口述試験を過度に恐れずに臨むためにできること by とし

皆様、こんにちは!
タキプロ12期のとし」です。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
私は、勤務先での仕事と、診断士(登録予定)としての活動とで、引き続き充実した毎日を過ごしています。

先日、無事に2月の実務補習に申し込むことができました。
この最後の5日間を経て、晴れて中小企業診断士として登録ができることになります。
登録されたからと言って環境が大きく変化するわけではありませんが、念願だった資格に登録されるということで、心境としては感慨深いものがあるのではと思っています。
まずは、診断先の経営者の思いに寄り添い、期待に応える助言を行うべく、しっかり準備して臨みたいと思います。

さて、今回は、口述試験についてお話をしたいと思います。
二次試験の合格発表日がもうすぐそこまで迫っており、口述試験の準備を開始している方も多いことと思います。
タイトルにもあるように、口述試験は緊張こそすれど、決して恐れるような試験ではありません。
私が口述試験に対してどのように準備して臨んだのか、そして私が口述試験本番でどのようなミスをしでかしたのか(笑)、を振り返りながら、皆様にメッセージを伝えたいと思います。
皆さんのご参考になれば幸いです。
それでは、よろしくお願いいたします!

①口述試験の目的とは

第2次試験の目的については、試験案内に以下のように記載されています。

「2次試験は、「中小企業診断士の登録等及び試験に関する規則」に基づき、中小企業診断士となるのに必要な応用能力を有するかどうかを判定することを目的とし、(以下省略)」

また、筆記試験については、

「中小企業の診断及び助言に関する実務の事例について、筆記の方法により実施します」

とあり、さらに、口述試験については、

「筆記試験において相当の成績を修めた方を対象に、口述の方法により実施します」

との記載があります。
これをそのまま読むと、中小企業診断士となるのに必要な応用能力の有無を筆記試験と口述試験の2つで判断し、実務能力については筆記試験で、実務能力以外に必要な能力については口述試験で判断する、ということなのではないか、と私は理解しています。
実務能力以外に必要な能力とは何かというと、診断企業先の経営者という顧客に対する接し方、話の仕方、マナーといった基本的なコミュニケーション能力ではないかと考えています。
そして、これらの非常に基本的なことが、国が資格保有者として認めるべきレベルにあるかどうか、を判断するのが口述試験の目的と考えています。

インターネットで調べるとよく出てきますが、口述試験で不合格になった事例として、
 ①口述試験を欠席または遅刻した
 ②試験中ずっと無言だった
というのがあります。
これを中小企業診断士として考えた場合、
 ①診断先への助言のための会議を欠席または遅刻した
 ②助言を行うべき会議中ずっと無言だった
ということになります。
これでは、中小企業診断士として不適格と判断されても仕方がないと思いますし、今皆様がお勤めの会社でこのようなことをやった場合には、上司からお叱りを受けると思います。

要するに、口述試験では社会人としての基本的なマナーを主に問われていると言っても過言ではなく、口述試験は落とすための試験ではない、ということを頭に入れて臨んでいただければと思います。

②口述試験のために準備したこと

次に、口述試験のために実際に私が準備したことについて、以下にご紹介いたします。

■筆記試験の問題文の読み込み
再現答案を作成した後、問題文から離れていたこともあり、問題文を読み込みつつ、ところどころ思い出しながら、理解を高めていました。
また、文中に分からない単語があれば、それを一つ一つ丁寧に調べて、事例企業について理解できていない部分が無くなるようにしました。

予備校発行の想定問題集の入手および回答集の作成
試験本番でどのような問題が問われるのか参考にするために、予備校が発行している口述試験の想定問題集を入手して読み込みました。
時間が限られており、問題集を多く集めてもしょうがないため、私の場合には2つの予備校からのみ入手しました。
また、問題集によっては回答例が無いものもあったので、問題を読み込みならが自分なりの回答を作成し、2つの想定問題を合体させた自作回答集を作成・印刷して、時間がある時はそれを眺めたりしていました。

