【企業経営理論】問題文の読み方 by ゆるふ

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■はじめに

読者の皆様、こんにちは。タキプロ15期の ゆるふ です。

今回のテーマは、みんな大好き!企業経営理論です。
この知識習得を目的として、診断士取得を目指している受験生も多いのではないでしょうか。
インプット学習はサクサク進むものの、いざ1次試験の問題を前にアウトプット学習を開始すると、選択肢の文章量やいかにも正しそう・間違ってそうな表現に苦戦を強いられるのがこの科目の特徴です。
知識はあるのに選択肢を見誤ってしまう…。
そんな悩みの解消に少しでもお役に立てれば幸いです。

ぜひ、最後まで読んでいただけると嬉しいです!

前回書かせていただいた【経営情報システム】の記事も、よろしければご覧ください。 

経営情報システムの傾向分析とおすすめ勉強法 byゆるふ

■必要なのは国語力

1次試験7科目の中で、もし診断士の勉強を全くしていない人が受験した場合、もしかすると最も高得点を取れる科目は企業経営理論かもしれません。
というのも、この科目は「国語力」があれば、初見の単語があったとしても選択肢をある程度絞り込むことができるからです。
そのため、逆に勉強をしっかりしているにも関わらず、中々正しい選択肢を選べず点数が伸びない受験生も少なくないはずです。
そのような方は、知識は十分あるため解答解説を読んでも知らなかったという論点は少なく、日本語の解釈を誤っていただけということがほとんどだと思います。
解釈を間違う原因については、知識が沢山ある分、余計な主観が入り込んでしまうことが最大の要因だと考えます。
勉強ゼロの人は、選択肢の中から判断しないといけないため客観性が強制され、国語の問題として選択肢を吟味することである程度得点できるのだろうと推測します。

すなわち、「国語力」とは、問題文と題意を正確に読み取り、主観ではなく客観的に解答する力と言えます。

企業経営理論の問題を国語の問題として捉える考え方に関しては、タキプロ同期にも同じような考えを持っている方がおり、非常に参考になる学習方法を紹介しておりますので、ぜひご参照ください。

企業経営理論は『超消去法』で攻略 by みにまる

企業経営理論は国語の問題みたいに解こう byにゃーもん

今回私からは、国語力の中でも問題文を正確に読む方法について、私なりの工夫点をご紹介します。

■企業経営理論の特徴

問題文の読み方の紹介の前に、この科目の特徴を確認します。
過去の合格率の推移は私の以前の記事をご参照ください。

経営情報システムの傾向分析とおすすめ勉強法 byゆるふ

問題数(マークする数)は41問であり、試験時間90分ですので、1問あたり2分11秒で解くことになります。
配点は2点か3点ですが、配点は問題用紙には書いておらず、公表される正解に一緒に記載されます。

企業経営理論の問題の特徴は、なんといっても文章量の多さです。
R5年度の問題をワープロソフトに入力して文字数をカウントしてみました。
(句読点含む、半角文字1~2文字換算、表・第X問・設問Yの文字数は除く)

結果、17338文字でした。

また、1問の中で最も文字数が多かったのは、第27問の社会保険に関する問題であり、リード文と選択肢合わせて974文字でした。
これに次ぐ文字数は、第26問の労働時間に関する問題で613文字でした。

500文字以上の問題は10問ありました。

大体の目安ですが、1つの選択肢が2行に渡る問題は300~400字、3行に渡る問題は500字程度のようです。
社会人の黙読スピードは1分あたり平均600文字とのことですので、17338文字を読むだけでも約29分かかる計算になります。
(以下のサイトでご自身の速読解力を計測できます。私は520文字/分でタートル級でした…泣)

読書速度の測定・読書スピード計測テスト|読書速度ハカルくん (sokunousokudoku.net)

しかし、小説や雑誌の読書などとは異なり、問題文を読みながら記憶をたどったり、選択肢同士を比較したりするための思考の時間がありますので、皆様お分かりの通り、決して時間的余裕はありません。
そのため、ただ文字を目で追うだけになってしまい、問題文を何度も読み返すような無駄な時間を作らないよう、最短で題意をくみ取れるように訓練するべきです。

