口述試験こそ「2次筆記試験合格」の重要ヒントだ! by 風太(ふうた)

皆さんこんにちは!風太(ふうた)です。

  5年かかった合格体験記はこちら
  「2次試験こそ過去問がすべて!」はこちら

さて、2次試験はまだ終わっていません。12月20日に口述試験が待っています。
10月に2次筆記試験を受験した皆さんは、今まさに、さまざまな情報を集めていると思います。
1次試験の勉強をしている方も、なんとなく口述試験が気になってる頃では?

風太も昨年、口述試験を受けました。
10月の筆記試験の与件文をもとに、4問程度、「初見の」問題が口頭で問われ、即答しなければなりません。
落ちる試験ではないとは聞いていましたが、正直なところ、とても難しかったです。素点で点数つけるなら20~40点程度でしょうか。

でも、同時に「これこそ本当の2次試験だ」と思ったのです。

口述こそ本当の2次試験かも

筆記試験は、80分の制限があるとはいえ、十分な時間をかけて解答を練ることができます。

しかし、口述試験は即答です。解答を練る暇はありません。まずは話し出しながら、頭の中で内容を組み立て、2分程度話し続ける中で、破綻のない説明を行う必要があります。ひらめき論理同時進行で頭の中で走らせるイメージです。

企業診断の実務で重要なのは、どちらの能力でしょうか。風太は口述試験の方だと直感しました。
実際に今、診断士として診断実務を行っていますが、最初に行うのは経営者へのヒアリングである場合が多いです。
最終のプレゼンも口頭で行い、必ず質疑応答を設けます。

初めて聞かれる質問に即答する、とは、「事例企業の状況」と「診断士として使うべきセオリー」、
どちらも十分に頭の中で咀嚼され、瞬時に組み合わせて話し出せることが必要です。
診断士の2次試験が、診断と助言を行う能力がある者か否かを判定する試験だとしたら、口述の方がより実戦に近い試され方だと思います。

過去問をリノベーションしよう

風太は「2次試験こそ過去問がすべて」と訴えてきました。
しかし過去問は、1事例につき、5問程度の設問しかありません。
これを、倍以上に増やす方法があります。

その年の口述試験で、何が聞かれたかを収集することです。
口述試験の質問も、中小企業診断士試験を行う側として「公式の」2次試験の論点です。
当該の事例では、中小企業診断士として押さえていてほしい・答えてほしい論点は何なのかを知るための、極めて重要な材料です。
材料というより、試験問題そのものですから、入手しない手はないです。

大手予備校の口述セミナーで配布されるレジュメや、2次専門校のサイトなどで、過去の合格者による「口述試験で聞かれた質問例」が出ることがあります。
今の時期しか入手しにくいと思われますので、ぜひ収集して下さい。想定質問ではだめです。実際に聞かれた質問を集めて下さい。
そして、当該事例の設問文に、口述試験の質問も追加して考えてみましょう。
解き慣れた過去問が、本番品質を維持しながら、一気に新鮮なものに変わります。

正解がないじゃないか・・・って? 正解を作るのは自分自身です。本番の口述試験と違い、その時間は十分あります。
本番の口述試験対策を兼ねて、皆さまぜひお試し下さい!

明日は、フッキさんです。乞うご期待!

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