C社は家庭をイメージして byダイナマイト九州

こんにちは。ダイナマイト九州です。(自己紹介はこちら

前々回の記事(事例Ⅲは『平べったい』??)では事例Ⅲの答案構成について個人的な考え方をお伝えしました。

今回は、事例Ⅲを解く際のテクニック的な記事にしたいと思います。

事例Ⅲを解く際のテクニック

前々回の記事では、事例Ⅲで考えることは「いかに効率的に生産するか」に尽きるとお伝えしました。

よって、解答にあたっては、「効率的に生産する」ためにはどんな取り組みを行えばいいのかという観点で答案を作成していけばよいということになります。

具体的には以下のような観点が挙げられます。

  • 各部がバラバラに行っているものは統一する(例:A部とB部で別々の生産計画→A部・B部統一の生産計画へ)
  • 保管場所が定まっていないものはきちんと保管場所を定める(例:作業員が散乱している仕掛品を避けて移動している→仕掛品の保管スペースを定め、作業員の移動の無駄を削減)
  • 人によって作業方法が異なる状態は是正する(例:作業手順が作業員任せになっている→作業マニュアルを整備し標準化する)
  • 作業員間の技術水準のバラツキは是正する(例:ベテランによるOJTで若手の技術力向上、研修・教育による技術の底上げ)
  • 設備はできるだけ稼働させる(例:持て余している設備を活かせる仕事は積極的に受注する)
  • 材料や製品の在庫は多すぎても少なすぎてもダメ(例:できるだけ精緻な需要予測を基に仕入・製造を行う)

製造業の経験は不要

事例Ⅲは製造業の問題ですが、製造業の現場経験がなくても全然大丈夫です。

上で紹介した観点についても、日常生活のことに置き換えてみたら結構すんなりイメージできるのではないでしょうか。

例えば、夫婦共働きの場合、子供の送り迎えや家事を効率的にこなすため、お互いの仕事のスケジュールを事前に調整したりしますよね?これが(生産)計画を統一するイメージです。

他にも、子供がおもちゃを散らかしてルンバがごみを拾いきれない状態になっていたら当然おもちゃを元の場所に片付けさせるでしょうし、

ティッシュペーパーやトイレットペーパーは足りなくなったら困るけど、逆に買い込みすぎても保管に困りますよね?

不慣れな家事に苦戦していたら奥様がコツを伝授してくれて能率アップする場合もあるのではないでしょうか。

また、せっかく食器洗い乾燥機を買った(設備投資した)のであれば、積極的に使い、浮いた時間で他のことをするのが効率的ですよね?買ったのに結局使わないのが一番もったいないですからね。

そういう、当たり前のことを当たり前にやるくらいの感覚でいいのです。

最後に

本日は、僕なりの事例Ⅲの解き方のコツをお伝えさせていただきました。

まとめると、今ある問題や今後起こり得る問題に対して、合理的な改善策・予防策を講じていくという考えが基本になるかと思います。

そして、その策というのは何も複雑なことではなくて、ごくごく当たり前の段取りを考えていけば十分です。

2次試験まで残り約1ヶ月となりましたが、この記事が少しでも皆様の参考になれば幸いです。

以上、ダイナマイト九州でした。

次回はこなんさんの投稿です!お楽しみに!

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