【財務・会計】苦手な受験者へ!試験の本質を理解して、10問正解を狙え! by ぴょん

タキプロ17期の ぴょん と申します。
3回目の投稿テーマは、「1次試験-財務・会計-」です。
私自身、1次試験の中で最も力を入れて勉強した科目であるにもかかわらず、試験本番では40点台を叩きだしてしまいました。
そのぐらい苦手な科目ではありますが、2次試験でも事例Ⅳとして試験科目となっていますし、実務上でも避けては通れない観点となります。
「財務・会計」が苦手な受験者も多いでしょう。
不安に感じている方に向けて、試験のデータを丁寧に分析し、科目突破のための戦略を書き記していきます。
※前回の記事(合格体験記)はこちらです。
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■「財務・会計」の科目合格率推移
中小企業診断協会のHPに記載されている「財務・会計」に関するデータをまとめてみました。
以下の表には、科目受験者数 / 合格者数 / 合格率の5年間推移を掲載しています。
なお、科目合格者数には、1次試験合格者数を含んでいません。
このため、「財務・会計で60点以上を獲得した人数」 かつ 「1次試験全科目は合格していない人数」 が、科目合格者数に計上されていることに留意してください。
| R3年度 | R4年度 | R5年度 (再試験含む) | R6年度 | R7年度 | |
| 科目受験者数 | 15,386 人 | 15,660 人 | 17,475 人 | 17,108 人 | 17,200 人 |
| 科目合格者数 | 3,446 人 | 2,087 人 | 2,488 人 | 2,584 人 | 1,437 人 |
| 科目合格率 | 22.4 % | 13.3 % | 14.2 % | 15.1 % | 8.4 % |
| (参考:1次試験合格率) | 36.4 % | 28.9 % | 29.6 % | 27.5 % | 23.7 % |
どの科目においても、年度によって難易度にバラツキは生じます。
「財務・会計」に関しては、例年、全科目の中でも科目合格率が低い(=難易度が高い)科目の1つです。
R7年度は、科目合格率が1桁になるほど、難易度が高かったことが伺えます。
このため、私もハイレベル試験に巻き込まれてしまい48点でしたが、足切りを回避しました。
「財務・会計」の合格率が低い年は、1次試験全科目の合格率も低い傾向にあります。
ゆえに、「財務・会計」が苦手な受験者は、無理に60点以上を取って科目合格を狙うのではなく、足切り以上(40~60点)を目指して、他の科目で高得点を取ることが重要です。
■試験問題の分析
ぴょん独自の目線で、各年度の「財務・会計」を知識問題・計算問題に分けてみました。
知識問題は、計算を一切せずに、己の持っている知識をフル活用して解く問題です。
計算問題は、財務分析や企業価値の算定など、一定の計算を必要とする問題です。
| R3年度 | R4年度 | R5年度 | R6年度 | R7年度 | |
| 知識問題 | 15 問 | 14 問 | 12 問 | 14 問 | 14 問 |
| 計算問題 | 10 問 | 11 問 | 13 問 | 11 問 | 11 問 |
計算問題よりも知識問題の方が、若干多い傾向にあります。
知識問題が多くてラッキーと思っているアナタ!それは大間違いです。
知識問題では、重箱の隅をつつくような細かい視点が問題として問われる場合があります。
計算問題は、数行の計算で終わるものから、計算が複雑なものまで多種多様です。
ゆえに、知識問題も計算問題も難易度にバラツキがあるため、どちらかをおろそかにするのではなく、基本的な問題は確実に正解するようにし、難易度の高い問題に時間をかけることは避けたいところです。
■「財務・会計」が苦手な人の戦略
戦略
- 科目合格を狙うのではなく、40点(=10問正解)を目指す!
- 知識問題:日頃の勉強で、財務・会計の知識を深めておく。知識不足は痛い目を見る。
- 計算問題:難易度を見極めて、簡単な問題は確実に。計算の多そうな問題は、後回し。
①科目合格を狙うのではなく、40点(=10問正解)を目指す!
知識問題も計算問題も、難易度に差があっても、全て1問4点です。
1時間の試験時間で25問の問題解くために、問題の取捨選択が必要となります。
足切りを気にする必要があるので、10問さえ確実に取れれば十分です。
個人的にオススメの試験解答術として、以下を提唱します。
「試験問題25問を一通り目を通す」→「難易度の低い計算問題」→「知識問題」→「難易度の高い計算問題」
まずは、試験問題がどのような構成になっているのか、難易度はどのくらいかを確認します。
次に、頭が冴えているうちに、難易度の低い計算問題を回答し、ケアレスミスを防ぎながら確実に正解を導きます。
知識問題は、試験当日までに積み重ねてきた財務・会計知識を信じるのみです。
分からない問題は深く考えても意味がないので、直感を信じてマークしましょう。
最後に余った時間を使って、難易度の高い計算問題に取り組み、点数を積み重ねていきます。
1時間の試験の中で、時間のコントロール能力が求められる試験科目です。
時間を意識しつつ、焦らずに試験に取り組み、見直しをせずに突き進む覚悟でいきましょう。
②知識問題:日頃の勉強で、財務・会計の知識を深めておく。知識不足は痛い目を見る。
上述した通り、知識問題に対応するためには、毎日の勉強で1つでも引き出しを多く増やす必要があります。
「財務・会計」の知識を増やすためには、以下の方法が有効です。
・2次試験の事例Ⅳの参考書を流し読みする
例:事例Ⅳ(財務・会計)の全知識&全ノウハウ / 合格点突破計算問題集)
・ビジネス会計検定試験(2級)の参考書を流し読みする
→BS(貸借対照表)やPL(損益計算書)について、より深い解説が書かれているため、オススメ。
③計算問題:難易度を見極めて、簡単な問題は確実に。計算の多そうな問題は、後回し。
計算問題は、約10問出題されます。
目安として、簡単な問題が約5問、難しい問題が約5問です。
ゆえに、簡単な問題を見つけ出すことと、確実に正解できるために演習量を増やしておくことが重要です。
正味現在価値や加重平均資本コスト(WACC)、差異分析などの定型的な計算パターンをマスターしましょう。
難しい問題は、財務諸表や税効果会計関連の分野で多いイメージです。
このような分野であっても、基本的な計算手法や分析視点は、参考書や問題集で習得しましょう。
余裕があれば、複雑な問題の演習量も増やすべきです。
■おわりに
「財務・会計」が苦手な受験者に向けた内容でしたが、いかがだったでしょうか。
日頃の勉強で、知識を増やし、よくある計算問題は確実に解けるようにしていき、40点(=10問正解)を目標としましょう。
低い目標であれば、プレッシャーや苦手意識が薄れていき、良い結果に結びつくと思います。
次回は、まっく さんの登場です。
お楽しみに!
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