4事例の“クセ”と“向き合い方” by ペッペ

タキプロ16期のペッペと申します。
年代/性別: 50代男性
職種 : 製造業・人事
受験歴 : 1次2回、2次2回
勉強時間 : 1次800時間、2次800時間
勉強方法 : 1次/TAC通信、2次/LEC通信、ふぞろい
得意科目 : 1次/企業経営理論、2次/事例Ⅱマーケティング
普段は中小企業の人事として日々の人事マターに関わりつつ、資格取得にも挑戦してきました。
ここで白状すると、、、受かると思ってなかったです、それも1次試験から。
でもやるうちに新しい知識を得ることが楽しくなり、そんな小さな快感が、リズムを作り、1次突破に繋がりました。
・・・ところが。
🌀2次試験に入った途端、そのリズムが崩れました。
何を書くべきか?書いても点が伸びない、、、。
明らかに模範解答と違う、、、こんなの書けるか???不安と絶望感。
そしてモヤモヤ。。。そう、“モヤモヤ沼”にハマったんです、これが本当に憂鬱でしんどかった。
それでも続けられたのは、家族の理解があったことと、共に同じ資格に挑戦した親友、模試で見かける受験生、またSNS(X)を通じてフォローしあう独学者の存在でした。
「自分だけじゃない」
「みんなモヤモヤと戦ってるんだ」
そう思えた瞬間、もう少しだけやってみよう!という気持ちになったのを覚えています。
本記事では、そんな私の体験を踏まえて、診断士2次試験・4つの事例(Ⅰ〜Ⅳ)の“クセ”と“向き合い方”をまとめてみました。
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目次
■はじめに
1次の勉強は、中学時代からの親友と、毎週コメダで続けました。集合時間は朝7時。
2次は親友が先に合格を果たし、家で一人でやることが増えていきましたが、これはこれでよい経験でした。

■まさかの“ホーム”で大失敗。 初回の事例Ⅰが自己最低点!
👔「これはさすがにショック…」
事例Ⅰはまさに実務と重なる部分が多く、逆に「私なら、、、」で書いてしまい、与件への意識が薄くなったのが敗因でした。
✅2回目で意識したこと:
与件に忠実に!徹底的に寄り添う
社長の意図・思いを汲んだ提案
抽象と具体のバランスを調整
✨結果:2回目では最も高得点を記録し、人事担当としてのメンツを取り戻しました(笑)
■🎯ターゲットや販促を考えるのが楽しかった事例Ⅱ。
事例Ⅱの施策を考えるのは楽しかった、でも・・・どの模試でも点数が伸びず40点台前半をウロウロ。
✅理由は明確:
良いことを書こうとしすぎて、与件とズレる、やたらとSNSと繋げてしまう、、、
「効果」の視点が抜けていた
✅改善したこと:
解答構成を「だ・な・ど・こ(誰に・何を・どうやって・効果)」に落とし込む
与件から拾ったキーワードで構成
最後に「この施策、本当に売上につながる?」と自問
📈結果、本番ではしっかり得点源になってくれました!
■🔧最初の印象は、意味不明の事例Ⅲでした。
事例Ⅲは、取っつきにくく、なかなか勉強が進まない、いつもいつも後回し。。。
だから苦手を克服できず、でもあるとき気づいたんです。
👉 「全部“製造業の流れ”だし、視点、対策、改善効果などは一緒のことじゃないのか」
✍️試験中は毎回、下書き用紙にC社の工程を書いていました:
🟦受注 → 🔧内作A → 🔩内作B → 🚚外注活用 → 📦出荷
ここに組織名、起きている事象、ボトルネックをメモしておけば、
どこが問題?
どこを改善?
どう生産性が上がる?
というのが一目で明確に!
これらが見えるようになると、”解決策”にはいつも共通点がありました。
時々ドキッとするのが、事例Ⅲなのに「人材育成」が出ること。「これ事例Ⅰじゃないの…?」と迷いが生じることも。
でも、人材育成も、立派な生産性向上の手段と割り切る!
例:
多能工育成 → 柔軟な配置
標準化教育 → 品質安定
作業教育 → 新製品対応
⚙️「育成→作業安定→品質向上→現場改善(諸問題の解決)→生産性向上」として書けばOK!
■最大の苦手科目、事例Ⅳ。でも、戦い方を決めてからは戦えた、きっと。
✅私の基本方針:
🔍まずは全体を俯瞰して、問題をランク付け:
A:経営分析(絶対取る)
B:CVP(慎重に拾う)
C:難問(後回し or とりあえず書く)
✍️記述・計算ともに「加点狙いでとにかく細いシャーペンで全部書く!」が鉄則。
白紙はNG。式だけでもOK。部分点を拾いに行く戦い方。
📉苦手な私は、「50点を取る」が目標。
✅具体的な対策:
「1日1問」の計算練習を習慣に
間違えた問題は分野別にノート化
記述問題は型を決めてテンプレ化
💪結果:合格ラインは無事突破! 足切り回避成功!
■おわりに
次回は、やっすー さんの登場です。
お楽しみに!
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