診断士1年目の選択肢「マスターコース」のご紹介 by なんざん

タキプロ16期の なんざん です。
口述試験の結果も発表され、合格を掴み取られた皆様、本当におめでとうございます!今は大きな解放感と、これから始まる診断士ライフへの期待で胸がいっぱいな時期ではないでしょうか。
一方で、「実務補習の予約はしたけれど、その先はどうすればいいの?」と、次の一歩に不安を感じている方も多いかと思います。
今回は、診断士1年目の有力な選択肢の一つである「マスターコース」について、現役受講中のタキプロ同期の力を借りて、その実態に迫ります!
目次
■合格の「その後」にある選択肢
診断士として登録するには実務補習・実務従事が必要ですが、それはあくまで「免許」を取得するためのプロセスです。一方、プロとして歩み出すための「武器」を磨く場所として、多くの先輩方が活用しているのが「マスターコース」、「プロコン塾」と呼ばれる研修プログラムです。
実は、私自身はそのような研修プログラムを受講していません。「1年目はタキプロ活動に専念するぞ!」と決めていたからです。しかし、同期の活躍を見ていると「あっちの世界では一体何が起きているんだ……?」と気になって仕方がありませんでした。
そこで、現在進行形でマスターコースを受講中のタキプロ同期、やっすーさんにマスターコースのリアルを語ってもらいました。
■マスターコースの概要
多くのマスターコースは、中小企業診断士が主催する勉強会形式のプログラムで、主に登録前後から数年目の診断士を対象に設計されています。
- 形式: 事前に個人またはグループでワークや資料作成を行い、月1回の集合日にディスカッションやプレゼンテーションを実施するのが一般的です。
- 参加層: 新人だけでなく、2〜5年目の中堅層がスキルアップのために参加することも珍しくありません。
- 柔軟性: 最近では対面だけでなくオンライン(Zoom等)併用のコースも増えており、地方在住の方でも一級線のノウハウに触れることが可能です。
※上記は、やっすーさんが検討・参加したコースに基づく情報です。マスターコースによって内容や運営形態は多種多様ですので、興味のある方は各コースの募集要項も併せてご確認ください。
■マスターコースに参加して良かった点(やっすーさんの声)
- 人脈形成ができたこと。厳しい課題を共に乗り越える仲間が得られ、その後の診断士活動において重要な存在となっています。また、診断士の先輩方と密な関係性を築くことができ、多様な診断士像に触れ、自身の方向性を考える上で大きな参考となりました。協会・支部に未加入であっても、十分な情報収集ができていると感じるほど、密度の高い交流が得られました。
- 体系的な知識やノウハウを学べること。プロのコンサルタントに必要なスキルを体系的に学べます。コースによっては、特定の専門分野に特化したカリキュラムが組まれていることも魅力です。
- 勉強する習慣が身についたこと。グループワークや資料作成の継続により、平日夜や休日を活用して主体的に勉強する習慣ができました。マスターコース自体が本業や家庭の事情に応じて無理のない範囲で取り組めるよう、柔軟性の高いコースが多いので、無理なく参加できます。
- 自信がついたこと。自主的な学習とアウトプットの機会が多いことで、知識の定着だけでなく自己効力感も高まりました。本業の会議でも自信を持って発言できるようになったと実感しています。
■やっすーさん参加コース紹介①:【BCNG】
プロのコンサルタントになるために必要な基礎を一通り身に着けることを目的としたマスターコースです。
事前にグループでワークや資料作成を行い、月1回集合してディスカッションやプレゼンテーションを行います。他グループの発表を聞いて質疑応答することでも、学びが深まります。
同期は15~20人程度で、グループのメンバーが毎回入れ替わり、グループから一人リーダーが選ばれます。他の人の資料作成の仕方や考え方、リーダーとしての進め方や振る舞いを間近で見られ、他者の良いところをたくさん学べるのも良い点だと思います。
また、BCNGの特徴として人間関係がフラットな点が挙げられます。「楽しすぎる飲み会」を謳っていることにも表れるように、同じ目線でみんなが会話できるところも魅力です。
BCNGはZoomでのリモート参加ができますので、地方からの参加者も多く、幅広く人脈形成ができます。
【どんな人におすすめか?】
診断士の資格を取って、具体的に自分の方向性は決まっていないが、まずはコンサルタントとしての基礎をしっかりと身につけたい人や、診断士としてコンサルティングをするとは、具体的にどういうことなのかイメージを持ちたい人におすすめです。
逆に、今すぐ独立したい人や、自分の専門性に特化した実践的な学びを欲する人には、おそらく物足りないと感じてしまうと思います。
※体験受講(2/21実施)も受付中です。詳細はBCNGホームページを確認してみてください。
■やっすーさん参加コース紹介②:【企業内診断士ビジネス連携研究会】
中小企業の補助金申請支援に特化した内容のマスターコースです。
月1回の講義で、事前の資料読み込みは必要ですが、1時間で終わる程度で、事前の資料作成はありません。マスターコースの中ではおそらく一番緩い部類だと思います。逆にそれが分かっていたから、BCNGとの掛け持ちを選択することができました。
同期は6人程度で、毎回同じメンバーが集まり、補助金申請に関するモデルケースなどを用いたディスカッションなどを行います。
このコースを修了予定の人は、研究会の代表が取ってきた補助金申請案件の補助に関わることができます。その際にも、まずは補助業務から関わり、経験豊富なプロマネの動きを見ながら実地で学ぶことができ、無事採択されれば、しっかりと報酬もいただけます。
【どんな人におすすめか?】
あまり勉強に時間を掛けられないが、学習環境は欲しい人や、実際の仕事の機会が得られるようなコネクションが欲しい人におすすめです。
■受講していない私から見た「同期の姿」
やっすーさんの話からもわかる通り、マスターコースは単なる座学ではなく、「プロとしての登竜門」のような熱気があります。
未受講の私から見て、受講組の凄さは「実践における引き出しの多さ」にあると思います。事業者の方と対峙した際、検討すべき観点を瞬時に判断し、的確にヒアリングを進める姿には正直圧倒されました。
多忙な診断士1年目、マスターコースに参加すれば負荷はかかりますが、それ以上に価値のある経験とノウハウが手に入るはずです。……実は私自身、やっすーさんの話を聞いて、来期の参加を本気で検討し始めています(笑)。
■正解は一つじゃない!
診断士1年目は、やりたいことが多すぎて時間がいくらあっても足りません。大切なのは、「自分は今年、どこに軸足を置くか」を決めることだと思います。
- マスターコース、プロコン塾で徹底的にスキルを磨く
- タキプロなどの支援団体でネットワークを広げる
- 企業内診断士として自社でのプレゼンスを高める
どの道を選んでも、皆さんが必死に勉強して手に入れた「診断士」という切符は、最高の景色を見せてくれるはずです。焦らず、自分らしい一歩を踏み出していきましょう!
■おわりに
いかがでしたでしょうか。診断士試験は合格がゴールではなく、あくまでスタートです。 「自分はどんな診断士になりたいか」を描きながら、主体的に情報を掴み取りにいってください。
皆様の新しい一歩を、タキプロ一同応援しています!
次回は、あやあみ さんの登場です。
お楽しみに!
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