事例Ⅰ~Ⅲのための事例Ⅳ勉強のすすめ by ふぃん

おはようございます。
タキプロ11期ブログ班のふぃんです。
前回までの記事はこちら:
・自己紹介&すきま時間活用方法
・凝縮インプット素材のすすめ
・粛々アウトプットのすすめ
・途中退室と超直前暗記のすすめ

新型コロナもまた勢いを増してきて、2次試験の実施も心配な状況ですが、
みなさまいかがお過ごしでしょうか。

2次試験に関してよく言われていることとして、
事例Ⅳは勉強した分だけ点数も伸びるけれど、
事例Ⅰ~Ⅲはコツがつかめないといくら勉強しても点数が伸びない、
というものがあります。

自分が事例Ⅰ~Ⅲで回した事例数は30事例(過去5年×3事例×2周)とかなり少ないですが、
事例Ⅳの経営分析を一番最初にしっかりと勉強して文章作りのコツをつかんだことが、
事例Ⅰ~Ⅲの効果的な勉強につながり、一発合格につながったと思っています。
今回は事例Ⅰ~Ⅲのコツをつかむために事例Ⅳの経営分析を活用する方法をお伝えしたいと思います。

経営分析はプチ事例Ⅰ~Ⅲ

事例Ⅰ~Ⅲが共通して点数が伸びないor不安定という方は、
回答の文章構成時点で自分の型がきっちりできていないことが多いと想定されます。
その状態で事例数を増やして勉強するよりも、まずは回答の書き方をしっかりマスターすることが重要です。

それに最適なのが事例Ⅳの経営分析(文章問題)です。
中でも経営指標別に文章問題があるものがおすすめです。

事例Ⅳの経営分析では
・回答文字数が少なく内容がシンプル
・事例Ⅰ~Ⅲに比べて与件文の情報量が少ない
・最後に来る結論(収益性が高い)が決まっている

という特徴があり
・与件文からの根拠ピックアップ
・文章のロジック構成
・文字数制限を考えた書き方
に集中しやすいというメリットが得られます。

この勉強をするときには、経営指標の選択や計算は先に答えを見ておき、文章を書くことに集中してください。

具体例:平成22年度の経営分析

ここでは回答がわかりやすい平成22年度の事例Ⅳ経営分析の中の
売上高経常利益率が高い理由、についての具体例を紹介します。

ふぞろいの模範解答では

長所は、製品の小型化・高性能化と安定した品質の実現により、顧客からの信頼を得て、安定した受注を確保でき収益性が高い点。
※「ふぞろいな合格答案10年データブック」より引用

となっています。
この60文字の回答から大事なポイントを説明します。

①最初に主語を入れる:「長所は、」
文字数がもったいない気もしますが、回答内容がぶれにくくなりますし、採点者の読みやすさにもつながるので主語は書くことを癖つけるようにしましょう。

②最後の結論は最初に決める:「収益性が高い点。」
最終的に何を言いたいか、どう文章を終わらせるかは先に決めておきましょう。そのときに①の主語とずれないように気を付けてください。

③与件文から根拠ピックアップ:「製品の小型化・高性能化と安定した品質の実現」「顧客からの信頼」「安定した受注」
「収益性が高い」という結論につながる根拠となる情報を持ってきましょう。実際の試験ではマーカーを引く作業になります。ここまでは1次試験を突破した知識があればそれほど難しくないはずです。他の事例、特に事例Ⅱでは与件文が長く多くの根拠候補で迷うかと思いますが、まずは事例Ⅳの根拠ピックアップを確実にできるようになりましょう。

④ロジックの組み立て
ここが一番受験者を悩ませる部分かと思います。③でピックアップした根拠から重要なものを選び、文章をつなげていきます。ここで気を付けたいのが論理構造です。③の例ではA「製品の小型化・高性能化と安定した品質の実現」、B「顧客からの信頼」、C「安定した受注」と3つの根拠がありますが、

A「製品の小型化・高性能化と安定した品質の実現」

結論「収益性が高い」

というのが飛びつきがちな書き方で間違ってはいないのですが、ちょっと飛躍しすぎの感があるかと思います。

上の回答では
A「製品の小型化・高性能化と安定した品質の実現」

B「顧客からの信頼」

C「安定した受注」

結論「収益性が高い」

という論理構造になっており、読んでいても自然と納得できる文章になっています。今回の例ではA~Cまで全て与件文に載っていましたが、BやCは自分で考えなければいけないケースも多いです。

Bの考え方
具体的な情報であるAを見たときに「So what?(だから何なの?)」で考え出すこと。

Cの考え方
結論の理由(根拠)は何かを「Why?(なぜそうなる?)」で考えること。ここでは1次試験知識(一般論)が役立つことが多いです。

がポイントになってきます。
大体方向性は合ってる回答なんだけれど薄っぺらい気がする、という回答では、この論理構造が浅いケースが多いので、多段階の根拠説明のために「So what?」「Why?」で自問自答しながら説得力のある回答を組み立てることが重要です。

今年は2次試験までの期間が長いボーナス年なのでじっくり準備を進めてもらえればと思います。
次回はたろさんです。お楽しみに。

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