事例Ⅱのおはなし byベスト

読者のみなさん、こんにちは。
タキプロ14期のベストです。

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■事例Ⅱってどんな科目?

本日は、事例Ⅱについて執筆させて頂きます。

事例Ⅱは、2次試験の2科目目です。

マーケティングを中心に出題されます。

合格者にインタビューをすると、「好きだった」「得意だった」という声が多い科目でもあります。
ちなみに、私は最後まで苦手でした。。。

では、特徴をお伝え致しますね!

■事例Ⅱの特徴

事例Ⅱ「マーケティング」の特徴は、以下の通りです。

☆具体的なライバルが、1社か2社登場する(大企業やチェーン店が多い)。

☆当社の強みは、先にライバルのSWOT分析を実施した後、対比する形式で明確化する。

☆事例Ⅰと同様、設問間の一貫性が重要。施策の助言問題は、多岐に渡る選択肢が思案されるため、SWOT・ライバル企業との対比・外部環境・当社リソースを踏まえて、奇抜なアイディアでは無く、実現可能性を踏まえて思考を集約させる。

☆間違っても、価格戦略やクーポン発行等の「単価引き下げによる数量増加」の助言はしない。

コスト削減施策もNG。単価増加か数量増加、もしくはその両方を目的として、自社の強みを活かした施策を立案する。

☆与件文の中に、「使用しない」情報が多く含まれる(俗に「ノイズ(雑音)」と言われる情報)

☆通称「だ な ど こ」と呼ばれる切り口や書き方を外すと、大きく減点されるリスクがある
 :誰に

 :何を

 :どのように

 :(その結果どのような)効果があるか

■使用する1次知識

よく使う1次知識は、以下の通りです

☆セグメンテーションの4要素

☆プロモーション戦略

☆マーケティングミックスの要素

☆ブランド戦略(伸長&拡大)

☆ブランドスイッチ

☆マーケティング2.0と3.0の違い

特に事例Ⅱは、「1次知識を正面から問われる」という設問が時々出題されますので、1次知識の復習は欠かさずに行いましょう!

■オススメの書籍

最後に、オススメの書籍をご紹介致します。

「合格者の頭にあった全知識」「全ノウハウ」(2冊セット)
1冊3,500円✕2冊でちょっと値が張りますが、1次知識の整理・2次試験対策として有名なシリーズです。私自身、本書籍を使用して合格していますので、興味のある方は書店まで!

「小が大を超えるマーケティングの法則」(岩崎邦彦 著)
試験作成委員の一員であり、事例Ⅱの方向性に大きな影響を持つと言われている先生の著作です。
試験対策となる他、小規模店舗がどのように差別化をしていくかを、中小企業や消費者に多くのアンケートを取った上で結論を出している1冊なので、地に足の着いた本となっています。
また、読み物としても非常に面白いので、勉強時間に余裕のある今のうちにご一読されることを強くおすすめ致します!!

■おわりに

いかがだったでしょうか?
事例Ⅱは、BtoC分野が多く、受験生のみなさんも「想像しやすい」「分かりやすい」といった感想を持つ方が多いと思います。
ただ、自分ではよく書けたと思った回答が、案外点数が低かったりする事例でもあり、対策が難しいです。
過去問演習や書籍精読を通じて、小規模なBtoC事業者のマーケティングに対する考え方を身に着けて、本番に臨んで下さい!



次回はよよぽさんの合格体験記です。
乞うご期待!

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