【合格体験記】多年度受験 2つの壁 by モト

合格体験記

タキプロ16期のモトと申します。
私は診断士試験の勉強を初めてから合格するまでに、5年かかりました。
1次試験はなんとか突破することができても、2次試験に悉く失敗してきました。
私と同じように2次試験の壁がなかなか越えられない受験生の方も多いのではないでしょうか?

今回は、私と同じような状況の受験生の方に向けて、特に苦労したことを2つ紹介します。

■壁その1:勉強が成果(得点)に結びつかない

1次試験は勉強すれば勉強しただけ得点が伸びた実感がありました。
しかし2次試験(特に事例Ⅰ~Ⅲ)は勉強しても得点が伸びてくれませんでした。

特にきつかったのが2回目の2次試験です。
1年間、毎日演習をして自分なりに頑張ってきました。
が、結果は1年目の得点+3点ぐらい。何のために勉強したのか?
やってきたことは無駄だったのか?
かなり悶々とした気分になりました。

今思えば取り組み方が良くなかったと思います。
振り返ってみれば以下の2つをしっかりやるべきだったなと思います。
①「自分に足りないもの」を見極める
②足りないものを埋める

私は特に①に苦戦しました。
このあたりは以下のはやひとさんの記事を読んでいただくのが良いと思います。
埋めよう!ゴールと現実のギャップ!byはやひと

私は独学を貫いてきました。理由は「自分の頭で試行錯誤して進みたかった」から。
合格したいのではなく(もちろん合格はしたかったですが、それが目的ではなく)
合格に価する実力を身に付けたかったのでこの道を選びました。
が、効率は悪かったと思います。得たものもありますが、失ったものもあります。
効率を優先したい人は、やはり通学など「第3者視点」を取り入れることをオススメします。

■壁その2:モチベーションの維持

このまま続けて意味があるのだろうか?
時間とお金の無駄ではないだろうか?
本当に受かるのだろうか?
受かったところで大して意味はないのではないか?
等々ネガティブなことを色々と考えてしまう時期がありました。

私の場合は『途中で諦めること』をやめたときに一気にラクになりました。
肩の力が抜けた感じでしょうか。

ここに至るまでに大きく2つの気づきがありました。

気づき①:悩む時間が一番無駄
 上記のようなネガティブなことを考えている時間は結構ありました。
 が、この時間は心休まる時間でもなく、何かのためになる時間でもなく
 本当に無駄な時間だなと、フと気づきました。

気づき②:仮に諦めたところで、このモヤモヤは残る
 これはあくまでも私の場合です。
 例えば、どこかで合格した人の話を聞いたとき、
 診断士試験の記事をみたとき、
 何か別の勉強を始めようとしたとき
 「自分もあのときあのまま続けていれば・・・・」と
 諦めて一時ラクになったとしても、またイヤな気分になりそうだと気づきました。

このようなことに気づき、いちいち変に悩まず大人しく?受験を続けようと開き直りました。
開き直ったら「ダメでも自分の現在地点がわかるだけ。無くすものは何もない」という気になり
ここから結果がついてきたように思います。

■おわりに

受験中は色々な意味で大変ですよね。わかります。
まったく同じ状況の人はいないとは思いますが、
みんなそれぞれ大変なことを抱えていると思います。

しかし、苦労するからこそ合格したときの達成感・充足感は大きいと思います。
私もここ10年で一番達成感・充足感があったと思います。
私は会社で合格発表を見たのですが「受かった~~~(そこそこ大きな声)」と思わず声が出てしまいました。笑
みなさん、頑張ってください。応援しています。

次回は、ダイキさんの登場です。 

お楽しみに! 

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