事例Ⅰの解き方(コトハジメ)by ふへんもの

事例Ⅰ

 

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■はじめに

みなさんこんにちは。タキプロ16期の   ふへんもの と申します。


今回は事例Ⅰで60点以上をしっかり目指すための最初の一歩を「事例Ⅰの解き方(コトハジメ)」として記事にしてみました。

私がはじめて2次試験を受験した年は、闇雲に演習をして過去問を食い散らかしてしまいました。
そうして数年分の過去問を繰り返し解くうちに、事例Ⅰのみならず、事例ⅡもⅢも単純化すると与件文の内容は、基本的にはいつも同じ構造であることがわかりました。


この単純化した構造を念頭に与件を読むようにしてから、事例Ⅰ~Ⅲの得点が安定したので、今回はそれを紹介したいと思います。

事例ⅠやⅡ、Ⅲの得点がどうも安定しないという方は参考にしてみてください。

■自己紹介

最初の記事なので、簡単に自己紹介します。

ふへんもの

ふへんものと申します😇

HN:ふへんもの
受験歴:1次試験3回、2次試験4回(令和6年度合格)
初受験は2003年のことでしたので、合格まで22年かかったと言っても過言ではないです…。
(2005年くらいに挫折したのち、2020年に再起し2024年度合格)

■事例Ⅰの戦績

4回受験して、平均点は68点。A評価が3回、B評価が1回でした。
最後の年は時間配分で失敗し、思うように得点が伸びませんでしたが、事例Ⅰは比較的得意な科目でした。

受験年度得点
令和2年度79点
令和3年度78点
令和5年度61点
令和6年度54点

■事例Ⅰコトハジメ①(与件の捉え方1)

ふへんもの

与件文の構造を大きく捉えよう😇

複雑に見える与件文も、分類してみると基本的にはこの5種類に分類できます。

① 過去-良いこと
② 過去-悪いこと
③ 現在-良いこと
④ 現在-悪いこと
⑤ 未来-やりたいこと

良くも悪くも、これだけ、といえばこれだけなんですね。
過去に良かったこと、悪かったこと、現在の良いこと、悪いこと、そして未来にやりたいこと。

単純化しすぎ、と思うかも知れませんが、本番当日に初見の与件文を理解するにはちょうど良いくらいだと思います。


与件文理解の第一歩であると同時に、本試験の実戦的な局面でも、自分の答案の方向性が合っているかどうかをチェックする時に役に立ちます。

是非、すでに解いている過去問を引っ張り出して、この観点で与件を読み直してみてください。
(もったいないので、新しい過去問を使うのではなく、すでに使い古した過去問でやってみてください)

きっと、「あぁ、これだけのことだったんだ。」と与件が整理しやすくなると思います。

■事例Ⅰコトハジメ②(与件の捉え方2)

ふへんもの

「中小企業あるある」を集めよう😇

①のフレームを使って与件を読んでも、何が「良いこと」で、何が「悪いこと」なのかがわからないことには、事例企業の分析をすることはできません。

そのためには、中小企業にとっての「良いこと」、「悪いこと」(中小企業あるある)を知っていく必要があります。

これを知れば知るほど、与件文の内容をあますことなく、このフレームに落とし込めるようになっていきます。

「あるある」の入手方法は色々ありますが、過去問を5年分程度やっていくうちに、だいたいのバリエーションは手に入ります。

「中小企業あるある」の例を②の絵であげておきます。

■事例Ⅰコトハジメ③(答案作成の方向性)

ふへんもの

社長の想いを軸に、よりよいA社にしていこう😇

コトハジメの仕上げに、答案作成の方向性についても触れておきたいと思います。


事例Ⅰ答案作成の方向性

1.過去の成功・失敗体験を活かす

2.現在の良いことを伸ばし、悪いところを改善する

3.社長の思い描く事業展開を実現し、それを支える人事・組織を構築する

この流れを基本に答案を作成していきましょう。

事業展開の実現方法や、人事・組織の構築についても、過去問を通じて「中小企業にとって効果的な施策」を知っていくことで、どんどん書けるようになっていきます。

このように、あまり難しく考えず、単純化して与件を大きく捉えることで、経営改善の方向性(答案の方向性)についても見えやすくなると思います。

■事例Ⅰコトハジメ④(サンプル事例企業のイメージ)

こんな感じかな😇

最後に、コトハジメ②にあげた「例」をもとに、私の脳内イメージを共有します。

私は与件文を読み進めながら、こんなイメージを頭に思い浮かべながら事例を解いていました。

もちろん、年度ごとに業種・業界も変わりますし、A社のイメージも異なります。

過去問を解きながら、こうした事例企業のイメージをいくつか頭に溜めておくと、本番当日、「今年はどんな事例企業と出会うのかな。」と初見の問題が楽しみになってくるのではないかと思います。

■おわりに

事例Ⅰの勉強方法をより深く知りたい方は、先代15期のみにまるさんが書かれた下記記事を是非読んでください。
必要な要素が網羅的に書かれていて、大変わかりやすいです。
今回の「コトハジメ」で全体像をざっと掴んだあとは、より得点力を高めるための学習を進めていってください!

次回は、hey さんの登場です。 

お楽しみに! 

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