【合格体験記】アウトプット主体の勉強法byえのっきー

読者の皆様、いつもブログを読んでくださりありがとうございます。
タキプロ16期のえのっきーです。タキプロで初めての投稿となります。
少しでも皆様の参考になればうれしいです。
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■自己紹介
簡単にプロフィールを紹介いたします。
・名前:えのっきー
・年代/性別:40代/男
・職種:商社(海外在住)
・受験歴:1次/1回、2次/1回
・勉強時間:1次/450時間 2次/150時間
・勉強方法:1次/スタディング 2次/スタディング、一発合格まとめシート2次対策
・得意科目:1次/運営管理、経済学、企業経営理論 2次/事例Ⅳ
・受験時保有資格:基本情報技術者(約20年前取得)、簿記2級(約15年前取得)
商社での業務で、企業経営理論・運営管理の分野はある程度知識があり、経営情報システム・財務・会計は10年以上前の若干の知識があった上での受験となります。
■はじめに
妻と子供2人と海外で暮らしており、書籍の購入が難しい環境でした。それに、土日のどちらかを朝から夕方まで子供と遊ぶ日にすると家族と決めていました。また、仕事では月に2~3回ほど現地を訪問するお客様の対応があり、滞在期間中は接待で深夜2~3時に帰宅することも頻繁にありました。このような制限のある状況の中で勉強を行った方法をご紹介します。少しでも皆様の参考になれば幸いです。
■受験のきっかけ
もともと心配性で現状に満足できない性格のため、何かにチャレンジしたい気持ちをずっと抱えていました。しかし、現在の仕事を続けたい思いも強かったため、資格取得を考えるようになり、Web検索を行いました。その結果、「スタディングの中小企業診断士講座」が目に留まりました。中小企業診断士は人気があり、資格取得に職務従事の必要がなく、現在の仕事にも活かせそうだと思いました。さらに、海外から受講可能で、キャンペーン割引が適用されていたため、直感的にスタディングに申し込みました。
■勉強スケジュール
平日は帰宅後に2~3時間ほど、土日はいずれかの1日で朝2時間、夜3時間、合計5時間を確保して勉強を進める予定でした。また、子供と遊ぶ日は平日同様に夜3時間勉強する計画で、合計で月100時間、年間1000時間以上の勉強を目指していました。しかし、実際にはお客様との接待やアルコールの誘惑に負けることもあり、勉強できなかった日のことは考えずに計画通りに自分のペースで勉強していたため、計画の約半分程度の時間しか勉強していませんでした。
■1次試験の勉強法
スタディングのカリキュラムに沿って、「企業経営理論」→「財務・会計」→「運営管理」→「経営情報システム」→「経済学」→「経営法務」→「中小企業経営・政策」の順で学習を進めました。当初は講義動画を視聴していましたが、内容が合わず、1日1分野のPDFテキストを一読し、問題や過去問を解く形式に変更しました。例えば「企業経営理論」では、1日で事業戦略分野のテキストを読み、その分野の問題と過去問を解くという流れでした。1週目の平均正答率は約4割程度でしたが、2週目からは問題や過去問を解答し、解説を読み、わからない部分をテキストやWebで調べる方法を取り入れました。全体で3~4周ほど問題を解き試験直前では問題を覚えていることもあり9割程度の正答率でした。
特に「経済学」は初学者だったため全く理解できませんでした。そのため、YouTubeの経済学動画を視聴しながら勉強を進めました。1週目で科目の全体像を掴むことで、2週目以降は問題の理解が進みました。暗記が苦手な私は、ひたすら問題を解くことで暗記を進めました。1次試験の結果は、全ての科目で50点台後半以上あり平均で70点ほど得点できました。
■2次試験の勉強法
1次試験のためにお盆休みを長く取っていましたが、試験後に気が緩み、お盆が終わるまで2次試験の勉強を全く行いませんでした。海外へ戻ってから2次筆記試験の過去問を初めて見た際、その難易度の高さに呆然としました。皆さんは、1次試験の前に2次試験の過去問に触れ難易度の確認をしておくと1次試験の合格発表後に慌てないですむと思います。
自身の回答が正しいのか、何点なのかもわからない状況でした。そのため、スタディングの解答だけでなく、野網先生の「一発合格まとめシート」の2次対策PDFを購入し、双方の解答を比較しました。解答が全く異なることに気付きましたが、理論の組み立てがしっかりしていれば問題ないと考え、論理の構築と時間内に回答を完成させることに注力しました。事例1~3は過去問を5年分、事例4は10年分解きました。 過去問を解く中で、令和5年の事例4の問題がそれ以前の過去問に比べ難易度は下がったものの、問題数が増えていると感じました。そのため、令和6年の試験でも同様の傾向があると仮定し、問題を迅速に解くために電卓使用法の練習を重ねました。2次記述試験では論理的思考力が求められ、特に事例4では公式の暗記だけでなく、公式の成り立ちを理解することで、応用力を向上させることが重要だと感じました。
2次記述試験は、今でも採点方法がわかっておりません。そのため、時間内に回答を作成し空欄を作らないことが重要だと思います。
■試験当日
1次試験の際は、試験会場の下見を行っていなかったため、余裕を持って試験開始1時間前に会場へ到着しました。当日は「今さら勉強してもしょうがない」と考え、試験以外の時間は喫煙所でリラックスして過ごしました。試験中はフロー状態に入り、集中力を発揮しましたが、試験終了後は解放感で頭が真っ白になりました。
2次試験の際には軽い風邪をひいており、会場の空気が1次試験以上に重苦しく緊張感が強かったことを覚えています。休憩時間には妻が作った大量の弁当をすべて完食しましたが、午後の試験では鼻水と眠気との戦いとなりました。皆さんは食事は適量に抑え、試験前後に風邪をひかないよう十分注意してください。
■おわりに
1次試験も2次試験も、スタディングと「一発合格シート」、そして過去問のみで合格することができました。物理的に他の教材を購入できなかったという事情もありますが、勉強中に他の教材に目移りすることはあるかもしれません。それでも情報過多になるよりも、1つの教材を何周も繰り返し問題を解き、内容を深く理解することが重要だと感じました。勉強中は自分の勉強方法についても不安になるとは思いますが、教材と自分を信じてひたすら問題を解くことで確実に実力がつくと思います。
皆様の合格を心より応援しております。
次回は、はやと さんの登場です。
お楽しみに!
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