【2次】敵を知り己を知れば百戦危うからず①~試験に関する情報を知る~

こんばんは。日曜日夜担当の、あっきー@タキプロ4期生です!

昨日タキプロの2次対策セミナーに参加されたみなさま、ありがとうございました
それでは本日8/11(2次試験まで70日のブログの本題に入りましょう。

診断士試験に限らず資格試験では過去問が重要と言われています。

前回のブログでも紹介しましたが、孫子の兵法に「敵を知り己を知れば百戦危うからず」という一節があります。まさに診断士試験もそのとおりだと思います
「敵(=試験に関するすべての情報)を知り、己(=自分の現状とあるべき姿とのギャップ)を知れば、百戦危うからず(=安定して合格圏内に入れる)」ということですね。

ここで3つのポイントがあります。

試験に関する情報を知る

自分の現状とあるべき姿とのギャップを知る

安定して合格圏内に入る

この3つのポイントについて今週から3週にわたって順にお伝えしていきたいと思います。

試験に関する情報を知る

2次試験に事例が4つあることは皆さん知っていると思います。ではどの程度知っているでしょうか。

最終的には事例ごとの特徴や共通点・異なる点を人に説明できるようになることが必要です。

例えば事例Ⅰの場合、一般的には「人事・組織に関する事例」と言われていますが、2次試験の試験案内・申込書(H24年度)を見ると正確には「組織(人事を含む)を中心とした経営の戦略および管理に関する事例」と書かれています。人事・組織に加えて戦略や管理に関することも問われる事例ということですね。

また、本文には解答根拠となる記述が少なく類推・知識を必要とすることがある、第1問はSWOT系など事例全体を俯瞰する問題が多いため解答内容は想定できても解答として記述をまとめるのに時間を要する、第5問(最後の問題)は戦略的なアドバイスを問う問題が多く解答を想定しにくい、といった特徴があると言えます。

他にも、設問文が長く何を聞かれているのかが分かりにくい(最近はまだマシですがH18,19あたりの問題は非常にわかりにくいです)などの特徴もあります。

事例Ⅰに限らず全ての事例(事例Ⅳも当然含む)において、設問を取り違えていると(聞かれていることをしっかりと理解・把握しておかないと)、それ以降の思考プロセスが完璧でも出題者が期待する解答には近づけません。設問文の解釈が最も重要であると言えます。

これは、ほんの一部であり、まだまだ特徴はたくさんあります。

そしてこの特徴と比較して事例Ⅱにはどういう特徴(共通点・異なる点)があるか、事例Ⅲはどうかと考えてみてください。なお、事例4については9月上旬に詳しくお伝えしていく予定です。

一見すると、事例Ⅰ~Ⅲは文章を読んで論述問題に解答しているので解き方や勉強方法が同じように見えますが、全く別の科目(1次でいうと経済と法務くらい違うイメージ)と考えておいてください。

過去問の特徴を押さえたら予備校の演習問題や市販の問題集と比較してみると良いと思います。

詳しくは【1・2次共通】演習問題と過去問の乖離を意識する②を参照ください。

<今日のまとめ>

「試験に関する情報を知る」=「事例ごとの特徴(共通点・異なる点)を知る」、そのためには「過去問分析が必須」である。
①試験に関する情報を知る  ←済み
②自分の現状とあるべき姿とのギャップを知る ←来週(8月18日)予定
③安定して合格圏内に入る
今日はここまで。


タキプロ勉強会のお知らせ

【今後の予定(東京)】

・8/15(木) 19時~21時半 京橋区民館 題材:H24事例1

・8/25(日) 9時半~12時 中央区立産業会館 題材:H24事例2

・8/29(木) 19時~21時半 中央区立産業会館 題材:H24事例3

*8月の勉強会は初学者と経験者でテーブルを分けて実施の予定です。
*初学者の方はできれば題材の過去問を解いて解答を作成ください。難しいようであれば過去問に目を通しておくだけでも結構です。
*経験者の方は題材の過去問を解いて、解答のコピーを8部 ご用意ください。
*時間の都合上、全部の設問を扱うことはできません。あらかじめご了承願います。

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