経済学・経営政策は理解が大切 byえのっきー

経済学・経済政策

タキプロ16期のえのっきーです。

中小企業診断士試験まであと1か月ほどとなりました。1次試験を受験される皆さんは、不安と緊張の中、最終の追い込みの勉強に勤しんでいると思います。
今回は、2次試験にはほぼ出題されず、暗記よりも理解が重要な「経済学・経営政策」について書いていきたいと思います。もちろん1次試験の直前ですので、経営法務や中小企業経営・政策など暗記科目を優先させてください。

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はじめての経済学・経営政策

経済学・経営政策は、中小企業診断士の勉強を始めるまで触れたことがない方も多い科目だと思います。私も最初は、テキストを読んでも内容がよく理解できず、苦戦しました。
しかし、YouTubeの「はじめよう経済学」を視聴し、徐々に内容が分かるようになり、この学問が私たちの生活に深く関わっていることを実感しました。
さらに、理解が進むと得点源になり得る科目(自己採点で80点以上)でもあるため、学習の価値が高い科目です。 私は商社で働いていることもあり、「貿易」を例に、経済学・経営政策の考え方をどのように学んだかを紹介します。

なぜ貿易をするのか

この記事を執筆している現在、アメリカの大統領が世界各国に貿易関税をかける政策を実施しており、大きなニュースとなっています。では、そもそも世界の国々はなぜ貿易を行うのでしょうか? なぜ関税をかけるのでしょうか? 関税を導入すると、どのような影響が生じるのでしょうか?

■自由貿易の場合(小国の仮定)


輸出国、輸入国の双方の国にとって国全体の余剰がプラスになります。
そのため、貿易を行った方が輸出国・輸入国の双方の国にとってメリットがあるのです。

■関税をかけた場合(小国の仮定)


関税をかけた場合は、輸入国の生産者余剰は増加しますが、消費者余剰が小さくなり、
自由貿易の場合と比べ、死荷重分全体の余剰が小さくなります。
全体の余剰は自由貿易より小さくなりますが、自国の生産者の保護及び政府が税収を得るメリットがあります

■実際には

関税を大幅に引き上げると自国での価格よりも関税後価格が高くなり貿易を行うメリットがなくなったり、原材料にも関税がかかるため生産コストが上がり、供給曲線が上方にシフトしたり、自国の資源の有無、各国のパワーバランスなど色々な条件が絡み合って複雑になっており、経済学の通りになるとは限りません。しかし、方向性だけでもぼんやりと未来を予測することができるのではないでしょうか。

■おわりに

経済学は理解することで、中小企業診断士試験で高得点を狙うことが可能です。経済学は、身の回りの生活にも大きく関係している学問です。私自身、専門家ほど深く経済学を学んだわけではありませんが、経済学の考え方を身につけることで、身の回りのなぜや世界の動向を少し読み解けるようになり、自分自身の考え方・動き方が変わりました。皆さんも、暗記するのではなく、「経済学を理解すること」を意識して学習を進めてみてはいかがでしょうか。

次回は、はやと さんの登場です。
お楽しみに!

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