【タキブロ+】女性合格者座談会第2弾(前編) by hide_kingdom


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読者の皆様、いつもブログを読んでくださりありがとうございます。
タキプロ13期のhide_kingdomです。
本日は恒例の座談会企画。今回は女性合格者座談会第2弾です。タキプロ13期にはまだまだ多くの女性メンバーがいます。新メンバーにて女性合格者座談会を実施しました。まだまだ女性が少ないとされる中小企業診断士。しかし、女性が十分に活躍できる場がありますし、働き方としても女性にとってプラスな面も多くあります。今回もそんなお話をお届けしていきます。座長は私hide_kingdomが務めさせてもらいました。

(「タキブロ+」って何?という方はこちらもご確認ください!)

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■自己紹介

座長(hide_kingdom)

皆さん。こんにちは。座談会マスターのhide_kingdomです。女性合格者座談会第2弾の始まり~始まり~。

つっこミン

また始まったみたいやで、座談会!今回も楽しみにしてまっせ~

ちよ

こんにちは。ちよと申します。職業は独立中小企業診断士です。受験生時代は主婦をしていまして、そのまま特に就職はせず青色申告をしました。東京に住んでいます。受験歴は1次試験1回、2次試験1回です。趣味は健康によい料理を作ったり、日記を書いたり、本を読むことです。よろしくお願いします。

たみきち

たみきちです。職業は弁護士です。住まいは神奈川県です。受験歴は1次試験1回、2次試験2回です。趣味はキャンプですが、コロナ禍になってから全然いけていません。あとは本を読むのが好きです。気楽に読める本やコミックエッセイなどが好きです。純文学といった類は読みません。。

はなねこ

はなねこです。職業は製造メーカーに勤めています。住まいは愛知県です。受験歴は1次試験が1回、2次試験が2回です。趣味はハンドメイドです。子供達の髪飾りや学校へ持っていく小道具などを作ったりしています。よろしくお願いします。

はやみにゃ

はやみにゃです。職業は総合商社の営業職です。住まいは東京です。受験歴は1次試験1回、2次試験1回です。趣味は旅行とフィギュアスケートです。よろしくお願いします。

座長(hide_kingdom)

では私も一応自己紹介します。座長のhide_kingdomです。職業はIT企業でマーケティング職をしています。受験歴は1次試験8回、2次試験4回で合計10年かかって合格しました。タキプロではおなじみ超多年度生ユニットTKP43で活動しています。本日はよろしくお願いします。

つっこミン

1人だけ受験歴がやたら長いやん!

■女性の中小企業診断士の活躍の可能性は?

座長(hide_kingdom)

ここでは、女性の中小企業診断士は活躍できるのかどうかをいくつかのWeb記事を見ながらみなさんで考察していきたいと思います。

まず1つ目の記事です。

記事の概要

・中小企業診断士試験の女性合格者比率は、2017年7.7%⇒2019年8.7%⇒2021年10.8%(172名)と徐々に増加している。
・社会保険労務士の女性合格者比率は38.3%で、相対的に中小企業診断士は女性が少ない。
・経営コンサルティングは実力主義で、性別は関係ない。
・女性ならではの視点でコンサルティングが必要な業種がある。
・女性は柔らかい印象を与える場合が多い。
・そのため時間に囚われず一生懸命働くことや、調整して仕事量を減らすこともでき、自分の目指すワーク・ライフ・バランスを実現することも可能なため、女性にとっても働きやすい。

中小企業診断士の女性の割合は?仕事の続けやすさや活躍についても解説(アガルートアカデミー)

座長(hide_kingdom)

こちらの記事では以上のように書かれています。例えば女性の場合は結婚や出産、介護などいろいろな事情で毎日会社へ出社するのが難しい方もいらっしゃるかと思います。中小企業診断士は、割と場所や時間を選ばずにできる仕事も多いので、やりやすいのかもしれませんね。ちよさん、こちらの記事について感想やご意見をお願いいたします。

ちよ

はい。私たちは2021年度の合格になるのですが、女性の合格者数は172名しかいないのかーというのが率直な感想です。思ったより少ない印象があります。タキプロではそれなりに女性の方がいらっしゃるので、これほど少ないとは思いませんでした。
柔軟な働き方ができるという点については、後ほど中小企業診断士を目指したきっかけのところでお話しようと思っていますが、まさに私が中小企業診断士を目指した1つの理由ですね。

