診断士1年目 恩送りから始まった診断士活動 byゲンゾー

読者のみなさま、明けましておめでとうございます。

タキプロ14期の ゲンゾー です。
(過去の記事はこちらから)  

本年もタキプロをよろしくお願いいたします。
本日はご縁を頂き2024年の初ブログを書かせて頂くこととなりました。

今日は、元旦ということもあり、受験勉強から少し距離を置いて、リフレッシュも兼ねて中小企業診断士合格後の1年目のみ参加できる受験生支援活動について少しお話をしたいと思います。

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■はじめに

皆さん、「一年の計は元旦にあり」という言葉はご存じかと思います。

毛利元就の言葉が由来とされ、『物事は初めが大事、しかもしっかりした計画のもと着実に行えということ。』らしいです。

皆さんは、中小企業診断士としての初めて経験する合格後の1年目をどう過ごそうと考えていらっしゃいますか?

今回は合格後1年間限定で活動できる受験生支援活動にスポットを当てて、私の診断士活動の1年目を振返りつつブログを書かせて頂きたいと思います。

(また、まったくの偶然なのですが、お世話になった13期のタキプロのさわたりさんも1年前の今日、同じ内容のブログを書いていますのでそちらの記事もご覧ください!)

■受験生支援活動とは?

前年の中小企業診断士に合格された方、養成機関を卒業された方の有志によって結成され、その年の中小企業診断士を受験される方の支援を行う活動です。

我々タキプロの他、一発合格道場、ココスタ、弱小診断士会、全知識全ノウハウ、ふぞろいな合格答案プロジェクトチーム などなどが活動を行っています。
(各団体の活動や概要は、こちらのブログやこちらの動画に掲載していますので参考にしてください。)

共通していることは、中小企業診断士試験の歴代の合格者の方が伝統として引き継いでくださっている恩送りという精神・文化です。

不確実性が高い中小企業診断士試験において、前年度の合格者の方の経験やノウハウは受験生にとって、時には予備校の講義以上に勇気を与える場合があります。
私も、タキプロの勉強会に参加することで、13期の方々から沢山のノウハウや経験を頂き成長できたと共に、受験勉強をやり続ける勇気を頂きました。
そして、赤の他人である私になぜ、そこまでしてくださるのか、それは自分達も先輩からしていただいたからだとおっしゃっていました。

また、中小企業診断士は、公認会計士や税理士、弁護士の方などと異なり、法律に定められた独占業務を持たない名称独占資格となります。
皆さんもご存じの通り、この資格を取得していなくても、経営コンサルタントとして活動されている方も多くいらっしゃいます。

一方、他の士業の方と異なるのは、それぞれの診断士の方の得意分野を活かしながら経営課題を抱える中小企業に対応できるという良さもあります。
その時に、中小企業診断士同士のネットワークを活用して対応していくためには、広く人脈を形成しておくことが重要です。
受験生支援活動は、合格後の1年目において、そういった人脈を持たない合格者の方に対して、全国の合格同期や、その団体に所属した先輩診断士の方との人脈形成を図る機会を得る場にもなります。

恩送りの場、中小企業診断士としての準備を行う場として、受験生支援活動を診断士活動の1年目として位置付けることもありだと思います。

■タキプロ14期とは?

すでにこのブログの読者の方には言わずもがなかと思いますが、受験生支援団体としてのタキプロの活動を改めて記載します。

タキプロ14期は、令和4年度の合格者及び養成機関卒業者の方が参画している受験生支援団体です。北海道から九州に至るまで、全国様々なタキメンがそれぞれ自分たちのペースで活動に参画しています。主要な機能班として、ブログ班、勉強会班、メディア班、事務局があり、タキプロに参加するとどこかの班に入って活動することになります。

ブログ班は、皆さんが読んでくださっているこのブログを運営する班となります。365日欠かすことなく、14期のブログ班全員でバトンをつないでここまで来ています。ブログを書くのは初めて!という方から、すでにブログを書かれている方まで様々ですが、決めたテーマに沿ってそれぞれが受験生時代に経験したノウハウなどを受験生の皆様にお伝えすべく運営をしています。

メディア班は、Youtube(タキプロチャネル)を運営する班となります。Youtubeに投稿している動画はブログと異なり、耳で聴いたり、映像で見たりと、隙間時間の聞き流しや、文字だとなかなか入ってこないという方、座談会形式の記事など様々です。タキメンも動画に出るのは初めて、編集なんてしたことないという方から、多くの登録者を抱えてYoutubeチャネルを運営されている方や、WEBマーケティングの専門家の方までいらっしゃいます。それぞれがそれぞれのノウハウを伝えながら初心者🔰でも動画編集ノウハウなどを学びながら1年間、新しいことにチャレンジをしながら運営をしています。

