理解を定着させる勉強のコツ by よういち

みなさんこんにちは、タキプロ14期ブログ班のよういちです。

私事で恐縮ですが、来月からタイに赴任することになりました。
仕事や身の回りの準備など、バタバタと慌ただしい日々を送っています。

先日は、ありがたい事に、同期合格の診断士のみなさんがタイ料理屋さんで送別会を開いてくれました。
改めて診断士のつながりっていいな、と感じた一日でした。
せっかく取得した資格なので、海外に行っても何か活動したいなと思いますし、いろいろな方々とのつながりを広げていければと思っています。
次回のブログでは、そんな海外での活動や生活についても、何か紹介できればと思います。

■はじめに

今回で2回目の投稿ですが、改めて簡単に自己紹介をします。

・40代/男性
・製造業で海外工場の現地支援などを10年以上経験、来月から再び海外
・診断士試験は1次1回、2次2回
・1次の勉強は市販のテキストで独学、2次対策は大手の予備校に通学しました。
・令和4年度合格で診断士に登録し、少しずつ活動を始めています。

さて、今回のテーマは1次試験科目の経済学について、私なりの受験対策について紹介したいと思います。

■経済学の取り組み方

私は、大学時代の専攻が工学系の学部だったので、経済学を学ぶ機会はなく、仕事に就いてからも経済学とは遠い分野で仕事をしていました。
一言でいえば経済学は完全な素人で、受験に向けて経済学を勉強する必要があると分かってもイチから全てを理解するのは非効率だと思いましたし、現実的にも無理だと感じました。

ただし、過去問をやってみると気づくのですが、経済はほぼ毎年出るようなパターン問題も数多く含まれています。

私の場合は、この定番のパターン問題に勉強の的を絞り、その問題だけを確実に得点できるように試験対策を進めました。
そして、限られた時間の中で出来るだけ効率よく勉強するようにと考え、さらに以下の3点を加えて勉強していました。

1.誰かに説明するつもりで解く

これは経済学に限ったことではなく、他の1次科目や2次試験の勉強でも同じことだと思いますが、人に説明するつもりで解くことで理解が深まります。テキストや過去問の解説も、ただ読んで終わりにするのではなく、「自分の身近な誰かに説明するとしたら・・・」と考えてみるのが大切です。

なぜ大切かと言うと、説明するつもりで自分の思考を振り返ることで、理解が不十分な箇所に気づくことができるからです。説明するつもりで考えてみると、うまく説明できない部分があることに気づきますが、これによって自分の理解の深さに気づき、本当の理解を身に着けることができます。

特に経済学は、出題パターンが決まっている一方で、あいまいな理解だと出題パターンの変化に対応できなくなってしまい得点につなげることができません。同じような問題を繰り返し解いて、なんとなく理解しているつもりだけど初見問題がちょっと苦手、という人は一度意識してみるといいと思います。

また、さらに可能であれば具体的な自分の身近な何かにあてはめて考えるのも、理解の定着を助けてくれます。これも誰かに説明するときに「例えばね・・・」という感じに例を挙げて説明するイメージで考えてみるといいと思います。

2.視覚的イメージも使って解く

経済学は社会経済のメカニズムを論理・理論に落とし込んだものであり、そこには単なる数字や記号だけではなく、実体経済や人々の生活が現れている、、、はずです。ですが、そこまで追及していると、とても日々の勉強時間でカバーしきれません。

これは人によりますが、文章よりも視覚的なイメージでとらえる方が得意、という人であればその特徴をいかして図形的に理解するのもアリだと思います。ちなみに、良く知っている勉強仲間のひとりも同じ事を言っていました。

需要-供給曲線も、IS-LMも、線や点が上に行くのか、下に行くのか、右なのか左なのか、もう関心はそれだけの状態で過去問を解いていました。経済学は表やグラフの出題が多いので、視覚的なイメージも加えながら勉強すると効率よく学習できると思います。

3.YouTubeチャンネルの活用

視覚的に勉強する上でも役に立つのが動画コンテンツです。すでに多くの方が勉強法についてコメントしているので詳細は割愛ですが、文字ばかりの参考書よりも、視覚的に理解できるYouTubeのような動画サイトは経済学の勉強でも役に立ちます。

私がよく見ていたのは

(8) 経済学①【比較してみた】費用関数の考え方(財務vs経済学)_中小企業診断士 – YouTube

を参考にさせてもらいました。

■おわりに

中小企業診断士になってまだ数か月ですが、実務補習をやったり、登録後の診断士活動が少しずつ始まったりしてて、あわただしくも充実した日々を送っています。普通の会社生活では出会わない様々な方との交流機会があり、診断士になって本当に良かったと感じています。

診断士試験は、出題範囲が広いうえに覚える事もたくさんあり大変ですが、その苦労の価値が十分にある資格です。今年受験する受験生のみなさんは、日々の勉強が大変な時期だと思いますが、ぜひ頑張ってもらいたいなと思います。


次回はきゃるろさんの登場です。
お楽しみに!

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