座長(hide_kingdom)

ありがとうございました。では別の記事を見ていきましょう。

記事の概要

・女性合格率は税理士15%、社会保険労務士は35%と比較すると少ない。
・中小企業診断士は稼げないのは・・・間違い。
・小規模企業支援、商店街支援などは女性向き。
・女性中小企業診断士は、窓口相談でも大活躍。

女性が稼げる資格!実は「中小企業診断士」だと思う- 中小企業診断士の独学合格(i-semc.com)

座長(hide_kingdom)

では、こちらの記事についてたみきちさんに感想やご意見を伺います。いかがでしょうか?

たみきち

私は元々弁護士として仕事していますが、窓口相談もやっています。窓口へ女性がやってきたとき、弁護士が女性だとあ~よかったということをよく言われますね。女性の場合は、相手が女性だと話しやすいということはあるかと思います。男性からしても、女性の視点を取り入れたいという人もいらっしゃいます。弁護士も中小企業診断士はマイノリティであって、良くも悪くも個性になってしまうのだと思います。どっちみち個性になるなら私は女性であることを強みとして活かしたいと思っています。

座長(hide_kingdom)

ありがとうございます。まさにそうですね。強みとして活かしたいですね。では最後3つめの記事をご覧いただきましょう。

記事の概要

・合格率は、1次試験は男性、2次試験が高い。
・ターゲットを女性に特化したサービス業も多い。
・女性が少ないからこそ、ニーズが多いとの考えもある。

女性中小企業診断士の割合は?活躍している女性はいる?(studying.jp)

座長(hide_kinghdom)

ではこちらの記事について、はなねこさんとはやみにゃさんに感想やご意見を頂きたいと思います。

はなねこ

はい。私はまだ実務従事の経験は少ないのですが、コンサルティング会社を通してお仕事をしています。その中で女性目線が必要な化粧品のお仕事を頂けたりしました。女性ならではチャンスがあるのかなと、前向きに捉えています。

はやみにゃ

私は日本社会自体が男性社会だなと感じています。特に中小企業診断士だからとかではなく、ビジネスの場自体が男性中心という印象です。中小企業診断士に限らずビジネスにおいて女性であることは武器になったりしますので、そこはあまり心配せずチャレンジしていきたいと思います。またマーケティングでは女性にウケる商品は、絶対売れると思います。女性ならではの視点は役に立つのかなと考えています。

つっこミン

女性は女性なりに生きる道があるんや!
ミンも女性らしさを発揮して頑張っていくで~

■中小企業診断士を目指したきっかけは?

座長(hide_kingdom)

ありがとうございました。では、皆さんへ質問いたします。中小企業診断士を目指したきっかけをお聞かせください。今度は、はやみにゃさんからお願いします。

はやみにゃ

はい。私は元々言語科学系の大学出身で、経営やビジネスの事を全然知らないまま社会人になりました。社内では全く知らないビジネス用語が飛び交っていて、これはマズいと感じたのが勉強を始めようと思ったきっかけです。
経営分野で言えば、MBAか中小企業診断士で迷っていたのですが、自分のペースで勉強できる中小企業診断士を選んだ感じです。
そのため最初は、特に職業にしようとは考えていませんでした。いわゆる自己啓発ですね。また、社内で行きたい部署がありまして、その部署へ異動するためにも中小企業診断士の資格には有利になるため取得を目指しました。

はなねこ

私もはやみにゃさんに近い理由です。会社では商品企画の仕事をしていまして、最近は事業計画を立てるような仕事も増えてきています。私は元々理系出身でして、ビジネスにかかわる部分は手探りでやってきたところがありました。そんな中ちょうど第2子出産のために育児休暇へ入るタイミングがあり、この機会にビジネスの基礎を学び直したいと考え、中小企業診断士を目指すことにしました。私も同じようにMBAか中小企業診断士で迷ったのですが、通学したり、時間をかけるのは難しいため、中小企業診断士を選びました。

つっこミン

MBA×中小企業診断士
この話は前回の女性合格者座談会でも出とったな!
中小企業診断士は時間や場所の制約がない点は女性によって有利なポイントやな!