■問題文の読み方

診断士試験に限らず、私が他の資格試験でも実践している問題文の読み方の工夫をご紹介します。
ポイントは以下の3つです。

・キーワードを探す

・主語、述語を明確にする

・修飾表現を括弧でくくり、被修飾語に矢印をつける

英文法の解釈に似ているかもしれません。
例として、実際の私の本番の問題を掲載します。
大変見苦しいですが、ご容赦ください。

これはR5年度第28問で、こちらも600文字を超える問題です。

・キーワードを探す

問題文をいきなり精読することはせず、ぱっと見でキーワードになりそうな単語を抽出します。
問題文の意味は考えず、キーワードだけ探す作業に徹します。
これにより、次の文章の展開や題意に対する心構えができるので、次に精読する際に理解が深まります。

(例の解説)
リード文の「顧客価値」と、選択肢中の「〇〇価値」をキーワードとして丸で囲みました。
勉強不足でお恥ずかしいですが、この時、選択肢中の「〇〇価値」という単語はほとんど聞いたことがなく、特に予想できそうな題意は思い浮かびませんでした…。
一方、国語力で乗り切る必要がありそうと考え、次に述べるポイントを意識しながらゆっくり選択肢を読もうと判断しました。

・主語と述語を明確にする
・修飾表現を括弧でくくり、被修飾語に矢印をつける

誤りのある選択肢は、主語と述語の組み合わせがおかしかったり、言い切りや修飾語句が極端だったりするものが多いです。
なんとなくで選択肢を読み進めてしまうと、それらの誤りを見落としてしまい、訳が分からなくなって主観で解答してしまいがちになります。
これを防止する方法として、主語と述語、修飾表現と被修飾語に印をつけながら読むようにします。

(例の解説)
「〇〇価値」や「価値」を被修飾語として、どのような価値なのかを説明している修飾表現に括弧を付けました。
また、「~~のため、~~」のような因果関係も、修飾表現の一種として括弧をつけています。
これらの修飾表現におかしな部分はないかを考えます。
さらに、文全体の主語述語や、修飾表現の中の主語述語にも印をつけながら、矛盾している部分や極端な言い切りがないかを確認していきます。

これらの作業をしながら読み進めていくことで、誤り部分を見逃すことなく気づくことができ、また主観ではなく根拠を持って誤り部分に×をつけて消去することができます。

■本番に向けて

問題文の読み方をご紹介しましたが、すべての問題でここまでじっくり読んでいると、それこそ最後まで解き終わらないという事態となってしまいます。

練習の中で何問か丁寧に解いてみて、自分なりのキーワード抽出法やメモの仕方にアレンジできる程度に慣れてくれば、解答スピードは自然と速くなってきます。
本番で自信のない問題に出会った時にじっくりと取り掛かるようなメリハリをつけた解答が重要です。

企業経営理論の特徴で取りあげた第27問と第26問は、いずれも配点が2点です。
とても時間効率の悪いように思えますが、問題文が長い分ヒントが多かったり、知識が不足した苦手分野でも国語力で補ったりすることが可能です。
ぜひ、アウトプット学習で国語力を身に着けて本番でも活かせるようにしてみてください。

■おわりに

いよいよ5月に突入します。
ゴールデンウィーク中に1次試験の模擬試験を受験される方もいらっしゃるのではないでしょうか?

1次試験本番で全科目受験する方は、丸2日間缶詰め状態でずっと時間に追われながら問題を解きます。
疲れによる後半の集中力の維持の難しさは、実際に経験しないとなかなかわからないものです。
まとまった時間が取れる場合は、実際の受験スケジュールの生活を経験しておくと、当日も少し余裕が作れると思います。

試験までまだまだ十分時間はありますので、タキプロの情報を大いに活用しつつ、勉強を進めていただきたいと思います。

次回は、kenken さんの登場です。 

お楽しみに! 

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