中小企業診断士_口述試験の思い出 byちよ


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読者のみなさん、こんにちは。
タキプロ13期のちよと申します。

本日は、約1年前にあった私の口述試験の思い出について綴らせて頂きます。

■はじめに

昨日は、中小企業診断士2次試験の合格発表でしたね。

見事に2次試験を合格された皆さま、おめでとうございます!

そして、残念ながらの結果だった皆さま、本当にお疲れ様でした。1次試験を乗り越え、ここまで来られた皆さまの努力が来年こそは実りますように。

すべての受験生の皆さま、本当に本当に、お疲れ様でした。

2次試験を合格された皆さまは、中小企業診断士になるまであと一歩ですね!

いよいよ最後の試験である口述試験が1月22日、残り9日に迫っています。

なんでこんなに近々のスケジュールなんでしょう?(笑)と私は昨年思いましたが、そんなことは置いておいて、「口述試験て何をするんだ?」「まさか2次試験を合格できるなんて思ってもみなかったし、何も考えていないよ…」という1年前の私のような方がいるかもしれませんので、そんな方に向けて、私の体験談をお伝えします。

■私の体験談

上でも書いた通り、私はまさか2次試験に合格しているとは思いもよりませんでした。それほど、試験後の手ごたえがなかったからです。試験後は「もう何も考えたくない!」状態で、その後の流れについては何も調べませんでした。(1次、2次試験共に初受験でした)

そして、2次試験の合格発表は2022年1月14日でした。当日の私は朝9時から行きつけの接骨院へ。接骨院の先生も受付の女性も「今日は合格発表ですね!受かっていますように…」なんて声をかけてくれていました。施術後にはもうHPで合格発表がされている時間でしたが、その場では見ずに、試験勉強中にお世話になりまくったマクドナルドへ移動…。

ほとんど期待もせず、でも少し緊張しながらスマホで番号を確認しました。

そして、、、「ない」。自分の受験番号は見つけられませんでした。少し落ち込みつつ、でも想定の範囲内だと思い、夫や母へ報告。みんなは私以上に落ち込んでくれました。

「今年にもう一度だけ2次試験を受けて、次も不合格なら諦めようかな…。」と、次への一歩を考えながら日々を過ごしていました。

そして、1月17日。自宅に書類が届きました。

なんとなんと、2次試験が合格していることを知らせ、次の口述試験の案内らしき書類です。「どぇ~~~!どういうこと?!」と思い、HPを確認しなおしたところ、自分の受験番号の見落としだったことが発覚><

「どぇ~~~!あと6日後に口述試験?!口述試験て、なに~~~~?!」「どうやら、実務補習とやらの予約もした方がいいらしい…。実務補習ってなに~~~~?!

と、喜ぶ間もなく、次の行動について考えると焦りと不安がやってきました…。本当に無知とは未来を必要以上に怯えさせるものですね!(いや、私の事前調査が足りなさすぎ…)

■口述試験の試験対策

合格が分かってからは、大急ぎで情報を集めました。YouTubeを聞いたり、グーグルで検索したり…。そして、「口述試験とはほとんどの人が合格するけれど、まれに不合格の人もいるので油断するべからず」ということが分かりました。

そして、TACが出している想定問題集をインターネットで無料ダウンロードし、印刷して読み込み始めました。これを読んで、「想像以上に難しい…。これをほとんどの人がクリアするの??」と、とても不安に思いました。

しかし、不安になっていても仕方がない!

どうやら「例年、筆記試験で出題された事例4問のうち、2つの事例について各2問、合計4つの質問を試験官からされて、口頭で回答する試験」ということが分かったので、2次試験の与件文とTACの想定問題集+模範回答をひたすらに読み込みました。

「声に出して一度練習したほうがいい」と書いてありましたが、私はひたすら目で追って、頭の中で答えを読み上げるスタイルで勉強しました。これは、ご自身のやりやすい方法でよいと思います。(私は頭の中で黙々と思考の整理をするのが好きなタイプなので…)

■試験当日の思い出

2022年1月23日の試験当日はとても寒い日でした。私の試験会場は、池袋駅近くの立教大学で、午後2時半ごろの開始でした。早めに近くのカフェで待機し、最後の最後までTACの想定問題集と2次試験の与件文を読み込みました。