予備校主催の模擬面接への参加
やはり、実際の口述試験の雰囲気を味わっておきたい、ということで、予備校主催の模擬面接に申し込み、参加しました。
予備校が発行している想定問題集から質問が出されており、回答がちょっとスムーズではなかったり、回答時間が短かったりして質問数が多くなったりすることがありましたが、そういったことを事前に経験できたことは本番で非常に役に立ったと思っています。
面接後には面接官からフィードバックを頂き、「この調子でいけば問題なく合格できるでしょう」と言ってもらえたことが大きな自信につながりました。
また、模擬面接の結果通知書を受け取りましたが、明確な回答がなされているか、ハキハキ回答できているか、などについてチェックがなされており、予備校側としても完璧な回答がなされているかどうかを判断しているわけではない、ということが分かったことも大きな収穫でした。

③口述試験本番でやってしまった回答ミス

最後に、口述試験で私が実際にやってしまった回答ミスについて、ご紹介いたしたいと思います。
今では、本当に恥ずかしい基本的な知識のミスなのですが、本番での緊張がこのようなミスをさせたのだと思います。

令和2年度第2次筆記試験の事例Ⅲの企業について、試験官と以下のようなやり取りが行われました。

(試験官)「C社が職場で5S活動を行うことで得られる効果を答えなさい。」
(私)「はい、C社が職場で5S活動を行うことで得られる効果について、回答いたします。まず、C社の現状について、工場内の最近の加工物の大型化によって 狭隘な状態が進み、溶接・組立工程と研磨工程の作業スペースの確保が難しく、生産性が低下しております。従って、5S活動、特に5Sの中のシンプル(Simple)の活動を行うことで、作業スペースが確保され、生産性が改善されるという効果が期待できると考えます。」
(試験官)「・・・、シンプル?」
(私)「はい、5Sの中のシンプル(Simple)です。」
(試験官)「・・・、シンプル?」
(私)「・・・、はい(汗)」
(試験官)「・・・」
(私)「・・・?」
(試験官)「・・・」
(私)「・・・、あっ!大変失礼しました!回答を訂正させていただきます!シンプル(Simple)ではなく、整理(Seiri)・整頓(Seiton)でした。作業スペースに保管されている加工物や中間製造品の整理・整頓を行うことで、十分な作業スペースが確保され、生産性の改善が期待できると考えます。」
(試験官)「ありがとうございます。よく分かりました。それでは次の質問に移ります。」

なんと5Sを間違えてしまうという、本当に基本的なミスをやらかしてしまいました。
それでも、5Sの正しい意味を思い出して何とか回答を修正することができ、最終的に口述試験を合格できました。
このやり取りが意味することは、試験中どんな些細な知識的なミスをしたとしても不合格にはならない、ということだと思います。

また、同じ試験中のことですが、私の回答が試験官の想定する回答に足りなかった場合には、「その観点からはその通りと思いますが、こういう観点からはどうですか?」と試験官から助け舟が出されました。
そのような場合には、試験官の助け舟にそのまま乗って、自分が持っている知識に基づいてちゃんと回答すれば、全く問題ありません。
5Sの意味を間違えても口述試験は合格できる、ということを理解していただければ、口述試験を過度に恐れる必要はない、ということが理解いただけると思っています。

■まとめ

いかがでしたでしょうか?
私も最初は口述試験を不安に思っていましたが、しっかりとできる準備を行うことで、過度に恐れずに本番に臨むことができました。
また、本番で5Sの意味を間違えるという初歩的なミスをやらかしてしまいましたが、無事に口述試験に合格することができました。
中小企業診断士(=皆様)として、顧客(=試験官)に失礼の無いように、聞かれたことに対して蓄積した知識を活用して自信をもって回答すれば、間違いなく合格できると思います。
合格発表から口述試験まではあまり時間はありませんが、今できることをしっかりと取り組み、「5Sを間違えたとしが合格できたんだから、私も合格できるはず!」ということで(笑)、過度に恐れずに本番に臨んでいただければと思います!

次回ははまんさんの登場です。
お楽しみに!

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