【合格体験記】育休中にスキルアップ!家庭と両立しながら中小企業診断士に合格した話 by けん

タキプロ16期の   けん と申します。  本日は「育休中にスキルアップ!家庭と両立しながら中小企業診断士に合格した話」のタイトルでブログを執筆しました。最近育休取得される方も増えていると思いますので、すこしでもお役に立てれば幸いです。

タキプロ1次直前セミナー開催!
★参加応募受付中★
下記バナーから参加申し込みいただけます!

■はじめに

こんにちは、けんです。2024年度の中小企業診断士試験に合格しました。

この体験記では、勉強を始めたきっかけから、育児との両立、試験本番、合格後の変化まで、リアルな経験をシェアします。

「仕事・家庭が忙しくても、勉強はできる」
「継続こそ力」を信じて乗り越えた1年間でした。


中小企業診断士を目指したきっかけ

私は30代で金融業界で働いています。2024年に育児休業を取得したことをきっかけに、復職後を見据えてスキルアップを考えるようになりました。

特に経営企画的な業務が増えていたため、経営全般を体系的に学びたいという思いが強くなり、「日本版MBA」とも言われる中小企業診断士資格に挑戦することを決意しました。

  • 経営層と話すときの基礎力を身につけたい
  • 会社外でも通用する武器が欲しい
  • 自分のキャリアの選択肢を広げたい

そんな気持ちから、中小企業診断士を目指すことにしました。


受験前のスキル・知識レベル

以下のような関連資格や業務経験がありました:

  • 簿記2級(会計の基礎)
  • 基本情報技術者(ITリテラシー)
  • ビジネス実務法務2級(法務系)
  • マーケティングは社内研修で学習

ただし、中小企業診断士は試験範囲が非常に広く、知識の「つながり」や「実務への応用力」が問われるため、初めて学ぶつもりで一から取り組みました。


学習期間と使用教材・学習スタイル

学習スケジュールと時間

  • 学習期間:2024年4月~(約7か月間)
  • 一次試験:約370時間
  • 二次試験:約300時間

使用教材

  • 一次試験:スタディング(スマホ学習)
  • 二次試験:ふぞろいな合格答案シリーズ
  • 財務対策:「30日完成!事例IV計算問題集」

学習スタイルと工夫

  • 子どもの昼寝時間や朝の時間を使って学習
  • 一次試験はスマホアプリでスキマ学習(特にスマホ学習があっていました。子どもが泣いてしまったときに、抱っこひもをしながら寝かせつけをしている間に問題演習に取り組んだりしていました。)
  • 二次試験は過去問演習と100字訓練、写経を徹底(なかなかまとまった時間取れないときには、100字訓練を10分くらいでやるようにしていました。)
  • 勉強記録は毎日つけて習慣化(1日3時間を目標に取り組みました)

二次試験対策|バランスと実践力を意識して

写経からスタートした二次試験

最初の頃は、事例問題を読んでも「何を書けばいいのか分からない」状態。特に事例Ⅰ(組織人事)はとっかかりすら見つけられず、「ふぞろい」の模範解答をひたすらノートに写す“写経”から始めました。

その後、

  • 設問分析と与件文の要点抽出
  • 回答骨子の作成練習
  • 80分タイマーを使った過去問演習

…というステップで、徐々に自分の“型”を作っていきました。


財務会計(事例IV)は早めに着手

事例IV(財務・会計)は、一次試験の勉強と並行して「30日完成」の問題集を使用。7月頃から取り組み始めました。

  • 財務は得点源にしたかったので、早期対策
  • 過去問は10年分を一通り解く
  • CVP分析・NPV・経営指標などの基礎を徹底

バランスよく、全事例に取り組む

  • 得意・不得意に偏らないよう、日ごとに事例ローテーション
  • 「ふぞろい」で80点以上を目指して練習
  • 90点レベルの答案例を真似して書き直す

本番は「BBAA」の評価を得て合格しました。


試験直前・当日の工夫

  • 解法や時間配分はブログや先輩のやり方を参考に試行錯誤
  • 定規・マーカーの使い方も試して、自分に合う方法を探った
  • 試験前日まで“これで完璧”という自信はなかったが、臨機応変な対応力を意識

当日は、

  • 早めに会場入りし、最後に写経で気持ちを落ち着ける
  • 各事例後には糖分と水分補給で集中力を維持
  • 前夜はしっかり睡眠を取ることを最優先

合格後の変化と展望

実務補習に参加して感じたこと

合格後すぐに15日間の実務補習に参加。グループで実際の企業を診断し、レポートを作成する中で、

  • 異業種の仲間と学べたこと
  • 独立診断士のリアルな働き方を知れたこと

…など、非常に刺激的な経験ができました。

今後の資格の活かし方

現在の仕事でも、コンサルティングに近い業務を担当しています。
診断士の知識やフレームワークを活用しながら、より論理的な提案ができるようになったと実感しています。

将来的には、独立という選択肢も視野に入れて活動を続けていきたいと考えています。


これから受験する方へメッセージ

中小企業診断士試験は、長丁場かつ正解が見えにくい試験です。
特に二次試験は「手応えがないまま突き進む」ような感覚になることもあります。

でも、「やるしかない」と腹をくくって、
とにかく過去問に向き合っていくしかないと思います。

私が意識したこと

  • 勉強できない日でも5分だけ教材を開く
  • SNSで他の受験生の頑張りを見て刺激を受ける(基本見る専門、時間は1日5分まで)
  • 完璧を求めず、まずは“やること”を優先する

「育児中でも合格できる」という実例が、どこかで誰かの励みになれば嬉しいです。


最後に

診断士の勉強は、決して簡単ではありません。
でも、毎日の積み重ねがあれば、どんな状況でも合格は目指せると実感しています。

この体験記が、少しでも誰かの背中を押すきっかけになれば幸いです。

次回は、なんざん さんの登場です。 

お楽しみに! 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
↓下のボタンを押して、読んだよ! と合図していただけると、とっても嬉しいです。
(診断士関連ブログの人気ランキングサイトが表示されます[クリックしても個人は特定されません])


にほんブログ村

皆様の応援がタキプロの原動力となります。
ぽちっと押して、応援お願いします♪

\ 最新情報をチェック /

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です