【1次財務・会計:計算問題】 直前の学習方法

 

皆さん、こんにちは!

月曜日担当の、はっしー@タキプロです

1次試験準備もいよいよ最終コーナー。不安を感じる人も多いと思いますが、受験科目合計で6割取れば良いわけですから、普段通りできる問題を確実に解いていけば自ずと合格が待っているはずです これまで勉強してきた自分の実力を信じましょう あせらずに!

 

さて今回は、直前時期の財務・会計:計算問題の学習方法です。

自分もそうでしたが、試験直前は各科目の重要事項をちゃんと覚えているかが心配で、どうしても暗記項目の確認に意識が行きがちになります。

 

その一方で、財務・会計の計算問題に関しては、短時間でスピーディに処理する感覚を鈍らせないため、過去問、模試答練の問題を少しずつでも毎日繰り返した方がよい。2度、3度やった問題でも繰り返し解く意味はあります。計算問題は答えそのものではなく、解き方のプロセスを体で覚えることが重要だからです。CVP分析、利益差異分析、設備投資の意思決定、MM理論、資本コスト等々が計算問題の常連ですが、これらの分野の根本的な解き方を身に付けておけば、どんな応用問題が出た時にも落ち着いて対処できます。

 

しかし暗記項目の確認にどうしても時間がとられ、計算問題に回す時間がなかなか取れない時はどうやって対応するか? 私の取った方法は、問題文を見ながら、解答を導くまでの過程を言葉で表現してみることでした。スポーツでいえば、素振りやシャドーボクシングを毎日繰り返すようなものかもしれません。

 

(具体例1)H24年財務・会計:第8問

⇒当期の売上高と費用内訳が与えられ、安全余裕率を求めさせる問題

・まず売上高と変動費から、限界利益率を求める

・次に固定費を限界利益率で割って、損益分岐点売上高を求める

・当期売上高から損益分岐点売上高を引き、その値を当期売上高で割ると安全余裕率が求まる

 

(具体例2)H24年財務・会計:第9問

⇒前期と当期の売上高の増減のうち、数量差異部分を求めさせる問題

・前期と当期の販売数量の差を求める

・その値を前期の販売価格に掛けると、数量差異が求まる 

 

といったように、問題文を見ながら頭の中で解き方をシミュレーションします。この方法の良いところは、

1.電卓、紙も使わずどこでもトレーニングできること。電車、風呂等々のすき間時間を活用できる。

2.プロセスを言葉で説明する習慣づけによって、2次事例Ⅳの計算過程を書かせる問題で、読み手に分かりやすく書くための良い訓練になること、です。

 

電卓と紙を用意し、手を使ってきちんと解くだけでなく、繰り返し解いた問題でもこういった形でイメージトレーニングする方法もあることを、参考にして頂ければと思います。

 

最後のひと踏ん張り、頑張りましょう!

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タキプロ勉強会のお知らせ

【今後の予定(東京)】

・7/11(木) 19時~21時半 八丁堀区民館 題材:H21事例4&1次対策(財務)

・7/25(木) 19時~21時半 新富区民館 1次試験対策(相談会)

・7/28(日) 9時半~12時 八丁堀区民館 1次試験対策(相談会)

 

*2次試験対策では、すべての設問を議論の対象とすることは時間の都合上できません。なるべく受験生の希望を反映するため、参加申し込み時にディスカッションをしたい問題をご記載いただければと思います。
また、題材の事例について事前に解答を作成し、5部程度コピーをお持ちください。
*1次試験対策を希望される方は、参加申し込み時に対策をしたい科目と、どのようなことをしたいかを簡単にご記載ください。

 

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