勉強会班は、勉強会とセミナーを通じて受験生を直接支援する班となります。Zoomを活用した勉強会には、毎回30名弱の受験生にご参加頂き過去問を用いて様々なディスカッションを行っています。セミナーは、節目ごとに受験生が今必要としていることをご提供すべく開催致しました。予備校ではないため、確固たるノウハウがあるわけではないため、受験生に気づいて頂いたり、寄り添って伴走することを意識しながら運営をしています。

昨年2月から始まった活動も最終コーナーを過ぎてゴールテープが見えてきました。残されている活動は、口述試験に向けた受験生支援と、次期15期へ向けた恩送りのバトンタッチの準備が中心となります。あと少し、14期としての我々の活動にもお付き合いください。

■タキプロ 14期としての活動

私は、14期として主に勉強会班を中心に活動をしました。勉強会班を選択した理由は、13期の方が実施頂いたZoom勉強会に参加したことが中小企業診断士試験の合格に大きな力となったからです。(詳細はこちら)タキプロ自体は、有志の団体であるため、活動への関わり方はそれぞれのタキメンごとにペースがあります。毎回欠かさず参加する方、ポイントを絞ってここぞというときに参加する方、得意分野を活かし参加する方など様々です。中小企業診断士試験の受験生が増加傾向にある中、勉強会やセミナーを運営する際に受入側のタキメンが不足することもありましたが、なんとかそれぞれ声を掛け合い協力して乗り切ってくることができました。

私は、受験生時代、地方在住ということで受験生仲間はほとんどいませんでした。ただ、タキプロの勉強会に参加し、受験生仲間ができました。そして、14期としてタキプロの活動に参画することで、年齢や立場を関係なく、タキプロ同期、先輩方も含め、これから中小企業診断士として活動する上で全国に相談でき、切磋琢磨できる仲間を得ることができました。

中小企業診断士試験に合格した暁には、タキプロの活動に参画することで、中小企業診断士として必要な人脈形成や仲間づくりを行って頂ければと思います。

■勉強会班としての活動

私は、今年勉強会班のリーダーとして、メンバーに助けられながら勉強会班の運営を行いました。今年は、リアル勉強会、事例Ⅳ勉強会など、14期しての新しい試みも行うことができました。個人としては勉強会を中心に活動し、受験生とも多くの時間をご一緒させて頂き、私自身あらためて参考書を開き、ふぞろいを読み、時には解き直しをしながら少しでも応えられる準備を行いました。そして、5年分の過去問を用いた勉強会を終えたときに感じたことは、1年前の合格した時よりも確実にレベルアップできているということと、初めて合格者であることに少し自信を持つことができました。

中小企業診断士試験は、合格者ですらなぜ合格したのかわからないことがある試験です。勉強会班としての活動を通じて少しでもそのなぜを解消することができるかもしれません。

この1年間多くの受験生の方とご一緒しました。その誰もが合格して、今年は中小企業診断士として一緒に活動をしていきたいと考えています。2次試験に占める合格者は約18%前後ですが、1月に実施する口述試験でお会いできるのを今から楽しみにしています。

(もし、思うよな結果にならなかった、思うような結果にならないかもしれないという方は、こちらの動画をご覧ください。)

■受験生支援活動を通じて得られたこと

タキプロに1年参画して正直大変な時期もありました。メンバーに迷惑をかけ、助けられたことも一度や二度ではないです。
今も、口述試験対策セミナーの準備中ですが、私の段取りの悪さに皆さんに多大な迷惑をかけてしまっています。

ただ、タキプロに参画して良かったと心より感じています。

理由は、

1.全国に中小企業診断士として活動する上で、仲間や先輩が出来たこと

2.受験生支援を通じて受験生時代の知識・取り組み方の棚卸を通じ、合格者としての自信を持てたこと

3.中小企業診断士1年目として様々な情報交換ができ自分の立ち位置や状況を客観的に把握できたこと

4.受験生支援という同じ想いを持つ仲間と同じ時間を共有できたこと

です。

私にとって、合格後の1年間は、タキプロに参画できたことで充実した時間を過ごすことができました。

ぜひ、受験生の皆さんも合格した暁には、受験生支援活動を通じて、中小企業診断士として活動するための準備を行うことを選択肢に入れて頂ければと思います。

■おわりに

一年の計は元旦にあり」ということで初めた本日のブログいかがでしたか?

私の診断士1年目ということで、恩送りを通じた受験生支援活動をお話させて頂きました。

さて、最後に私の今年の抱負を少し書きます。(一年の計は元旦にありということで)
中小企業診断士としての2年目はチャレンジをしていく年にしていきたいと思います。
副業をベースに、経営診断業務や経営支援業務に関わるノウハウ・経験を得て、石川県の中小企業の方々に少しでもお役に立てる診断士となれるように日々活動をしてまいりたいと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

次回は、たいポン さんの登場です。 

お楽しみに! 

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