試験会場に到着すると、沢山のスーツを着た受験生がいました。ほぼ全員がスーツだったと思います。私は午前中に少し私用があったこともあり、黒色のカジュアルなワンピースに明るいベージュ色のジャケットを着て、オフィスカジュアルの格好で臨みました。しかし、会場にいた女性のほぼ全員がしっかりとしたスーツ姿(黒色や紺、グレーなどの控えめな色)だったので「しまった!」と思いました…(笑)

女性の受験生の方で、当日少しでも不安に思われたくない方は、上下セットの普通のスーツを着て行かれてもいいかもしれません^^

そして、会場に着いてからは、控室のようなところ→次の試験の順番を控える人用の部屋→試験会場の部屋 という順に移動していきました。

試験の場となる小さめの部屋には、確か2名の男性試験官がいました。私の担当の試験官はとても優しく、ゆっくりとした口調で質問をして下さいました。正直、TACの想定問題集に載っていた質問はひとつもされませんでしたが、想定問題集に載っていなくても十分その場で考えて答えられるものばかりで、落ち着いて答えることが出来ました。

ただ、2次試験の与件文の内容は分かっている前提での質問ばかりだったため、しっかりと読み込んでいくことをおすすめします!そして、中小企業診断士として社長に適切なアドバイスをするつもりで、その会社の情報(強み、弱み、課題など)を整理し、理解しておきましょう。

時間は、15分弱程で終了で「あっという間に終わった」という感覚でした。

ここで初めて、「ようやく全て終わった~~~」という解放感と達成感を感じられました。

■実務補習の予約はしましたか?

私が2次試験に合格している事に気づいて、口述試験の勉強よりも先にやったことは「実務補習15日間コースの予約」でした。

実務補習とは?中小企業診断士協会のHPには以下のように記載があります。

「当協会では、国の登録実務補習機関として、「中小企業診断士の登録等及び試験に関する規則」に基づき、実務補習を実施しています。中小企業診断士第2次試験に合格後、3年以内に実務補習を15日以上受けるか、診断実務に15日以上従事することにより、中小企業診断士としての登録を行うことができます。

なんと!!口述試験に合格するだけでは、まだ中小企業診断士になれないなんて…;;(普通の受験生にとっては当たり前の情報なんでしょうか。私は知りませんでした><)

ネットで得た情報として、「どうやら実務補習の15日間コースは、2月からあるらしい。」「早く登録を完了させたい人は、予約がすぐに埋まるので、2次試験の合格が分かったら即予約を取ったほうがいいらしい。」ということが分かりました。

私は「せっかく合格できたのだから、早く登録を完了させたい」と思い、2月から始まる15日間コースに申し込むことを決めました。そして、2次試験の合格を知るまでに他の人よりも3日程の遅れがあったため、急いで中小企業診断士協会HPの実務補習予約ページを確認。

ネット上の情報通り、東京以外の地域(北海道、名古屋等)では既に予約が埋まっている所が多くありました。しかし、東京はまだ空きがあり、私はなんとか予約が出来たのでした。

口述試験の合格発表前に実務補習の予約をするのは若干不安がありますが、早めに中小企業診断士の登録を完了させたい方は実務補習の予約をお忘れなく!!

ちなみに、私の時の実務補習15日間コースは、2月~3月の間に3か所の会社の経営診断を同じメンバー6名(+指導してくださる先輩診断士の先生1~2名)で行いました。とても素敵な仲間と先生方に出会い、慣れない事の連続で大変な数週間ですが、終わってしまうのが寂しくなるほど素晴らしい経験が出来ました^^

今でもその時の仲間や先生方とは定期的に会って情報交換をしています。

■おわりに

2次試験合格者の皆さま、合格本当におめでとうございます。口述試験までの残り9日間、どうか体調を崩されること無く、最後の力を出し切って頂きたいと思います。

2次試験のような難しい試験をくぐり抜けた皆さまなら、きっと大丈夫!

これが本当に最後の試験になると思いますので、ぜひ楽しんできてください^^★

皆さまの合格を心よりお祈り申し上げます。


次回はひがしさんの登場です。
お楽しみに!

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