【二次向け】 解答プロセスをどうやって自分のものにするか?(2)

タキプロ絶対合格 2次多年度生向けセミナー
6月15日(土)13:30~16:30 (懇親会17:00~)
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皆さん、こんにちは!

月曜日担当の、はっしー@タキプロです。

 

前回のブログでご説明した解答プロセスの基本的な考え方をふまえ、今回は具体的な解答手順について述べます。二次試験まで5か月、80分で解けなくてもまだまだ焦る必要はありませんが、具体的にどのような作業をどんな時間配分でこなすのか、自分のゴールのイメージは考えておきましょう。設問を先に読む人と与件文から入る人、マーカーを何色も使う人とシャーペン1本で良いという人、人によって色々なスタイルがあるので、自分の好みに合うやり方で良いと思いますが、やっている作業の内容そのものに大きな差はありません。具体例として、私の手順をご紹介しましょう。まず今回は事例Ⅰ~Ⅲから。事例Ⅳはやり方がかなり異なるので、次回にお話しします。

 

シャーペンの他に、ボールペン2本(青・赤)と、マーカー1本を用意。ボールペン、マーカーは「消せる」タイプがお勧め。

 

① 問題用紙のホチキスを取り外し、表紙裏をメモ用紙として確保

② 段落毎に、シャーペンで線を入れて分ける(設問で使っていない段落がわかるように)

③ 与件文の最初と最後の段落をざっと読んで、事例企業の概要と直面する課題のイメージを掴む

④ 設問読み。マーカーで設問要求(ハイライト)、制約条件(波線)をチェック

⑤ 各設問の内容を、①のメモ用紙に自分の言葉で簡潔にメモ書きする

⑥ このメモ書きを脇において、各設問の内容を強く意識しながら与件文読み。強み(青)/弱み(赤)/機会(青波線)/脅威(赤波線)、社長の想いや経営理念(マーカー)、接続詞やキーワードをシャーペンで囲む。設問対応箇所のマーキング(設問番号を段落欄外に振る)

⑦ 「事例企業の方向性」(強みを機会に活かし経営目標実現、のストーリーで!)を設問文の欄外にメモ書き                   (ここまでで20分)

⑧ 方向性のメモ書きを強く意識しながら、解答骨子作成            (ここまでで40分)

⑨ 解答清書、見直し                       (残り40分で)

 

事例Ⅰ~Ⅲでは、解答骨子を書き始める、⑦までの作業が勝負具体的には、設問要求と制約条件のチェック、与件文のSWOT分析と設問とのひも付け、事例の方向性(出題者の意図)の把握をいかに短時間で正確に行うかです。私の場合は、解答骨子に20分、解答清書に40分回せるよう、残り20分で必要な段取りを手際よく済ませるところに一番苦労しました。そのための工夫が、⑤の設問内容のメモ書き。一見無駄な時間のように見えますが、設問ページをいちいち見に行かず設問内容を書いたメモ書きを見ながら与件読みに集中できるので、読み落としや抜けを防げるところに効果がありました。また与件文を読みながら、設問毎のおおまかな解答ストーリーをイメージすることで、⑧の解答骨子作成のスピードが速まりました。

 

解答手順には合格者それぞれのスタイルがあり、どれを参考にしたらよいか皆さんも迷うことと思います。まず、自分の解き方でやってみて、どの部分が時間的にボトルネックになるかを考えてみる。Webなどで体験記を探せば、同じような悩みを持っていた合格者が必ずいますから、彼らがそれをどうやって克服したかを参考にして、自分なりのスタイルを作り上げていく。そういうアプローチが現実的だと思います。80分で解き切るのは決して楽ではありませんが、自分の集中力を高める工夫をすることで必ず実現できると思いますよ!

 

それでは、また来週!