たみきち

自分の中では2つ理由があると思っています。
1つ目は、新卒の時に勤めたコンサルティング会社をよくわからないし嫌だなと感じて3年で辞めてしまったのですが、その事に対してずっと心残りだと感じていました。
また、弁護士の仕事をしていると倒産する会社や破産する会社にかかわることが多いのですが、マイナスからゼロに戻すような仕事が多いのです。もう少し早く出会えたらもうちょっと違ったかかわり方ができたかなと感じることがあります。
プラスの領域でもっと楽しいことをやってみたい、というのがもう1つの理由でもあります。実は、弁護士の業界では同じような考えで中小企業診断士を目指している方が多いみたいですよ。

ちよ

私は、元々経営に興味がありまして、会社員時代からもっと経営に関りたいと考えていました。結婚後に夫の仕事の都合で引っ越すことも多くて会社員では続けられないし、何か夫のサポートができたらよいなぁと考えていました。
そんな中、引越しをしながらも仕事を続けられるようにFPの仕事をしてみたのですが、個人の相談業務にあまり魅力を感じらませんでした。やはり会社のような組織規模を相手に仕事がしたいと思うようになりました。そこで夫から中小企業診断士がいいんじゃない?と薦められて勉強を始めたのがきっかけです。

つっこミン

色んな理由があるんやな~
おったまげ~

■女性受験生は得する?苦労する?

座長(hide_kingdom)

では次は女性受験生として、得したことと苦労したことをお聞かせください。

ちよ

得したこと・・・・。試験当日のトイレが空いていることくらいしか思いつきません。
反対に苦労したことですが・・・中小企業診断士を受験することに母があまり賛成ではなかったことでしょうか。資格の事を詳しく知っているわけではないのですが、何となく難しい試験で、今更そんな大変な思いして始める必要があるの?という反応でした。今まで母は、何事においても応援してくれたのですがなぜか中小企業診断士の受験に関してはそうではなかったです。

座長(hide\kingdom)

え?そうでしたか。。合格した後の反応はいかがでしたか?

ちよ

2次筆記試験の合格発表の時、あまりに自信がなさすぎて自分の受験番号がないものと思い込んで見落としてしまったんですね。なので不合格だったと母に報告しました。また1年受験生活が続くのかと、私より母のほうがショックが大きかったようです。

そしたら、後から郵送で合格通知が届きました。母はそれを聞いて、ほっとしている様子でした。

つっこミン

もう1年受験生活続けるなんて、ママ耐えられへんわ・・

座長(hide_kingdom)

郵送で合格に気づく人もたまにいらっしゃるようですね!(TKP43にもそんな人がいたような・・・)
では、たみきちさんよろしくお願いいたします。

たみきち

得した事・・・。やはりトイレが空いてるのは優越感でしたね。
苦労した事は、苦労したほどでもありませんが、最初に受験した年の試験会場が30人くらいしか収容できない部屋で、女性が私しかいなくて何となく周りからの視線を感じていました。あれ?女性が居てはだめなの?とちょっと思いました。なんか間違えたとこに来た?みたいなよくわらない不安感があった、みたいな感じです。

座長(hide_kingdom)

試験会場が大学の場合、同じ日にいくつもの試験がやっていたりして、隣の保育士さんの試験と間違えてない?みたいな視線を感じることはあるのかもしれないですね(笑)。
では、はなねこさんお願いします。

はなねこ

はい。得したことは皆さんおっしゃるようにトイレの心配しなくてよいことです。もう1つは、受験1年目にタキプロのセミナーに参加したのですが、女性は珍しいのでタキプロの先輩方にすぐ覚えてもらえたことです。おかげで親近感を持って接していただけました。
苦労した事は、女性だからという理由は特に思い浮かばないですね。受験生としての苦労はそれなりにありましたけど。

はやみにゃ

得した事は、私も皆さんと同じで、トイレの心配がなかったことです。もう1つは、Twitterで試験の情報収集していたのですが、結構いろいろな方が親切に教えてくれました(おじさん達が)。それはちょっと得したかなと思いました。
苦労した事は、女性ならではの体調がすぐれない日に試験と被ったこと、くらいでしょうか。男性女性関係なく体調不良の方もいらっしゃるかもしれないのでそこは同じかもしれませんね。

