情シス24点からの逆襲~60点越え&ITストラテジスト試験合格へbyべし

一次:経営情報システム

タキプロ17期の   べし と申します。「ブログ公開日が誕生日」という粋な計らいをしていただいたので、今回も頑張ります。よろしくお願いします!

3回目の投稿となる今回は、中小企業診断士試験の1次試験において、多くの方が壁を感じる科目。それが暗記3兄弟の一角、「経営情報システム」ではないでしょうか?先日の春セミナーでも情シスの質問が多かったような気がします。

本記事では、私の経験を踏まえて、合格ラインである「60点」を勝ち取るための勉強法をお伝えします。皆様のお役に立てれば幸いです。

※前々回の記事(合格体験記)はこちら、前回の記事(経営法務)はこちらです。

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■はじめに

私は1次試験を5回受験しました。

過去の成績はコチラ

R3 24(R3年度過去問マスター使用)
R4 68(R3年度過去問マスターを使用)
R5 52(保険受験)(ノー勉で勝負)
R6 80(やり直し受験)(R6年度TAC過去問題集を使用)
R7 免除(保険受験:R6春季応用情報技術者試験合格により科目免除を選択)

R3年6月から中小企業診断士の勉強をはじめ、過去問マスターを1周、ITパスポートを7月に取得して挑みましたが、R3経営情報システム24点と、鉛筆コロコロの点数をとってしまい、苦手意識がついてしまいました。

とはいっても、足切り点以上、願わくば合格点以上を取らないことには2次試験に進めないので、科目免除の選択もできるよう、応用情報技術者試験にチャレンジすることにしました。

なお、並行して過去問マスター(TAC過去問題集)を経営法務と同様に、高速回転で3周しました。

1回目は赤ペンで正解〇、不正解✕、偶然正解△と上にメモし、1周したら、△✕を再度解き直し、すべて〇になるまで繰り返し、1周目完走としました。

2周目は青ペンで同じことを繰り返しました。

3周目は緑ペンで同じことを繰り返しました。なお、1、2周連続で初回から〇の問題は理解しているものとし、省略しました。

また、過去問マスターにない論点を学ぶため、応用情報技術者試験とあわせて模擬試験も活用し、過去問マスターと同じことを実行しました。

■応用情報技術者試験に挑戦

私は薬剤師(非IT系)なので、午後試験は文系セット(セキュリティ、経営戦略、プロジェクトマネジメント、サービスマネジメント、システム監査)を選択することにしました。

午前試験は過去問を繰り返すことで合格点を取れましたが、午後試験はなかなか合格点がとれませんでした(国語力・読解力が低かったからです。どうやって身に付いたかはまたの機会に)。合格できたのがR6年度春季試験なので、結果的に免除作戦はR7年度の保険受験のみとなりました。

午前試験で合格点をとれるレベルに達したからか、経営情報システムは苦手意識が残っても合格点がとれるようになりました。

■ITストラテジスト試験に挑戦

R7春季はITストラテジスト試験に挑戦しました。午前Ⅰは免除、午前Ⅱは企業経営理論とほぼ内容がかかぶる試験範囲、午後Ⅰは2次試験の難易度を下げたもの、午後Ⅱは手が痛くなる論文記述です。

午前Ⅰ、午前Ⅱは1次試験、午後Ⅰは2次試験合格に必要な知識・読解力が身に付くので、過去問を解くだけでもいいと思います。

余裕がある方は、今年が最後のチャンスであるITストラテジスト試験に挑戦してダブルライセンスを狙うのもありです。なお、今年はCBTになり、2次試験終了後の11月に行われる予定のようです。

私は運よくITストラテジスト試験に合格し、中小企業診断士2次試験に必要な読解力、記述力が身に付いたと自信がつき、その勢いもあって中小企業診断士2次試験も合格できました。

