【悔しい思いをした方へ】諦める勇気も、続ける勇気も正しい—悩みながら走るマラソンへ by リブラ

タキプロ16期の リブラ と申します。
1月の2次試験結果が発表され、悲喜交々かと思います。
今回がリブラからのブログとしては最後になりますが、特に何度受けても悔しい思いをされている方へのメッセージです。
■はじめに
まずは自己紹介の再掲です。
名前:リブラ
年齢:40代
職種:製造業(海外営業 → 調達 → 経営企画)
受験歴:1次試験3回、2次試験5回
勉強時間:1次試験 1,600時間、2次試験 1,400時間
勉強方法:1次=独学+通信(クレアール)、2次=独学+通信(MMCなど)
なぜ何度も落ちても受験を続けたのか?
その理由は、「他業界・他職種の優秀な方々と繋がる機会を得たかったから」です。
仕事だけではなかなか得られない視点や刺激を、診断士の世界で得られると信じて、走り続けました。
リブラの過去記事5本はこちら↓
【事例Ⅱ】与件文を読む際の「眼力」養成講座!by リブラ
【診断士受験は道具と本で変わる!】合格を支えた神ツール&思考を深める本たち by リブラ
【財務・会計】二次試験も見据えたリース取引 by リブラ
【2次試験直前】積み上げてきたものを置いてくるだけ…頭と心の整理にファイナルペーパー by リブラ
【事例Ⅰ】戦略なき組織・人事は砂上の楼閣!byリブラ
■合格までの5年間と揺れた心
中小企業診断士試験、私は2次試験5回目、足掛け5年でようやく合格しました。
5年のあいだ、毎年10月、そして合格発表までの1月までの3カ月間「今年こそ受かるか、いやダメだったか」とモヤモヤしました。
正直に言うと、途中で何度も「もうやめようかな」と思いました。HPに自分の受験番号がないたびに、努力を否定されたような気持ちになったからです。自分なりに工夫し、時間も削り、生活を調整して臨んでいるのに、それでも届かない現実に、心が折れそうになる瞬間は確かにありました。特に4回目の2次試験に落ち、1次試験7科目から2回目のやり直しになった時は、何をどうすればこの試験に合格出来るのか茫然自失でした。
■それでも走り続けた理由
それでも挑戦を続けたのは、本業にどこか閉塞感を感じていて、「このままじゃ終わりたくない」「もっと世界を広げたい」という思いが、静かに、しかし確かに存在していたからでした。
もし「資格を取ること」そのものが目的だったら、途中でやめていたと思います。資格は手段であって、人生を動かす理由にはなりにくいからです。試験勉強に使った時間はざっと3,000時間。土日、通勤時間、昼休み、帰宅後の深夜……。
今になって思うのは、3,000時間とは何かを変えるには十分すぎる時間だということです。勉強のために削った娯楽や休息、機会や選択肢。それらを思うと、胸の内に複雑な感情もよぎりますが、それでも今となっては、3,000時間を一つのコトに費やし、走り続けたことは自信にも繋がっています。
■診断士の扉が見せた新しい景色
診断士という扉を開けたことで、見える景色や自分への自信は確実に変わりました。肩書きそのものよりも、「外の世界にアクセスできるようになった実感」も大きかったです。
研修や勉強会では、これまで出会うことのなかった業界、会社規模、年代の人たちと話す機会が増えました。会社の外には、こんなにも多様な価値観や働き方、生き方があることが分かり、相対的に自分を知れる機会となりました。当初の受験目的でもあり、それは純粋に面白く、刺激的です。
そしてもう一つ実感したのは、学んだことが本業に効くということです。経営戦略、財務・会計、経営法務、組織・人事……試験のために必死で詰め込んだ知識は、浅くはありますが、思った以上に実務に接続していました。
閉塞感を覚えていた仕事も、全体像が少し見えるだけで意味づけが変わりました。
■何度も落ちて悩みながら走る受験生へ
何度受けても合格できず、諦めかけている方へ。
努力しても結果が出ない時間は、自分を疑ってしまう時間でもあります。「自分は向いていないのでは」「年齢的に厳しいのでは」「家庭や仕事を犠牲にしてまで価値があるのか」そんな問いは、一度ならず二度、三度は頭をよぎるものです。
でも、もしあなたが「診断士になった先」に見たい景色ややりたいことを思い描けているなら、この試験はマラソンです。短距離ではなく、呼吸とペース配分が必要な競技です。走り続けられる速さで進めばいい。休みながらでもいい。タイムは人それぞれでいいのです。
一方で、診断士の先に何も見えず、勉強だけが目的になっているなら、やめる勇気も選択肢です。時間は有限です。人生は一度きりです。資格ではなく、あなたに合う別のコースが必ずあります。私は結果的に合格しましたが、勉強に費やした3,000時間をもし、他のことに注いでいたらそれなりの実績やスキルを身に付けられたと思います。
続けることも、やめることも、どちらも立派な選択です。
■おわりに
続けるか、やめるか、ご自身の心と対話しながら、どちらを選んでも大丈夫。
悩みながら走った時間は、無駄にはなりません。遠回りは遠回りではなく、助走です。長く助走を取った方が、より遠くへ飛べるのです。
みなさんの診断士受験、もっと大きく言えば人生を応援しています。
一緒に走り続けましょう。
次回は、真吉 さんの登場です。
お楽しみに!
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