【5期生合格体験記】~「みなさん」の場合~

おはようございます。水曜担当の「よこっち@岩手」です。

本日も5期生の合格体験記です。
今回は、IT企業(本人曰くほぼ個人事業)を経営している、40歳を越えてから診断士試験に挑戦された「みなさん」です。

IT企業に勤めていた当時は、”将来的に箔がつく資格が欲しい”という理由で目指し始め、1次7科目、2次4科目の筆記という難関試験とも知らずにいらっしゃったとのこと
8年かけて合格したという経緯は、社会人歴が長い人(年を重ねた人)や、他年度受験生の励みになるのではないでしょうか?

それでは、ご覧ください!


【受験歴】

2006年1次 某学校の通学コース(1科目権利取得、残5科目)

2007年1次 独学(残5科目中2科目権利取得)

2008年1次 独学(残3科目中1科目権利取得、翌年再受験科目あり)

2009年1次 独学(残3科目中科目合格ゼロ)

2010年1次 TAC通信講座(残5科目を300点で合格)

2次 TAC通信講座(BAAB=Bで不合格)

2011年2次 TAC通信講座(ACBD=Cで不合格)

2012年1次 TAC通信講座(6科目を372点で合格)

2次 TAC通信講座(ACCA=Bで不合格)

2013年2次 TAC新宿校 (合格)

※経営情報は免除申請

 

【1次合格まで5年間もかかってしまった・・(迷子の5年)】

私がなかなか1次試験に合格できなかった理由を自分なりに分析すると、以下の2点になります。

・1次試験の学習方法を誤っていた。

・不合格スパイラルに陥っていた。

 

1点目の学習方法についてですが、私が学習1年目に通っていた某学校から、『とにかく、過去問をたくさんやりなさい』と指導されていました。その為、過去問を時間を計りながら(財務会計なら1時間、中小企業施策政策なら1時間半)実施していました。この方法が誤っていると知ったのは、TACの通信講座で、先生が『時間を計って過去問を解いても、ほぼ、意味はないです』という衝撃的な一言を聞いてからです。

時間をかけて過去問をしゃぶりつくす。この当たり前の学習方法を知ってから、1次の模試で合格圏内に入れるようになり、自分でも実力が上がっていることを実感できました

 

次に2点目の不合格スパイラルについてです。私は比較的得意な科目を先に合格していたと思います(80点の科目もありました)。1次試験は、年によって非常に難しい科目がある場合があります。難しい科目については40点の足切だけは避け、他の科目で挽回する、という考えが重要だと思います。なかなかそのようにうまくは行かないと言う意見もありますが、うまく行くように万遍なく過去問をしゃぶりつくして、毎年必ず出題されるカテゴリの問題、似たような問題を取りこぼさないようにすることが重要なのだと、改めて思います。

 

【2次試験は4回目で合格した】

私が4回目の2次試験に合格した理由を自分なりに分析すると以下の2点になります。

・自分に合った学習方法を見つけられた(見つけるまでに3年かかった)

・謙虚な姿勢

 

私は4回目の2次試験学習は、通信講座から通学に変えました。理由は、私は2次試験のTAC模試においてギリギリのB評価(ほぼ合格レベル。上位20%前後)が続いていましたが、それ以上には行けない状況が続いていたため、今後の学習方法に行き詰まっていたからで、通学に変えることで何かきっかけが掴めないか、と思ったからです。

結果として、素晴らしい学習仲間に出会うことが出来ました。この学習仲間との切磋琢磨が私にとって、自分に一番合った学習方法だったと思います。あくまでも自分に合っていただけで、通信でも合格される方はいらっしゃいます。大事なのは、不合格になった時、翌期の学習計画を立てると思いますが、その時に、今までの学習を振り返って、今後、どのような方法で学習していくかを再検討すべきだという事です。PDSサイクルですね。

また、謙虚な姿勢は大事だと思います。学習仲間からの辛口のコメントを謙虚な姿勢で聞くように心掛けました。時には、『そんな言い方しなくても・・』と涙に濡れることがありましたが(笑)、それでも、合格する事だけを考えて、何でも素直に聞くようにしました。そのおかげかはわかりませんが、2次TAC模試において、A評価(上位3%以内)に入ることが出来、当時、少しだけ自信につながったことを覚えています。(『少しだけ』というのは、模試上位者でも落ちる試験だ、ということを肝に銘じていたからです)。

 

【8年間のモチベーション】

私は4回目の1次不合格の時、『この資格は一部の頭の良い人の為の資格なんだ。もう、やめよう』と思いました。そんな時に、TACに通っている人と出会い、ダメ元でTACの通信講座を受けてみよう、と思いました。また、3回目の2次に失敗した時に、『折角ここまでやったけど、やっぱり僕には無理だったんだ・・』と思いました。しかし、通学に変えたことで、素晴らしい学習仲間に出会えました。振り返ってみると、モチベーションの上下はありましたが、節目に人との出会いがあり救われた感じがします。辛い勉強は、最後は自分独りで自分だけのために行うのですが、周りに目を向けると、いろいろな人の助けがあったと改めて思います。モチベーションが続かないと思ったら、自分の周りに目を向けてみたら?と思います。自分を陰ながらでも助けてくれていた人がいるはずです


いかがでしたか?

挫けそうになりながらも、厳しく自分を見つめ続け、合格に辿り着いた経緯は、参考になるのではないでしょうか?
中には、耳の痛い人もいるかもしれませんね。

みなさん」が書いているように、自分を助けてくれている人を大切にして、モチベーションを維持して、勉強を続けてくださいね。

それでは、今日はここまで。
次回もお楽しみに

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