■経営情報システムと応用情報技術者試験のシナジー効果を考える

応用情報技術者試験午前試験で合格点がとれる実力が付けば、経営情報システムでも合格点がねらえる実力がついたといえると思います。

なぜなら、応用情報技術者試験午前試験と経営情報システムはほぼ同じような論点・同じような問題が出題されています。以下、要約です。

① IPアドレス・サブネット

◆ 応用情報(午前)過去問(要約)
あるネットワーク 192.168.10.0/26 において、
利用可能なホスト数として正しいものを選べ。
→ 正解:62台(64−2)

◆ 中小企業診断士(経営情報)過去問(要約)
サブネットマスク 255.255.255.192 のネットワークで
1サブネットあたりの利用可能ホスト数として正しいものはどれか。

→ 正解:62台

📌 同じような計算問題。

② 正規化(第1〜第3正規形)

◆ 応用情報(午前)過去問(要約)
非正規形の表があり、
「部分関数従属を取り除く正規形」はどれか。

→ 正解:第2正規形

◆ 診断士(経営情報)過去問(要約)
「第2正規形で除去される従属関係」として正しいものを選べ。

→ 正解:部分関数従属

📌 問われ方がほぼ同じ。

③ SQL(GROUP BY / HAVING / JOIN)

◆ 応用情報(午前)過去問(要約)
商品テーブルと売上テーブルを結合し、
商品別売上合計を求めるSQLとして正しいものを選べ。

→ SELECT 商品名, SUM(金額) … GROUP BY 商品名

◆ 診断士(経営情報)過去問(要約)
GROUP BY と HAVING の違いとして正しい説明を選べ。

→ HAVING は集計後の条件

📌 SQLの基本構文は完全一致。③SQL(SELECT / GROUP BY / JOIN)

④ 暗号方式(公開鍵・共通鍵・電子署名)


◆ 応用情報(午前)過去問(要約)
公開鍵暗号方式の特徴として正しいものを選べ。

→ 暗号化と復号で異なる鍵を使う

◆ 診断士(経営情報)過去問(要約)
電子署名に使用される鍵として正しいものを選べ。

→ 送信者の秘密鍵

📌 暗号の仕組み理解は両試験でほぼ同じ

⑤ EVM(Earned Value Management)

◆ 応用情報(午前)過去問(要約)
PV=100、EV=80、AC=90 のとき
コスト差異(CV)を求めよ。

→ CV = EV − AC = −10

◆ 診断士(経営情報)過去問(要約)
EVMにおいて、CVが負の場合の意味として正しいものを選べ。

→ コスト超過

📌 応用情報は計算、診断士は意味を理解。

⑥ 稼働率・MTBF・MTTR

◆ 応用情報(午前)過去問(要約)
MTBF=200時間、MTTR=4時間のとき稼働率を求めよ。

→ 200 / (200+4)

◆ 診断士(経営情報)過去問(要約)
稼働率の計算式として正しいものを選べ。

→ MTBF / (MTBF + MTTR)

📌 公式がそのまま一致。TBF・MTTR

⑦ システム開発モデル(ウォーターフォール・アジャイル)

◆ 応用情報(午前)過去問(要約)
ウォーターフォールモデルの特徴として正しいものを選べ。

→ 上流工程で要件を確定

◆ 診断士(経営情報)過去問(要約)
要件定義を最初に確定する開発モデルはどれか。

→ ウォーターフォール

📌 問われ方がほぼ同じ。

🎯 まとめ

応用情報の過去問は診断士の経営情報システムに“直結”する

特にネットワーク・DB・セキュリティ・開発技術は問題の構造がほぼ同じ

過去問を解ききって、次は何をやろうかと迷った際は、応用情報技術者試験・ITストラテジスト試験にぜひチャレンジしてみてください!

■おわりに

経営情報システムを苦手とする方は多いと思います。しかし、過去問で基礎を固め、応用情報技術者試験に挑戦することで力をつけられます。私のように苦手意識がついても60点以上獲得すると、ITストラテジスト試験合格も不可能ではありません。前向きに取り組んでいただけたら幸いです!

次回は、マリモ さんの登場です。 

お楽しみに! 

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