最短で合格目指す効率的勉強法! by えいりん

勉強方法

タキプロ16期の   えいりん と申します。私は運よくストレート合格することができましたが、民間企業に勤めており平日の帰宅時間が遅く、勉強時間が限られていましたので、効率的に勉強することが重要だった、と感じています。私と同じように勉強時間が限られている皆さんに、効果的だった効率的勉強法についてご紹介します。  

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■プロフィール

年代/性別:50代/男性
職種   :製造業
受験歴  :1次1回、2次1回
勉強時間 :1次600時間、2次200時間
勉強方法 :クレアール通信講座、LEC道場
得意科目 :1次 運営管理、財務会計、2次 事例Ⅲ、事例Ⅳ
苦手科目 :1次 経営法務、経営情報システム、2次 事例Ⅱ

■はじめに

中小企業診断士の試験は、1次試験と2次試験で構成されており、1次試験は7科目、2次試験は4つの事例に対応する必要があります。受験初年度は、あまりの科目数と膨大な試験範囲に気が遠くなってしまうことでしょう。これだけの広範囲の内容を限られた時間で勉強して合格するためには、試験本番の日まで、「いかに効率よく勉強を進めるか」が重要となります。1次試験、2次試験、それぞれについて、私の経験から、効率よく勉強する方法について述べていきます。

■1次試験の効率的な勉強方法

1次試験は、試験範囲が広く、暗記することが膨大です。限られた時間で合格を目指すためには、以下の3つの取り組みが効果的でした。

  • 予備校の活用
  • 試験直前振り返りのための情報集約
  • 本番に記憶を最大化させる3ステップ学習計画

予備校の活用

限られた時間で試験に合格するためには、予備校の通信講座の受講がおすすめです。私は、クレアール通信講座を受けていました。通信講座を活用することで、通勤途上や疲れて帰宅したときにも、講義の動画や音声で勉強することができ、限られた時間の中で効率的に内容理解を進めることができました。7科目の中では、出題範囲が絞りにくい中小企業政策で、過去の出題傾向と出題予想に沿って重要なところにフォーカスされた内容が提供されていたため、効率的に勉強できたように思います。

試験直前振り返りのための情報集約

本番で最大の記憶を実現して力を出し切るためには、直前期に効率よく、読み込みができるように、テキストに書き込みをして情報集約をしていくことが効果的です。私の場合、予備校通信講座のテキストに加えて「一発合格まとめシート」を印刷して、過去問で新しく出てきた内容などを書き込みすることで、情報集約教材として整備しました。本番の試験会場で最後の読み込みに活用することができます。

本番に記憶を最大化させる3ステップ学習計画

1次試験は、本番直前に、記憶を最大化することにこだわった計画を立てました。勉強開始から本番までを3つの期間に分けましたが、第1~2期を進める中で、最後の第3期に効率的に振り返りの勉強ができるように環境を整備していくのが重要です。

第1期 インプット

最初は、インプット期間です。7科目を順番にインプットしていきます。後に続く期間で記憶定着を図りますので、この期間では忘れても大丈夫です。インプットと合わせて、前述のように試験直前振り返りのための情報集約する教材を決めておきます。情報集約教材の中で、重要な個所には、アンダーラインを引いて、第3期での振り返りがスムーズにできるようにしておきます。

第2期 アウトプット

過去問によるアウトプットにより、本質理解と記憶定着を図ります。過去問を進める中で、最後に振り返るべき重要な問題は、マークをつけておき、第3期に復習できるようにしておきます。過去問の中で新しくでてきた重要な内容については、情報集約教材の中に出題年度と合わせて追記して振り返りがスムーズにできるようにしておきます。

第3期 仕上げ

最後が、7科目同時進行の暗記と過去問復習期間です。毎日、情報集約教材による複数の科目の同時読み込みを行うとともに、第2期でマークを付けた過去問復習による記憶定着を行います。試験直前の2日間は、1日に7科目すべての振り返りをしました。試験本番の時も、試験科目の直前の休憩時間に、最後の読み込みを繰り返して記憶の最大化を図りました。私の場合、1月から勉強を始めましたので、第1期が1~3月、第2期が4~6月、第3期が7月でした。

試験結果

私の1次試験の結果は、以下でした。

経済政策     72
財務会計     76
企業経営理論   82
運営管理     84
経営法務     64
経営情報システム 52
中小企業政策   64
合計       494

経営情報システムは、テキストに出ていない新しい内容がたくさん出題されたため、危なかったです。1次試験は、絶対評価の試験ですから、得意な科目で稼いで、不得意な科目を守る、という戦略が有効ではないかというのが感想です。

■2次試験の効率的な勉強方法

1次試験が終わってから3か月ほどしかない2次試験は、さらに短時間で効率的に仕上げていく必要があります。私の経験で効果的だったことは、以下です。

  • 幅広い情報収集による80分解法プロセス磨き上げ
  • 試験直前振り返りをするための情報集約

幅広い情報収集による80分解法プロセス磨き上げ

2次試験の勉強は、過去問を繰り返し解く中で、試験時間80分の中での解法プロセスを効率的に確立していくことになります。過去問の採点には、「ふぞろいな合格答案」を使いましたが、解法を効率的に磨いていくためには、幅広く情報を集めることが重要です。私の場合、特に以下の情報が参考になりました。

  • ブログ(タキプロ、一発合格道場)
  • LEC2次試験道場
  • YouTube(TBC受験研究会)

試験直前振り返りするための情報集約

2次試験も、1次試験と同様に、試験直前で振り返りするための情報集約が重要です。私は、過去問での気づき、1次の関連知識などをまとめたファイルペーパーを作成していました。参考書では、「2次試験合格者の頭の中にあった全知識」の中の情報もファイナルペーパーに集約して活用しました。2次試験の具体的な解き方については、別の機会でご紹介できたら、と思っています。

試験結果

私の2次試験の結果は、以下でした。

事例Ⅰ  67 
事例Ⅱ  53 
事例Ⅲ  71 
事例Ⅳ  74
合計   265

令和6年は、事例Ⅱが難しいと感じました。試験が終わった後に、時間をかけて読み返してみると、全体像が見えてきたのですが、80分という短い時間で、本質を理解して解く難しさを感じた問題でした。

■おわりに

いかがでしたでしょうか。最後までお読みいただきありがとうございます。 1次試験まではあと3か月弱。本番の日を意識した効率的勉強法を進めて、最後に記憶力を最大化することができれば、きっと、いい結果に結びつくと思います。今回は、私の経験から、効率にこだわった勉強方法をご紹介しました。参考になれば、幸いです。

次回は、すこやか さんの登場です。 

お楽しみに! 

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