中小企業経営と令和3年経済センサス by まっく

中小企業経営・政策

タキプロ17期の   まっく と申します。  

中小企業経営で出題される可能性の高い令和3年経済センサスについて、中小企業白書2025年版付属統計資料から読み取れることを整理してみます。

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■ 企業規模別企業数(非一次産業)のポイント

中小企業白書2025年版付属統計資料第1表は「産業別規模別企業数(民営、非一次産業、2012年、2014年、2016年、2021年)」となっています。

非一次産業計

全体で見ると2021年のデータは、次のとおりです。

企業数構成比(企業全体に占める割合)
大企業10,3640.3%
中小企業(うち小規模企業)3,364,891(2,853,356)99.7%(84.5%)

次の点は試験対策上重要だと思います。

  • 中小企業の企業数が約330万であること
  • 中小企業の数が企業全体の99.7%を占めていること
  • 小規模企業が企業全体の84.5%を占めていること

また、小規模企業のうち個人事業者数は1,521,573です。
これは小規模企業全体の約53%にあたります。

産業別企業数

次に2021年のデータを中小企業数の降順に並べると次のとおりです。

産業中小企業数
小売業527,138
建設業424,976
宿泊業,飲食サービス業424,543
製造業335,552
生活関連サービス業,娯楽業330,461
不動産業,物品賃貸業324,197
医療,福祉205,710
学術研究,専門・技術サービス業202,747
卸売業202,432
教育,学習支援業94,060
運輸業,郵便業64,886
情報通信業55,174
金融業,保険業28,647
電気・ガス・熱供給・水道業5,273

細かい数字を覚える必要はありませんが、順番は覚えておくと良いです。

特に上位4つの以下の順番は試験対策上記憶すべきでしょう。

【中小企業/企業数】小売>建設>宿泊・飲食サービス>製造

また小規模企業数の降順だと、次のとおりです。

産業企業数
小売業427,267
建設業403,449
宿泊業,飲食サービス業365,011
不動産業,物品賃貸業316,400
生活関連サービス業,娯楽業307,420
製造業283,297
学術研究,専門・技術サービス業173,981
卸売業144,201
医療,福祉138,480
教育,学習支援業81,851
運輸業,郵便業45,211
情報通信業37,611
金融業,保険業27,341
電気・ガス・熱供給・水道業4,925

■ 企業規模別従業者数(非一次産業)のポイント

中小企業白書2025年版付属統計資料第2表は「産業別規模別従業者数(民営、非一次産業、2012年、2014年、2016年、2021年)」となっています。

非一次産業計

全体で見ると2021年のデータは、次のとおりです。

従業者数(人)構成比
大企業14,384,83030.3%
中小企業(うち小規模企業)33,098,442(9,725,922)69.7%(20.5%)

次の点は試験対策上重要だと思います。

  • 中小企業の従業者数が約3300万人であること
  • 中小企業の従業者数が企業全体の69.7%を占めていること
  • 小規模企業の従業者数が企業全体の20.5%を占めていること

産業別従業者数

次に2021年のデータを中小企業における従業者数の降順に並べると次のとおりです。

産業従業者数(人)
製造業6,185,371
小売業4,462,594
宿泊業,飲食サービス業3,401,140
建設業3,339,900
卸売業2,455,090
運輸業,郵便業2,340,447
医療,福祉1,930,194
生活関連サービス業,娯楽業1,629,655
不動産業,物品賃貸業1,242,462
情報通信業1,209,580
学術研究,専門・技術サービス業1,121,619
教育,学習支援業574,850
金融業,保険業228,025
電気・ガス・熱供給・水道業60,117

こちらも細かい数字を覚える必要はありませんが、順番は覚えておくと良いです。

特に上位4つの以下の順番は試験対策上記憶すべきでしょう。

【中小企業/従業者数】製造>小売>宿泊・飲食サービス>建設

構成比(産業別、企業全体に占める中小企業の割合)の降順だと次のとおりです。

産業構成比 (%)
医療,福祉89.4
建設業88.6
教育,学習支援業83
生活関連サービス業,娯楽業82
不動産業,物品賃貸業81
宿泊業,飲食サービス業78.1
卸売業75
運輸業,郵便業74.6
学術研究,専門・技術サービス業69.9
製造業64.9
情報通信業63.2
小売業61.4
電気・ガス・熱供給・水道業28.2
金融業,保険業18.1

医療・福祉や建設業の構成比が高いことは覚えておくと良いと思います。

また、2021年のデータを小規模企業における従業者数の降順に並べると次のとおりです。

産業従業者数(人)
建設業2,090,255
製造業1,627,569
小売業1,115,177
宿泊業,飲食サービス業1,054,376
不動産業,物品賃貸業786,266
生活関連サービス業,娯楽業658,135
卸売業456,848
学術研究,専門・技術サービス業443,998
医療,福祉428,021
運輸業,郵便業356,643
教育,学習支援業171,389
情報通信業122,874
金融業,保険業106,583
電気・ガス・熱供給・水道業13,669