座長(hide_kingdom)

おじさん達・・・(笑)

つっこミン

お前もオッサンやないか~

■受験勉強と仕事や家庭やプライベートとの両立

座長(hide_kingdom)

はい、オッサンからの次の質問です。
勉強と仕事や家族や育児、プライベートの両立について。色々な環境の方がいらっしゃるので一概には言えないですが皆さんどのように対応されていましたか?はやみにゃさんからお願いします。

はやみにゃ

私の場合は独身なので、男性の方と一緒なのかなと思います。しいていうならば仕事との両立ですが、コロナ禍で在宅の時間が長かったので、普通に出社されている方のほうがもっと苦労されているのかと思います。プライベートの部分では、コロナ禍でどのみちあまり遠出もできないので、そこは仕方ないと割り切っていましたね。

はなねこ

はい。私の場合は子供が2人います。1次試験の時はちょうど第2子を出産してから3か月後くらいから隙間時間を見つけては勉強を始めました。思ったより時間が取れない中コツコツと積み上げていきました。一番大変だったのは、コロナ禍で上の子も家で面倒を見なくてはいけなくなったのですが、朝子供たちが起きる2時間前に起きて勉強して、夜は1時間勉強する生活だったことです。土日は、主人に子供の面倒を見てもらえたので、かなり集中して勉強する時間を作れました。主人の協力なくては成立しなかったと思います。

それで、1回目の2次試験がダメだった時、結構家族にも負担をかけていたのでもう1回挑戦するか悩んだのですが、そこはなんとか理解を得まして、チャレンジすることにしました。2次試験を受験することには仕事に復帰していまして、平日は夜の時間、その他隙間時間を活用しました。本当に息を吸う間もないくらい時間のやりくりは大変でした

つっこミン

お子さんがいると時間のやりくり相当大変なんやな・・

座長(hide_kingdom)

ご家族の協力の話は前回の女性合格者座談会でも話が出ていました。ご主人に協力いただけたのは大きいですし、協力してもらうための働き掛けも大変だったと思います。では、たみきちさんお願いいたします。

たみきち

私の場合もコロナ禍だったからこそ、というところがあります。週末に家族で出かけること自体が出来なくなり、飲み会もなくなり友達と会うことが自分だけではなく社会的に無くなっていました。さらに仕事のほうも裁判所が2カ月間完全停止をしたこともあり、本当に何も無くなってしまいました。そういった背景もあり勉強に時間を費やすことができました。私の子供は、四六時中一緒にいなくてはいけないような年齢ではないため、家の中でそれぞれの事をやっているような感じでした。
この試験を受験する方は、仕事も辞めて勉強だけするという方は多分少ないと思います。会社で仕事をしながらとか子育てしながらと他にメインになるものがあり、プラスアルファで勉強している方が多いのかと思います。それ自体は男性も女性も同じなので、皆さん時間の使い方が上手なのかと思います。

ちよ

本当に皆さん、お仕事や育児がある中ですごいな~と思います。私の場合、仕事は週1回程度で子供もまだいないので、ほぼ主婦業のみで時間に余裕がありすぎて逆に辛いと感じていました。
東京に引っ越してきてから2年目で、まだ友達もあまりおらず夫と過ごすだけですので、勉強しかないという日々が辛すぎた一年間でした。平日はひたすら勉強して、土日は夫に合わせてどこかへ出かけるといった生活でした。まるで大学受験を控えている受験生みたいでした。しかも孤独です。さらに独学でタキプロの存在も知らず、ひたすらカフェや自宅で勉強して「あぁ、今日も1日誰とも話さなかったな・・」みたいな日々。メリハリのある生活からは程遠かったな、という感じでした。

座長(hide_kingdom)

そんな中、どうやってモチベーションを保ってきたんでしょうか?

ちよ

これをあともう1年続けるのは辛すぎる!もうこの孤独感を味わうのは二度とごめんだって思いで自分を追い詰めて勉強していました。

時間がないのも、時間がありすぎるもどっちも大変ってことやで!
今回のメンバーもバラエティに富んどるがな~。後編も楽しみや!

■おわりに

次回の「タキブロ+」は女性合格者座談会第2弾後編です。
お楽しみに!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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