4倍得する過去問の使い方~1次試験の合格力を高める実践的アプローチ by zaki

タキプロ16期のzakiと申します。 今回は1次試験7科目共通テーマについてと言うことで、過去問の解き方についてご紹介します。
■はじめに
中小企業診断士の1次試験は、7科目にわたるマークシート方式の筆記試験です。広範な知識を効率よく習得するには、過去問の活用が不可欠です。しかし、ただ解くだけではもったいない。この記事では、「4倍得する」過去問の使い方を紹介します。単なる正解・不正解に留まらず、理解力と応用力を飛躍的に高める方法をお伝えします。
■実戦形式で時間内に解く
過去問演習の第一歩は、「本番と同じ環境」で解くことです。時間を測り、静かな場所で集中して取り組むことで、試験当日のリズムやプレッシャーに慣れることができます。
【ポイント】
- 各科目の制限時間を守る(時間不足で全部解けなくてもそれで問題ありません。「諦める・後回しにする問題」はどれだったかを検討しましょう)
- 休憩なしで一気に解く
- 本番と同じ解答用紙を使うのも効果的(一回くらいは「マークする」行為に慣れておきましょう)
■間違いの選択肢も分析しよう
正解だけに目を向けず、間違えた選択肢がなぜ誤っているのかを言語化しましょう。制限時間内に正答の選択肢を選ぶだけでなく、不適切な誤っている選択肢の「不適切な箇所」に下線を引くなどしてメモを取り、採点時にそのメモが合っていたかも一緒に採点しましょう。
問題を解いていると、「アとイは違うから、ウとエのどちらか」「明らかに間違いの選択肢はあるが、なんとなく正しいことを言っている選択肢が複数ある」のような消去法で解くしかない問題も頻繁に出てきます。自信を持って一つの選択肢を選べる能力を高めましょう。
【ポイント】
- 制限時間内に「不適切」の理由をメモする
- テキストに戻って「不適切」の理由も再確認する
- 「不適切」も説明出来るようにする
たまたま正解に○をつけるのではなく、自信を持って全ての不正解に×をつけましょう。
■おわりに
過去問は、ただの「知識チェック」ではなく、「理解の深化」「応用力の養成」「試験慣れ」の全てを兼ね備えた最強の教材です。
正解の選択肢1つだけで終りにせず、全部の選択肢をしゃぶりつくしましょう。何度も解いて高得点が出せるようになった過去問でも、まだ学ぶことが出てくるかもしれません。
次回は、あおたろ さんの登場です。
お楽しみに!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
↓下のボタンを押して、読んだよ! と合図していただけると、とっても嬉しいです。
(診断士関連ブログの人気ランキングサイトが表示されます[クリックしても個人は特定されません])



