毎週日曜日は名古屋の日!!『多面的のススメとバランストスコアカード 』byぱーくん@名古屋6期

みなさんおはようございます。ぱーくん@名古屋6期です!!今年度2回目の登場です。

前回の登場は、1次試験最終日、あれから3ヶ月皆さま大変お疲れさまでした。

回答に思いのたけをぶつけることが出来ましたでしょうか??

ビジネスのスキルを問われるこの試験、毛色の違った問題が出て、てんぱった場面もあったかと思いますが、これまで、いろいろと培ってきた『現場対応力』で何とか乗り切れたのではないかとおもっています。何はともあれお疲れさまでした。試験の結果が気になってもやもやとしている方もいらっしゃるかもしれませんが束の間の休息、リフレッシュして下さいね♪

私も束の間のリフレッシュということで、今日は今から三重県が誇る大遊園地『志摩スペイン村』で行われるマラソン大会に出場してきます♪

まさにスポーツの秋!!

そうそう、スポーツといえば、今年はプロ野球が面白かったですね。特に注目を集めたのが北海道日本ハムファイターズの大谷翔平投手

名古屋のプロスポーツ界は、野球もサッカーもまあなんと言うか残念な結果に終わってしまったわけですが、大谷選手には、久々に『野球って面白い』と思わせてもらいました。

何が面白いって、あのオールマイティさ!!打ってよし投げてよし、おまけに俊足!!先頭打者ホームランに準ノーヒットノーランでの胴上げ投手♪多面的に活躍しまさに千両役者といった風格さえ漂います。

やはり2刀流はサイコー!!!というわけで、本日は多面的のススメとバランストスコアカード 』と題し、診断士試験業界でよく言われる『多面的』って何なの?といった疑問について考えてみたいと思います。

【なぜ多面的が重要視されるのか】

みなさんも、受験校の講義や、勉強会などでよくよく『多面的に考えることが重要』なんて教えてもらったりしたことがあると思います。

試験テクニック的にはもちろん大事な論点をもらさないチェック機構として大いに活躍しますよね。極端な話『もれなしダブりあり』なんて言ったりもします。

でも、私は、『多面的である』ということは、決して試験テクニックにとどまらず、中小企業診断士にとって非常に重要なマインドであると考えています。

なぜか?

それは、中小企業診断士が、『労務診断士』でも『営業診断士』でも『生産診断士』でも『財務診断士』でもない、中小『企業診断士』だからです。

企業の中にはたくさんの方が、いろいろな仕事に従事しています。企業の中にも各人から見た様々な『視点』が存在していることと思います。また、企業に関係する様々な方(お客さま、取引先、地域社会など)からの視点もあり、どこかに偏ったものの見方をしていては、中小企業診断士として、『あるべき姿』を示すことは出来ないと考えます。

売り手と買い手。上司と部下。さまざまな関係を冷静に分析できるマインド。それが『多面的に考える』ことの一番のメリットではないかと思っています。

私は、今勤めている会社の中で、営業も購買も経験させて頂くことができたのですが、対峙するお客さま(バイヤー)、営業さんが、どうすれば動きやすいかということを意識することで、スムーズな商談を進めることが出来るような気がしています。

中小企業診断士は、専門性で言えばその道だけで飯を食っているスペシャリストには劣るかもしれませんが『オールマイティ度合い』で言えば、右に出るものはないくらいの資格です。その源泉が『多面的にものを考えることの出来る』スキルなのではないでしょうか。

【多面的にものが考えられるメソッド=バランストスコアカード=】

多面的に考えろとクドイくらい言うのはわかった。でもどうやったら身につくのよ!?とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。

そんなあなたに役立つ『バランストスコアカード(BSC)』なるものをご紹介したいと思います。

バランストスコアカードとは、は、ロバート・S・キャプラン(ハーバード・ビジネス・スクール教授)とデビッド・ノートン(コンサルタント会社社長)が1992年に「Harvard Business Review」誌上に発表した業績評価システムである。

この概念は、従来の財務的指標中心の業績管理手法の欠点を補うものであり、戦略・ビジョンを4つの視点(財務の視点・顧客の視点・業務プロセスの視点・学習と成長の視点)で分類し、その企業の持つ戦略やビジョンと連鎖された財務的指標、及び非財務的指標を設定する必要がある。(wikipediaより抜粋)

要は財務的な視点ばかりで企業を評価するのではなく、さまざまな視点で、企業を評価することが必要ですよといった考え方です。

4つの視点なにかに気付きませんか?

そうこの4つって2次試験の4事例にばっちり対応するんですよね。

学習と成長の視点…事例Ⅰ

顧客の視点…事例Ⅱ

業務プロセスの視点…事例Ⅲ


務の視点…事例Ⅳ

改めて、中小企業診断士試験の奥深さを思い知らされました。

バランストスコアカードの実務での活用については、まだまだ課題があるようですが、『多面的に』ものを見る重要性は、何も試験だけではなく、実社会でも重要視されているんだなといったことをなんとなくでも感じていただければと思います。

それでは、今週も仕事に勉強にがんばって行きましょう!!

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