2種類のコンディショニング。(by フランシスコ)

 みなさん、こんにちは。フランシスコ@タキプロ6期生です。

 いよいよ夏本番ですね。しかし、診断士を目指す受験生にとって、まだ夏休みはやって来ません。あと2週間です。思い切り頑張ってください。

 ところで、そろそろ本番のコンディショニングについても、気にしておいたほうがいい時期です。

 コンディショニングの重要性については、既にみなさんもご承知のことと思いますが、やはり一発勝負の試験においては非常に重要なファクターですので、私もこれについて書いておこうと思います。

 実際にコンディショニングについて考える場合、2種類に分けると整理しやすくなります。ひとつはフィジカル・コンディショニング、もうひとつはメンタル・コンディショニングです。

 フィジカル・コンディションニングはいわゆる体調管理の部分になります。ここでは、いかによい体調で試験日を迎えることができるかを考えます。

 一方、メンタル・コンディショニングでは、いかに良い精神状態で試験日を迎えられるか、について考えます。そのために大切なのは、考え得る不安を出来る限り取り除くことです。

 以下、この2つの側面について考えてみます。

【フィジカル・コンディショニング】

 人間、やはり身体が基本。体調が悪い時に受験するのは不利だ、ということはみなさんお分かりかと思います。

 スポーツをやっている方であれば自分の身体の扱い方がよくわかっているでしょうから、試合に向けてのコンディショニングと同様に過ごせばいいかと思います。

 若くて体力のある人も、そんなに心配いらないかもしれません。1日寝れば元気になってしまいますからね。

 特に気をつけて欲しいのが、私のような高齢受験者です。若い頃のように無理がききませんし、無理したツケが顕在化してくるのは数日遅れます。養生の効果が現れるのはそれ以上にかかります。2週間なんてあっという間です。いくら気を付けても足りないくらいです。

 フィジカル・コンディショニングのためにこころがけたいこと

  • 早寝早起き
    深夜まで勉強している人が多いと思いますが、時間をかけて昼型に戻していきましょう。睡眠時間もある程度確保したほうがいいと思います。
  • 粗食
    食事も、胃腸の負担になるようなものは避けるべきです。当日お腹の調子が悪かったりしたら大変です。スタミナは付けておきたいですが、ほどほどにしてください。
  • 禁酒
    前日深酒して失敗…なんて話も耳にします。そうでなくても飲酒は内臓に負担をかけますから、控えたほうが無難ですね。
  • お風呂
    夏はシャワーで済ませる人もいますが、リラックス効果や血行を良くする効果はお風呂のほうがありますので、毎晩しっかり温まってから寝るようにしましょう。

 月並な内容ですが、これらには十分気をつけてください。体調が悪いとメンタルのコンディションにも悪い影響がでてきます。

【メンタル・コンディショニング】

 「備えあれば患いなし」といいます。

 「患い」とはすなわち「心配事」のことであります。「心配事」がないように、「備え」を十分にしておくことが、メンタル・コンディショニングにつながります。

 試験当日になんらかの「心配事」を抱えた状態でいると、脳の処理能力の一部が「心配事」を解消するために割かれます。結果、100%の力で試験問題に臨めなくなってしまいます。

 忘れ物をして困らないように、といった表面的な理由でなく、100%の能力(脳力)で試験問題に対峙できるようにするために、周到な準備がかかせません。

 メンタル・コンディショニングのためにこころがけたいこと

  • 当日の動きを考えておく
    • 会場には1時間以上余裕を持って到着できるように計画しておきましょう。もちろん、経路の確認も忘れずに。途中でコンビニに寄るつもりなら、どこに行くか決めておくのがいいです。ちなみに試験会場近くのコンビニは混みます。“おにぎり売り切れ”なんてこともありえますから、よく考えて行動しましょう。
    • 休み時間に何をするかもイメージしておきましょう。問題集を見返すなり、ファイナルペーパーをチェックするなり、予め決めておくのがいいと思います。
    • トイレは混みますので、出遅れないように。行くタイミングを決めておくといいと思います。
    • 昼休みの過ごし方もイメージしておくのがいいと思います。持参したものを座席でそのまま食べる人や、休憩所的なところで食べる人などそれぞれですが、決めておくのがいいと思います。
  • 持ち物を細かくリストアップしておく
    • 筆記具
    • 時計
    • 電卓
    • 定規
    • 受験票(写真貼りましたか??)
    • 問題集やらファイナルペーパーやらの類
    • お昼
      • お昼はお弁当を持参するか、朝のうちにコンビニ等で仕入れておくようにしましょう。昼休みに調達するのは避けたほうが無難です。
    • お菓子
      • お菓子類の準備も忘れずに。前日に買っておくか、行き掛けにコンビニで揃えましょう。
      • 音が出るものや匂いのキツイものは周囲のことを考えて控えましょう。
      • ちなみに、去年私の後ろの人が開始直前までガムをくちゃくちゃ噛んでいて、とても耳障りでした。思わずガンを飛ばしてしまい一瞬険悪なムードになりました。気をつけましょう。
    • 飲み物
      • 飲み物も1日分を予め用意して持ち込んだほうがいいでしょう。Red Bullなどエナジードリンクがあると、気合を入れるのにもいいと思います。
    • 服装
      • 真夏ですが、空調がきつくて寒くなることもあります。カーディガンなど、羽織れるものは必須です。

 取り越し苦労だと思われるかもしれませんが、不安の芽をできるかぎり潰しておくことが、安心感につながります。

 いささかの心配事もなく試験問題に対峙することができるような状態を目指して、入念な準備を心がけてください。

 以上、コンディショニングについて考えてみました。

 みなさんのこれまでの勉強の成果を存分に発揮できるように、万全の状態で試験に臨んでください。

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