【実体験で語る】診断士2次試験で使った&使わなかった勉強道具 by みずっち

タキプロ16期の   みずっち と申します。  

1次試験を受験した皆さん!大変お疲れさまでした!大きな山場をひとつ越え、ホッとしているところではないでしょうか。

やっと1次が終わった! ここまで長かったなぁ…

しかし!診断士試験はこれからが 本当の地獄 本番です。そうです。2次試験です。

もう2次の話!? 1次が終わったばかりなのに…?

そんな声も聞こえてきそうですので、今回は息抜きとして、私が2次試験で使った勉強道具と、あえて使わなかった勉強道具をご紹介します。

気分転換に、ごゆるりとお楽しみください。

■使った勉強道具

①シャープペンシル

基本的に、2次試験は時間に追われ続ける試験です。芯を出すためのノックすら煩わしいと思う瞬間があります。

また、「芯を出しすぎて折れる問題」もあります。試験終了まであと30秒、1文字でも多く書きたい。そんな時に限って、「ポキッ」と無常にも折れるものです。

そんな私が選んだシャープペンシルはこれです。


ぺんてる オレンズネロ(0.3mm)


このペンには、「自動芯出し機構」が搭載されており、使いはじめに1回ノックするだけで、芯がなくなるまで書き続けられます。

また、芯が折れないように工夫されているため、0.3mmの芯でも折れたことがありませんでした。さらに、持ち手の部分に重心があるため、私はとても書きやすいと感じました。


少々値は張ります(2,000~3,000円程度)が、私の勉強道具の中で間違いなくMVPの「相棒」です。

快適な「芯出し不要なペン」で2次試験を攻略!


②蛍光ペン

2次試験では与件文を読み解く際、重要なポイント(SWOTや登場人物、社長の想いなど)に蛍光ペンでマーキングする方が多く、私もその中の一人でした。

通常の蛍光ペンであれば当然消すことができないため、間違いは許されません。線を引くのにも緊張します。

そんな方におすすめなのが、
PILOT フリクションライト です。

このペンを使う最大のメリットは、「『間違っても消せる』という精神的余裕が生まれる」ことにあると思います。

過去問などに取り組む際、与件文を一通り読み、蛍光ペンでチェックした後に「やっぱりここは違う色かな」と思うことは多々あります。そんな時に色をリセットできるのは大きな安心材料です。

便利なフリクションですが、2つ注意点があります。

まず、「インクの消費がべらぼうに早い」ため、試験会場には必ず予備も持っていくべきという点です。

そして、「引いた線の色は高温環境で消える」という特性があるため、真夏の勉強道具の保管場所には注意する必要もあります。


③消しゴム

2次試験(や過去問)の解答中、こんな状況になったことはありませんか?

ここの単語(計算式)だけ直したいなあ…(ケシゴムゴシゴシ)

…あっ、周りの文字まで消えちゃった!(イラッ)

「あるある!」と共感してくれる方も多いのではないでしょうか。私はこのストレスを解消するために、ピンポイントで消せるノック式消しゴムを使いました。

トンボ MONO ZERO(2.5×5mm)

細かい部分を消せるノック式消しゴムは、いざという時「いぶし銀」な活躍を見せてくれる文房具です。


④ノート

・方眼紙ノート

過去の記事でご紹介した「100字トレーニング」をするためのノートです。本番の解答用紙と同じ7mmの方眼がおすすめです。


・事例Ⅳ用ノート

こちらも過去の記事でご紹介した、事例Ⅳ用の勉強兼復習ノートです。こちらはお好きなノートでOKでしょう。


⑤電卓

2次試験では電卓が使えます。可能であれば、100円ショップで買えるような電卓ではなく、ちょっとお高めの電卓にしてみましょう。実務補習や診断の現場でも使えますしね!

ちなみに、私は を使いました。

カシオ DF-120GT

(リンク先の公式サイトではかなり価格が高いですが、実売価格はもっと安いです)

また、次の機能が搭載されている電卓を選ぶとよいでしょう。特に、メモリー機能と√(ルート)ボタンは必須レベルです。

メモリー:入力した数値を一時的に保存できる機能です。(カシオの電卓ではM+、M-、MR等のボタン)

√(ルート)ボタン:標準偏差を求める問題などで使用します。

GT(グランドトータル):複数の計算結果を合計できる機能です。

ロールオーバー:先に押したキーから指が離れる前に、次のキーを押した際にも入力を受け付ける機能です。打鍵が早い方におすすめします。

画面のチルト機能:光の反射で画面が見えづらい時に角度を変えられます。

■使わなかった勉強道具

ここからは、私が2次試験の勉強で使わなかった道具を紹介します。

誤解のないようにお伝えすると、これらの使用を否定する意図はまったくありません。上手に活用している方も多く、大きな武器になるものばかりです。

ですので、「こういう考え方もあるんだな」と気軽に読んでいただけたら幸いです。

①イヤホン、耳栓

勉強の際にイヤホンや耳栓をされている方は多いかと思います。雑音をシャットアウトして集中する環境をつくるというメリットはありますが、2次試験当日は、残念ながらイヤホンの使用はできません。また、耳栓の使用も認められていません。

私は、本番の環境(筆記音や他人の音などのノイズが聞こえる状況)を想定して、普段からイヤホンや耳栓は使わずに勉強をしていました(本当は耳栓を使いたかったのですがガマン…)。

もちろん、勉強法や集中の仕方には相性もありますので、「使ったほうが効率がいい!」という方は、イヤホンや耳栓をどんどん活用しましょう。


②タブレット

タブレットは携帯性に優れ、ページの追加、拡大、縮小など自由自在にできる等、デジタルならではの強みがあります。そして何よりカッコイイ。

しかし、ご存じのとおり、2次試験は紙の解答用紙に記述します。そのため私はタブレットを使わず、本番を想定して過去問などはプリントアウトしていました(印刷コストはかかりましたが…)。


記憶力の面でも紙に軍配があがるようです。ある研究によると、電子機器と紙の手帳にそれぞれメモをとり、記憶の定着力を比較した結果、紙のほうがよりよい成績を出したとのこと。また、私自身の経験としても、「ノートのこの辺に書いたな」と位置で記憶がよみがえることも多くありました。

とはいえ、デジタルと紙、どちらが合うかは人それぞれ。自分に合ったやり方を見つけていくことが最も重要だと思います。

■おわりに

今回の記事では、私が2次試験で使用した&使用しなかった勉強道具を紹介しました。勉強道具は、使い方も効果も人それぞれです。「自分にとっての相棒」を見つけることで、2次試験対策はもっと快適になります。

この記事が、あなたの勉強スタイルの確立を少しでも後押しできればうれしいです。道具も仲間にして、一緒に本番まで駆け抜けましょう!

「相棒」と一緒に2次試験を攻略!


次回は、ヤミー さんの登場です。 

お楽しみに! 

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