【すれすれなるままに。ストレート合格体感記】/ささたか

こんにちは。ささたか@タキプロ10期です。自己紹介のブログはこちら
新しい元号も発表され、令和元年度の診断士試験合格者になろう!と気持ちを新たにされている方も、たくさんいらっしゃるのではないかと思います。モチベーションアップの材料は、多いに越したことがないと思うので、こういった新鮮な雰囲気もぜひ動機付けにして、勉強頑張ってください!

ストレート合格に向けた、この時期のミニマム2次対策

はたして、自分はどのくらい勉強が進んでいるのだろうか?2次の対策も1次と並行して進めていくべきなのか?やるならば、どのくらいやるべきなのか?こんな悩みを抱える時期ではないでしょうか。私なりの目安を考えてみました。

①まずは1次対策に注力
まずは、1次対策に注力しましょう。1次の突破なくして、2次の挑戦権は得られません
ゴールデンウィークまでに、大手予備校では1次試験対策の講義が全科目終了し、1次の頻出論点や予測新出論点などを復習・学習していく「完成答練」の時期に入ります。予備校には、答練で80点を目指して頑張って勉強し、実際にその目標をクリアしていく猛者たちがいます。私は答練で80点台を取ったことはなかったので、それが合格のためのマストとは思わないのですが、獲得した点数に応じた科目ごとの進捗を確認する目安として、答練を利用していました。点数が40点台・50点台だった科目は、暗記が足りていない科目、60点超えの科目は、ぼちぼち勉強が進捗している科目、といった具合です。
また、点数そのものよりは、簡単な問題を間違ってしまった場合、その問題に対して、①単純に暗記できていないのか、②ケアレスミスなのか、③全く分からなかったのか(理解不足)、を分析して復習に時間を割いていました。

②過去問を利用
先日、タキプロ東京では春セミナーと題して、タキプロの活動紹介や、勉強方法のパネルディスカッション、受験生の方からの個別相談会、などを実施しました。(次回は、6月開催予定です!ぜひ、いらしてください!)私もセミナーに参加させていただいたのですが、そのなかの質問でも「独学でやっているため、自分の各科目の到達度がどのくらいか分からない。」という質問がありました。もしかしたら、同じような悩みを抱えている方もいらっしゃるかもしれません。これについて、私は、独学・通学問わず、「①過去問のA・Bランクの問題が、理解をした上で解けるか?」「②同じく、Cランクの問題が解けるか?」が、この先、まだまだ1次に集中すべきか?、ある程度2次を見据えて並行学習に入れるか?の分かれ目と思っています。
たとえば、次の「財務・会計」の問題を解いてみてください。

【問】当社の当期の損益計算書は、以下のとおりであった。
損益計算書
売上高  240,000千円(販売価格200円×販売数量1,200千個)
変動費  96,000千円 (1個当たり変動費80円×販売数量1,200千個)
貢献利益 144,400千円
固定費  104,000千円
営業利益 40,000千円
(設問)当社では、次期の目標営業利益を55,000千円に設定した。他の条件を一定とすると、目標営業利益を達成するために必要な売上高はいくらか?

いかがでしょうか?この問題は、平成30年度1次試験・財務会計の第11問設問1の問題です。
「S=αS-FC+P」の定番式を活用して、「(固定費+目標営業利益)÷変動費率」で解答することができます。
ちなみに答えは、265,000千円です。1次試験は、択一マークシート方式なので実際には4択の中から選べばOKになっています。がしかし、財務会計や経済学といった計算系の科目は、選択肢をすぐ見てしまうのではなく、本当に理解して解けるのか?を意識しながら、解いてみる。ということをオススメします。その力が、2次試験においても役立つと思います。
上記の問題は、TAC出版が出版している過去問題集のデータリサーチによると、Aランク(TACが行うデータリサーチにおいて、正答率80%以上の問題)だったようです。今年の長いゴールデンウィークを活かして、まずは1次の過去問7科目(直近の年度のもので良いと思います。また、中小の中小企業経営については、過去問があまり役立たないため、時間が無ければやらなくても可。)にチャレンジしてみましょう。もし、A・Bランクの問題について、理解して解けない問題が多い場合は、焦って2次の勉強をするより、1次を徹底的に学習していくほうが良いのでは?と思います。
診断士試験に限らず、あらゆる資格試験勉強では「他の受験生が解ける問題を、いかに落とさず確実に得点するか」が重要だと言われています。参考にしてみてください。

③で、2次は何をやっていたか?
私は、去年のこの時期、過去問のBランクくらいのものをラクラク解けるという段階にはなかったので、2次対策はほとんどできていませんでした。ただ、MMCの通信もとっていたのと、TACは1次2次ストレート生だったので、両予備校から2次のテキスト類は送られてきてはいました。しかし、ほぼやっていませんでした(苦笑)。やったこととしては、①MMC第1回模擬試験の4事例を提出、②両予備校の2次スタートテキスト的なものを眺める、③TACの2次チェック模試を(自宅)受験、④本屋で、2次対策の参考書を眺めて、「どの参考書買おうかなー。」「早くこっちの勉強してーなー。」と1次に無事受かって、2次の勉強をしている自分を想像してモチベーションを上げる、およそこんな感じでした。
この時期やったことを、思い返してまとめてみると、①2次試験の試験概要は最低限理解しておく②「設問分析⇒本文の読み込み⇒解答構成」という、2次試験に対して推奨される解答手順がある、ということを知っておく③自分で実際に事例を解いてみて、どのくらい書けるものなのか体感しておく。ことでした。
1次試験合格後は、すぐ2次対策に取りかからないといけないので、そこではじめて「2次試験ってどんなものなの?」という状態では、前年度1次合格して2次で涙をのんだ受験生もたくさん参戦する2次試験の準備としてはビハインドだと思います。繰り返しになりますが、今年の長いゴールデンウィークを活かし、また、1次の勉強にちょっと飽きてきた気分転換としても、2次試験の全体感を感じ、1回は事例Ⅰから事例Ⅳまでやってみて損はない、と思います。遊びの誘惑は、今年は少しこらえて、これまでのペースを乱さないように注意して、大変だと思いますが勉強頑張ってください!

 

明日は、タキプロ関西から、もなかさんが登場します!
お楽しみに!!

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