日間、
情報収集と最低限の準備を行いました。

結果としては、

・質問の意図を外すことなく
・準備していた型に沿って回答し
・特に深掘りや指摘もなく終了

というレベル感です。


すでに筆記試験に合格している皆さんであれば、
落ち着いて準備すれば十分対応可能だと感じています

■12日間でやったこととポイント3選

試験当日まで時間が限られていたため、私は以下の3点に絞って対策しました。

  1. 模擬面談セミナーの情報収集と申し込み
  2. 模擬面談セミナーへの参加と想定問答集の入手
  3. 個人での発声・回答練習

情報収集の結果、
・一発合格道場のZoom模擬面談
・タキプロの会場模擬面談

この2つを選択しました。
以下、口述試験対策に当たり、おすすめのポイント3選をお伝えします。


①可能な限り、会場での模擬面談に参加する

私の場合、Zoom模擬面談を受けた2日後に、会場模擬面談へ参加しました。

結果から言うと、
Zoom模擬面談ではそこそこできたが、会場模擬面談ではボロボロでした。

理由は明確で、

・手元に何も見られるものがない(PC画面を見ているだけでも安心できた)
・模擬面接官2名の視線を正面から受け続ける
・緊張で質問が頭に入ってこない

という、本番そのままの環境に完全に飲まれたからです。


正直に言うと、会場模擬面談では
「ほぼ何も話せずに時間が終わった」
という感覚でした。

Zoomではそれなりに話せていた分、
このギャップはかなり衝撃的でした。


ただ、この強烈な失敗体験があったからこそ、

・自分が詰まるポイント
・質問を受けた瞬間の頭の真っ白さ
・他の受験生の返し方の上手さ

を体験し、気づくことができました。

その場で他の受験生の言い回しを必死にメモし、
帰りの電車で見直し、家に帰って声に出して練習
する。
この一連の流れで、与件と回答の型が一気に定着しました。

タイトルにも書きましたが、
模擬演習で一度しくじっておくことは、
本番の安心感に直結すると強く感じています
。


②想定問答集は「お守り」、使い方が大事

模擬面談セミナーに参加すると、想定問答集をもらえることが多いと思います。

これは精神的なお守りにはなりますが、
想定問答集を持っているだけでは本番でうまく話せない
と思っています。うまく話すためには、

・実際に声に出す
・型に沿って話す練習をする
・対面の緊張感を経験する

の3つが必要ではないかと感じました。

なお、前日のMaCsさんの記事でもあった通り、
口述試験は「黙らなければ」ほぼ通りますので、
「うまく」話すことは必須ではないです。
それでも不安は方(私のように)は、上記の対策を進めることをお勧めします。


③模擬面接セミナーで迷ったときの判断基準

複数の模擬面接セミナーで迷った場合、
私は 「合格後も、その支援団体に関わりたいか」 を基準に選びました。

具体的には、

・雰囲気を知りたかった一発合格道場
・合格後に入会を考えていたタキプロ

結果として、タキプロに入会し、
今でもメンバーとの情報交換やつながりが続いています。

口述試験対策は短期ですが、
合格後を見据えた選択も一つの考え方だと思います。

(参考)私が使っていた回答テンプレート

セミナーや情報収集を通じて、私は以下の流れで回答する型を作っていました。
あくまで参考として、お読みいただければと思います。

  1. オウム返し
    質問を受けたら、まずは質問を要約しながら言い直す
    → 質問を言い直すだけです。回答を考える時間稼ぎと、精神安定をさせていました。
  2. 質問の認識
    「〇〇については、△△のことだと捉えました」と認識を示す
    →質問の認識がずれていないか確認するため、質問に対する自分の認識を述べます。ここでずれていれば、試験官から指摘が入るかもしれませんが、回答方針の軌道修正が出来ます。
  3. 一般論
    診断士としての一般的な考え方・方向性を述べる
    →一次試験、二次試験で勉強した一般的な知識を話し、少しでも時間を稼ぎます。
  4. 事例企業への具体的助言
    ABCD社の与件に即した形で助言する
    →最後に、与件に沿った助言を行うことで、単なる時間稼ぎではなく、質問意図を組み、診断士としての基本知識を含めた助言が完成します。

この流れで話すと、
1問あたりおおよそ1〜2分程度になります。
本番では2事例から各2問出され、追加質問はありませんでした。

ちなみに、タキプロセミナーでは事例ⅠとⅡを中心に練習を積んだのですが、本番は事例ⅢとⅣが出てきて、少し焦りました。
それでも、型があったおかげで落ち着いて対応できたと感じています。

■おわりに

私の12日間の口述試験対策は、
模擬面談での「しくじり」から始まりました。

ですが、その失敗があったからこそ、
本番は落ち着いて臨むことができました。

口述試験は、不安になりやすい試験ですが、

・個人での発声練習
・可能であれば模擬面談への参加

この2点を押さえれば、十分乗り越えられると思います。

本記事が、これから口述試験を迎える皆さんの
少しでも安心材料になれば幸いです。

次回は、ケンジさんの登場です。

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