こちらについても上位4つの以下の順番は試験対策上記憶しておくと良いかもしれません。

【小規模企業/従業者数】建設>製造>小売>宿泊・飲食サービス

■ 企業規模別売上高(非一次産業)のポイント

中小企業白書2025年版付属統計資料第4表は「産業別規模別売上高(民営、非一次産業、2013年、2015年、2020年)」となっています。

非一次産業計

全体で見ると2020年のデータは、次のとおりです。

売上高(億円)構成比
大企業7,575,07552.7%
中小企業(うち小規模企業)6,801,298(1,510,118)47.3%(10.5%)

産業別売上高

次に2020年のデータを中小企業における売上高の降順に並べると次のとおりです。

産業売上高(億円)
卸売業1,603,275
製造業1,519,822
建設業853,829
小売業792,676
運輸業,郵便業361,457
不動産業,物品賃貸業336,560
情報通信業284,788
生活関連サービス業,娯楽業202,347
学術研究,専門・技術サービス業189,479
宿泊業,飲食サービス業151,554
医療,福祉106,464
金融業,保険業96,864
電気・ガス・熱供給・水道業39,623
教育,学習支援業24,294

こちらも細かい数字を覚える必要はありませんが、順番は覚えておくと良いです。

特に上位4つの以下の順番は試験対策上記憶すべきでしょう。

【中小企業/売上高】卸売>製造>建設>小売

構成比の降順だと次のとおりです。

産業構成比 (%)
医療,福祉85
生活関連サービス業,娯楽業75.9
宿泊業,飲食サービス業73.4
教育,学習支援業72.1
建設業71.2
運輸業,郵便業60.9
不動産業,物品賃貸業58.8
その他(鉱業,採石業,砂利採取業・複合サービス事業・サービス業(他に分類されないもの))53.9
卸売業52.2
小売業51.1
学術研究,専門・技術サービス業43.5
製造業39.3
情報通信業38.3
電気・ガス・熱供給・水道業11
金融業,保険業10.6

また、2020年のデータを小規模企業における売上高の降順に並べると次のとおりです。

産業売上高
(億円)
建設業403,665
製造業246,812
卸売業212,098
不動産業,物品賃貸業151,371
小売業134,494
運輸業,郵便業59,896
学術研究,専門・技術サービス業59,859
金融業,保険業44,709
生活関連サービス業,娯楽業44,312
宿泊業,飲食サービス業39,810
情報通信業27,601
医療,福祉26,349
電気・ガス・熱供給・水道業14,277
教育,学習支援業4,666

■ 企業規模別付加価値額(非一次産業)のポイント

中小企業白書2025年版付属統計資料第5表は「産業別規模別付加価値額(民営、非一次産業、2015年、2020年)」となっています。

非一次産業計

全体で見ると2020年のデータは、次のとおりです。

付加価値額(億円)構成比
大企業1,101,21644%
中小企業(うち小規模企業)1,401,185(363,643)56%(14.5%)

次の点は試験対策上重要だと思います。

  • 中小企業の付加価値額が約140億円であること
  • 中小企業の付加価値額が企業全体の56%を占めていること
  • 小規模企業の付加価値額が企業全体の14.5%を占めていること

ここまでの統計を踏まえると、小規模企業については、次のことがいえます。

  • 企業数は、企業全体の84.5%である。
  • 従業者数は、企業全体の20.5%である。
  • 付加価値額は、企業全体の14.5%である。

産業別付加価値額

次に2020年のデータを中小企業における付加価値額の降順に並べると次のとおりです。

産業付加価値額(億円)
製造業316,543
建設業183,009
卸売業145,177
小売業134,032
運輸業,郵便業98,182
学術研究,専門・技術サービス業89,025
情報通信業86,102
不動産業,物品賃貸業78,597
医療,福祉55,505
宿泊業,飲食サービス業47,500
生活関連サービス業,娯楽業38,045
金融業,保険業18,691
教育,学習支援業10,023
電気・ガス・熱供給・水道業7,543

こちらも細かい数字を覚える必要はありませんが、順番は覚えておくと良いです。

特に上位4つの以下の順番は試験対策上記憶すべきでしょう。

【中小企業/付加価値額】製造>建設>卸売>小売

構成比の降順だと次のとおりです。

産業構成比 (%)
医療,福祉87.4
生活関連サービス業,娯楽業82.5
運輸業,郵便業80.9
宿泊業,飲食サービス業78.3
建設業76.4
教育,学習支援業73
不動産業,物品賃貸業67.9
卸売業62.3
小売業57.4
製造業48.8
学術研究,専門・技術サービス業47.9
情報通信業44.8
電気・ガス・熱供給・水道業18.5
金融業,保険業14.1

付加価値額についても、医療・福祉の構成比は高くなっています。

また、2020年のデータを小規模企業における付加価値額の降順に並べると次のとおりです。

産業付加価値額(億円)
建設業97,194
製造業61,904
不動産業,物品賃貸業42,935
学術研究,専門・技術サービス業30,565
小売業27,885
卸売業20,088
運輸業,郵便業15,504
医療,福祉13,001
宿泊業,飲食サービス業12,739
生活関連サービス業,娯楽業11,530
情報通信業6,563
金融業,保険業6,462
電気・ガス・熱供給・水道業3,258
教育,学習支援業1,691

■おわりに

次回は、Cた さんの登場です。 

お楽しみに! 

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