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【今後の予定(東京)】

・5/19(日) 9時半~12時 京橋プラザ区民館 題材:H22事例2&1次対策

・5/23(木) 19時~22時 八丁堀区民館 題材:H22事例3&1次対策

*2次試験対策では、すべての設問を議論の対象とすることは時間の都合上できません。なるべく受験生の希望を反映するため、参加申し込み時にディスカッションをしたい問題をご記載いただければと思います。
また、題材の事例について事前に解答を作成し、5部程度コピーをお持ちください。
*1次試験対策を希望される方は、参加申し込み時に対策をしたい科目と、どのようなことをしたいかを簡単にご記載ください。

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【二次向け】 解答プロセスをどうやって自分のものにするか?(2)” に対して4件のコメントがあります。

  1. KEN より:

    はっしー様

    いつも拝見させて頂いております。1月から始め、
    現在、過去問、模試、事例演習を含め二次事例を40事例ほど解いているという状況です。
    よいときは、事例演習で70~60点、
    事例によっては、事故がおき、波がある状態です。

    そこで、質問させて下さい。
    解いたあと、復習をしながらは進めてきましたが、波がある状態を克服すべく、今まで今一度解いた問題を再度復習しようと考えております。効果的な復習の仕方がありましたら、簡単に教えて頂きたくよろしくお願い申し上げます。

    1. はっしー より:

      KEN様

      いつも読んで頂き有難うございます。コメントを頂くと嬉しいです! 励みになります。

      さてご質問の件ですが、「波がある」というのはどのような内容でしょう? 具体的な症状が分かると、対策も立てやすくなります。事例問題の添削講評に何らかの傾向がないか、もしまだであれば、一度チェックしてみてください。パターンとしては、①題意を外すことがある(=事例企業の方向性を正しく掴めない)、②与件の活用が十分できない(=一般論になる)、③設問に素直に答えていない、④文章が安定しない、⑤一次知識不足で適切な分析の切り口が分からない、といったところが考えられます。

      まさに今週のメルマガで「二次模試結果が返ってきたら・・」と題して、それぞれの「症状」に応じた復習の仕方について文章を書きましたので、参考にして頂ければと思います。(http://archive.mag2.com/0001110901/index.html)

      また、事例を再度解く場合には、是非きれいな問題用紙と答案用紙で、新たな気持ちで取り組んで下さい。本試験の過去問はAASのサイト等で手軽にダウンロードできます。また、既に40事例こなしておられるのであれば、2回目からは「80分手書き」でチャレンジを。その際、勉強仲間と答案を比較することを強くお勧めしますし、それが難しい場合はなるべく複数の模範解答、合格答案を見て、自分の答案を多面的に評価することが重要です。

      私も昨年の今頃は、KENさんのように安定的な解答を書くためのプロセスを模索(格闘)していました。メルマガにも書きましたが、最も有効なのは与件文・設問文を読んで事例の方向性=テーマを掴んでから、解答を書き始めること。逆にいうと、掴むまでは解答を書き始めない、というぐらいの意識です。そして方向性は「強みを活かして機会にぶつけ、経営目標を実現する」というストーリー。これを早く正確につかむことができるようになれば、解答も安定すると思います。

      ご参考になれば幸いです。頑張ってください。

  2. KEN より:

    はっしー様

    お世話になります。KENです。
    波がある原因、今まであまり振り替える機会を正直作っていませんでした。
    ザクッと、考えますと与件を十分に活かしきれてない、一次の知識が怪しい部分もあり、切り口が出てこない場合がある、が主な原因な気がします。
    (じっくりと振り返りをしてみます!)

    また、与件企業の方向性、与件のテーマ等の大きな幹の意識が薄かったような気もします。

    詳しく教えて頂き、本当にありがとうございます。
    すごく参考になりました。今一度、自身の解答傾向分析をし、整理した上で、復習、再解答をしてみます!
    今年は必ず合格する!

  3. はっしー より:

    KEN様

    早速ご返事頂き有難うございました。

    二次試験に向けて、これから実力は伸びていきますので、ぜひ自信を持って進んでください。また試験を解くというよりも、診断士として事例企業の社長に本気で経営診断する意識で問題に取り組むと、色々と見えてくると思いますよ。

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