【1次試験】「経営情報システム」が不得手な方へ by ジューン

はじめまして!タキプロ16期の ジューン と申します。
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■はじめに
まずは自己紹介をさせていただきます。
年 齢 :50代前半 埼玉県在住
職 種 :法務、知財、総務
建設業界向けに計測システムを開発し、機器をレンタルする会社に勤務しております。
受験歴 :1次試験4回 2次試験2回
勉強方法:クレアール 中小企業診断士講座
得意科目:1次 特になし(強いて挙げるならば、企業経営理論)、2次 特になし(強いて挙げるならば、事例Ⅳ)
苦手科目:1次 ほぼ全部、2次 事例Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ
合格年度:令和6年度
1次科目の受験年と点数
1次科目 | 1年目=令和2年 | 2年目=令和3年 | 3年目=令和4年 | 4年目=令和5年 |
経済学・経済政策 | 52点 | 52点 | 48点 | 76点 |
財務・会計 | 48点 | 48点 | 40点 | 76点 |
企業経営理論 | 61点 | ー | ー | 66点 |
運営管理 | 39点 | 71点 | ー | ー |
経営情報システム | 64点 | ー | ー | 52点 |
経営法務 | 64点 | ー | ー | 44点 |
中小企業経営・政策 | 53点 | 46点 | 65点 | ー |
合計 | 381点(55.4%) | 217点(54.3%) | 153点(51.0%) | 314点(62.8%) |
※1〜3年目は科目合格でしたが、4年目は5科目合わせての合格でした。(経営情報システム、経営法務は、60点を下回っておりました)
2次科目の受験年と点数
2次科目 | 1年目=令和5年 | 2年目=令和6年 |
事例Ⅰ | 46点 | 53点 |
事例Ⅱ | 66点 | 54点 |
事例Ⅲ | 57点 | 63点 |
事例Ⅳ | 64点 | 80点 |
合計 | 233点 | 250点 |
※1年目の結果は「あと7点取れれば合格だったのか・・・」という悔しい思いをしました。2年目の試験後、「これで落ちたら、また1次からやり直しか・・・」と思い、早速令和7年に向けての勉強計画を立ててみましたが、「いや、受かっているに違いない!」と気持ちを切り替えることにしました。
とはいえ、何もしない時間ももったいないので、他の資格試験の勉強をして過ごしました・・・
合格発表の日、自分の受験番号があったのをみたとき、「よっしゃー、受かったー」と叫び、何度もガッツポーズをしました。
■なぜ、中小企業診断士試験を受験したのか?
キャリアの集大成として、中小企業診断士の資格を取得してみようと思った次第です。社会人になってからというもの、小売業で宣伝販促、商品管理、NPO法人の運営などに携わり、その後、ITコンサルタント、飲食業で会社経営に携わるなど、様々な業界、職種を経験しました。
40代後半になって今の会社に総務の責任者を担うこととなったのですが、そのとき、キャリアの集大成として中小企業診断士の資格を取得してみようと思ったのです。
「中小企業診断士になるぞ!」と心に決めて勉強を始めた2019年10月から、2回目の2次試験を終えた2025年10月まで、ほぼ毎日勉強していました。
■経営情報システムの勉強法(1年目)
さて、本題の「経営情報システム」の勉強法です。
1年目の勉強法
クレアールの教材を使い、ひたすら問題を解いておりました。
問題を解いては解説を読み、解説を読んでは問題を解く。
この繰り返しでした。
知識なしの状態でしたので、テキストを読むのが苦痛でしたが、問題を解きまくることで、徐々に慣れていった、という感じです。
各科目それぞれ60点とれば合格できる、ただ1科目でも40点を下回ると、全科目合計で60%を超えても不合格、ということを肝に銘じて勉強しました。
1年目は、結局、企業経営理論、経営法務、そして経営情報システムが科目合格となりました。
■経営情報システムの勉強法(4年目)
2年目以降は1年目に不合格だった科目の合格を目指したわけですが、結局、3年目でも合格することができませんでした。
そして、4年目に突入。1年目に合格した科目を再び受けなければならなくなりました。
4年目は、不合格科目の経済学・経済政策、財務・会計に加え、企業経営理論、経営法務、そして経営情報システムの計5科目の勉強をすることとなりました。
経営情報システム4年目の勉強法ですが、1年目と変わらず、ひたすら問題を解く、ことでした。
1年目と比べるとブランクがあったとはいえ多少知識が残っていましたので、1年目に勉強した過去問はそれなりに解けました。
しかし、令和3年度と令和4年度の過去問に取り組んだとき、「しまった・・・」と思いました。
これまでの過去問にはなかった問題が多かったのです。
1年目で使用していたテキストには書かれていない用語を調べたりはしましたが、時間がかかりすぎました。
そこで、「経営情報システムの勉強に深入りするのはやめておこう、40点を下回らないように簡単な問題を確実にとれるようにしよう」と考えました。
同じ問題を繰り返し解き、確実に解ける問題を増やし、何度も間違える問題は「自分には解けない問題」と切り捨てました。
結局、4年目の受験では60点を下回りましたが、足切り40点未満を回避しました。
経済学・経済政策、財務・会計、が得点源となったので、5科目合計の点数が6割超えとなり、1次合格となったのです。
■おわりに
今回の執筆で、「中小企業診断士になるぞ!」という気持ちが強くあったからこそ、合格を勝ち取るまで勉強しつづけることができたのだな、と痛感しました。
今年の春に実務従事7日間を終え、今年の夏には実務補習を受け、今年の秋には中小企業診断士として活動できると思います。
試験合格のその先にあるものを見据えれば、「ひたすら問題を解く」ことも苦もないこと、と思います。
次回は、えいりん さんの登場です。
お楽しみに!
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