【合格体験記】もっと事例に寄り添うために!by HIRO

合格体験記

読者のみなさんこんにちは。タキプロ14期のHIROです。

今回のテーマは、合格体験記です。特に多年度生に向けて、私自身が4回目にして2次試験を合格した要因、その為に前年までと変えたこと、実務補習を修了した今だからこそ言えることも交えてお知らせしたいと思います。宜しければご覧ください。

■はじめに

今、本記事を書いている9月19日は、私の3回目の実務補習9月コース最終日です。何とか無事に3回の実務補習を終えることが出来、打ち上げ飲み会後に、スターバックスでホッと一息付いているところです。

実務補習では、個性豊かな尊敬に値する指導員に恵まれ、多様な経験を持つ優秀なメンバーと出会い、チームが協力しながら、企業を診断して提言するというプロセスは無茶苦茶エキサイティングでした。1年前には想像出来なかった経験に、本当に合格して良かったと心底思っています。私にとっては、大袈裟ではなく、新たな人生の扉が開いたと感じています。受験生の皆様も最後まで諦めずに残り1カ月をお過ごし下さい。いつも応援しています!

■その1:もっと事例に寄り添った!

私は、3回目の2次試験において、1年目2年目より点数が下がるという最悪の結果を経験しております。今振り返ると、3回目で絶対リベンジするべし!という頭に血が上った状態が本当に良くなかったと感じます。当時の私は、事例の全体の輪郭が見えなくなり、設問解釈を重視し過ぎ、知識重視の回答に偏り、何だか分かり難い解答をしていたのだと思います

この事象を実務補習に当てはめて考えてみます。実務補習の1日目、AMには指導員とメンバーと初顔合わせ役割分担を決めて、PMには直ぐに企業訪問して社長ヒアリングを行います。そこでは、社長の気持ちに寄り添い、とにかく聴くことが大事であるということを体感することになります。これは2次試験では、設問解釈を偏重してしまうこと、つまり事前に我々が想定した答えに強く誘導するようなヒアリングを行えば、きっと社長は窮屈に感じて、大切なことは何も答えてくれないのではないか?と感じました。

私のように、多年度生であればあるほど、気合いが入り、力んでしまうことが多いと思います。しかし、タキプロの過去体験談など拝見すると、統計をとった訳ではありませんが、最後は力が抜けて自然体で試験に臨む、つまり事例に寄り添うことが出来て合格出来ました!という方が多いように思います。

■その2:お作法をやめた!

私は、3年目までは、自分用のお作法(問題冊子をばらす、段落にナンバーを付ける、設問ごとの色ペンマーク、接続詞チェック等々)に忠実に解答していました。しかし、いつも時間が不足して焦ってばかりでした。そこで、とにかく事例に寄り添い、読み理解することに時間を割くために、これらの工程を一旦全部やめてみました。何と試験本番1カ月前のことです。色ペン使わずシャーペン1本で、とにかく事例本文を読む時間を増やし、自然に任せてチェックするという方法に変えてみました。これにより、確実に理解度が深まったと思います。

■その3:中小企業白書の事例企業を読んだ!

2次試験の与件文とは、中小企業白書にお手本として掲載される事例企業を題材に創作されたものだと思われます。私は、4年目に初めて読んでみました。結構面白いので、掲載されている事例企業を見つけて、どんどん楽しみながら読むことが出来ました。この経験により、試験当日の初見事例企業にも寄り添う力を高めることが出来たのだと思います。毎日とは言いません、残り試験日までの1日か半日でも結構です、ぜひ目を通してみて下さい。きっと今まで皆さんが蓄積してきた力にスパイスを与えてくれるものと思います。

■おわりに

さて最後に質問です。実務補習で使用が指定されているフレームは何だと思いますか?答えは、 SWOTそしてクロスSWOTです。これ無くして実務補習の報告書を仕上げることが出来ません。

しかし、だからこそ、私が大変お世話になりました指導員からは、フレームワークに振り回されることなく、事例企業・社長の気持ちに寄り添い、分かりやすい言葉で報告書をまとめてプレゼンするように指導があったのだと思います。

試験本番まで残り1カ月です。体調には十分お気を付けいただき、悔いのない本番を迎えることが出来ることをお祈りしております。

次回はnagaiさんの登場です。お楽しみに!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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