中小企業経営は「出題者の意図」を踏まえた効率的な勉強方法で!/ノブ

はじめまして! タキプロ10期のノブと申します。

診断士試験を終えて、落ち着くかと思いきや、、、そこには違う世界があり、
日々入る新しい情報に一喜一憂し落ち着かない日々を過ごしています。。
僕自身は、時間に色々と制約(後述)のある中で、2次試験は、過去問を解かない(解く時間が無かった)
という選択と集中の勉強のスタイルを貫いた感触があります。

出来る限り、その効率的なポイントを受験生の皆様には共有出来たらと思います。
1年間、何卒よろしくお願いします!

自己紹介

ニックネーム:ノブ
受験歴:1次 1回、2次 1回
勉強時間:1次 1000時間、2次 400時間ぐらい
勉強方法:1次、2次ともに通学スタイル
得意科目:1次 企業経営理論、2次 事例Ⅰ・Ⅱ

2017年8月に3人目の子供が生まれ、その翌月に中小企業診断士の試験を受けたいと思い
里帰り出産している妻に相談しました。
勉強は、10月から妻が育休中の1年間という時間の約束を行い、受験を始めました。
最初は独学も考慮しましたが、勉強の効率性を考え、受験校への通学スタイルを選択しました。

上記理由から、受験期間中は、勉強以外にも
3人の小さい子供たちを持つ父として、常に「勉強と家族との時間のシーソー」に悩みつつ勉強をしていた覚えがあります。

結果的に、僕はストレート合格することできました。
その理由は?と聞かれると、2つの要素「選択と集中による効率的な勉強」直さ」ではないかと思います。
具体的な例としては、僕は2次試験は過去5年の過去問は解いていませんでした。
素直な気持ちで受験校の指導方法を信じ、ひたすら目の前の事だけを何度も繰り返しました。
※この話は、長くなるのでまた別の機会に!!

中小企業経営・中小企業政策の勉強に取り掛かる前に

今回の僕の持ち回りテーマは、「中小企業経営・中小企業政策(略して、中小)」です。
本科目に関しては、のぞみんが詳細に記事を書いてくれていますのでこちらを参照ください。

よって、ここでは僕が以前に取り組んだ効率的な勉強方法を「中小企業経営」を例として取り上げ、共有したいと思います。

 

僕が初めて中小の教科書を開いた際には、こんなことを感じてました。

「えー、暗記なんて面白くない」 「白書なんて丸暗記して何の意味があるのか?」

※おそらく、少なからず、多くの方が「暗記(するだけの)科目」としてこのようなことを思われたのではないか?と思います。

 

しかし、実務補習などを通して、この考えは間違えていたことを身を持って実感しています!

実務補習においてもお客様の囲まれた外部環境分析を行う上で、白書などにあるグラフなどを利用し、

その分析結果から出てくる意味合い(つまり、グラフから何を言いたいのか?)をわかりやすくお客様に伝えます。

このグラフが何を言いたいのか?の意味合いが大変重要なのです。
逆に言うと、試験問題では、出題者はその意味合い(グラフの意図)を聞いてきます。それだけなんです。

これに気づいて、中小の勉強方法を変えると、無駄なことを頭に入れずに、時間も効率的に使え、
頭にもこびりつく感じで、僕はぐっと点数が伸びました。

 

中小企業経営における効率的な学習方法

白書を読む前、練習問題を解く前に以下の2つに関してだけ勉強方法を気を付けてください。

①グラフはイメージで抑える
②意味合い(出題者の意図)を考えて、どこが出るか読み解く

 

この2点を抑えたら、後はクイズ方式で、イメージ↔空欄をグルグル回すだけです。

 

具体例を出した方が分かりやすいと思いますので、H29年の白書(売上高と経常利益)を用いて、

H30年度の第1問を解いてみます。

 

■例1:売上高

手順1:グラフのイメージと、売上高は「横ばい」を視覚的に覚えます。

出典:一般社団法人中小企業診断協会

手順2:それを以下のような穴埋めクイズ形式でグルグルと回します。
※電車に乗っているときなんか集中できて効果的です。

売上高=>横ばい→のイメージが焼き付きます!

手順3:再度、手順1のグラフを見て、答え合わせします。

 

■例2:経常利益

こちらも売上高と同じ手順です。

出典:一般社団法人中小企業診断協会

 

例1と同じように穴埋めクイズ形式でグルグル回します。

経常利益=>右肩上がり↑のイメージが焼き付きます!

 

出題者は、売上はずっと横ばいだけど、経常利益は右肩上がりなんですよ!と伝えたいのです。

これは会社の経営状況を診断結果のファクトとして、社長に対して報告するような感じです。

 

それでは、実際の試験に対して、どんな感じになるのか見ていきましょう。

 

■平成30年度本試験 第1問

第1問は、まさに「売上高」と「経常利益」の傾向を問う問題でした。

出典:一般社団法人中小企業診断協会

 

文字で暗記しちゃうと、「うーん」と考えちゃいますね。
ここで、グラフのイメージを思い出します。

A. 売上高=>横ばい→

B. 経常利益=>右肩上がり↑

そう。答えは、オですね!
条件反射で分かっちゃいます。

 

こんな感じで、言葉ではなく、「グラフのイメージ」「意味合い(出題者の意図)」を視覚で焼き付けてしまうと

クイズのように瞬発的に覚えてしまいます。

これができると、中小企業経営の問題は面白くなりますし、もちろんその後の実務でも分かりやすい報告書作成に役立ちます!

※中小企業政策は語呂で覚えるなどの効率的な勉強方法があるのですが、長くなるのでまたどこかで。

さいごに

ここまでお読み頂き、ありがとうございました!
今回ご紹介したのは、あくまでも私の勉強方法ですが、皆さまの勉強のヒントになれば幸いです。
人それぞれ、自分に合った勉強方法は違いますし、勉強法に正解はありません。
是非、他のタキプロメンバーの勉強方法も参考に、ご自分に合った勉強方法を見つけてください!

また、タキプロの勉強会セミナーWeb勉強会なども是非活用してご自分の勉強スタイルを確立して頂ければと思います。

明日は、10期東京「いましょー」さんの2次試験対策です。お楽しみに!

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