WEB勉強会にアクセスして思ったこと【しょぱん】

こんにちは。火曜日隔週担当のしょぱんです。

ご存知の方もいると思いますが、タキプロではWEB勉強会という、2次試験過去問題を題材にしたディスカッションの場を提供しています。2次試験過去問題の自作答案をfacebook上にアップすると、他の受験生やタキプロメンバ-から良い点や悪い点等のフィードバックコメントを受けることができます。

そんなWEB勉強会に昨日初めてアクセスしました。全部で20以上の答案をざっと読んだと思います。そこで驚いたことは、答案の記述スタイルが皆同じだったことです。タキプロメンバ-含めほぼ全員の方が「理由は①_②_③_」というスタイルで解答しているのです。また、解答内容も皆さん似通っていました。

では、どの答案も同じクオリティに感じたかというと、そうではありませんでした。「読みやすく説得力のある答案」と、「そうでもない答案」に分かれるのでした。

ということで、今回は私が感じた「そうでもない答案(解答)」の特徴を3つ記したいと思います。

【そうでもない解答1】
■箇条書き部分とまとめ部分の境目が分かりづらい

以下AとBの解答でどちらが分かりやすいでしょうか?

A:対策は、①運動、②野菜摂取、③禁煙で健康維持を図ること

B:対策は、①運動、②野菜摂取、③禁煙、などで健康維持を図ること

私はBが分かりやすいです。禁煙の直後に読点があるため、①~③の全てを健康維持が受けていることが直ぐに分かります。Aは①②の内容を確認しないと①~③全てを健康維持を受けているかどうか分かりません。上記は句読点で境目をはっきりするという例ですが、文末を揃えることで分かり易くすることもできます(①_こと、②_こと、③_ことで健康維持を図る)。

【そうでもない解答2】
■読み手の期待と違うことが書いてある

以下AとBの解答でどちらがしっくりきますか?

A:成長要因は、①技能伝承による高い技術力、②_③_、等である。

B:成長要因は、①技能伝承により技術力を高めた事、②_③_、等である。

私はBの方がしっくりきます。「何かに取り組んだ」というニュアンスが伝わってくるからです。主語の「(成長)要因」とは「ある状態を引き起こした元になる出来事」という意味なので、読み手は①~③に「成長に繋がった過去の出来事や取組み」が書かかれていることを期待して読みます。Aは現在の強みに読めてしまうので、読み手は「おや、何か違う」、と感じてしまうのです。辞書を小まめに引き、日頃から言葉の意味(定義)に敏感になることが大切だと思います。そして主語の意味(定義)にマッチした内容を①~③に書くことが重要だと思います。

【そうでもない解答3】
■説得力に欠ける

以下AとBの解答でどちらがしっくりきますか?

設問:しょぱんをタキプロセミナーのパネラーに起用した理由は何か。

A:理由は、①受験回数が多いから、②_、③_、である

B:理由は、①受験回数が多いため多年度生の悩みに共感できるから、②_、③_、である

私はBの方がしっくりきます。なぜならば、しょぱんの特徴を書いているだけのAと比べて、Bは起用の意図にも触れているからです。私はこの設問には、セミナー主催者の意図や動機を答えるべきだと思います。

なお解答骨子を考える際には、頭の中で理由⇒結論(解答⇒設問)の順に繋げて読んでみると、どちらがしっくりくるか判断しやすいと思います。

A:受験回数が多いから、パネラーに起用した。

B:受験回数が多いため多年度性の悩みに共感できるから、パネラーに起用した。

 

多くの方が同じ形式で同じような内容を答える2次試験。読みやすさや説得力のある表現に気を配る必要があるのではないでしょうか。

それではこの辺で。

 

※上記3つの例文は創作です。私はタキプロセミナーのパネラーではありません。
※WEB勉強会には、2次試験だけでなく経済や財務などの1次試験の勉強部屋もあります。

 

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