総合力が問われる試験です! by Maki

みなさん、こんにちは。タキプロ15期の Maki と申します。

1年間、どうぞ宜しくお願いします!

初回のテーマは「合格体験記」です。少しでも皆様のお役に立てたら幸いです。

タキプロ15期メンバー募集! ↓概要、申込みはコチラから↓


■はじめに

はじめに、わたくし自身と、勉強を開始したきっかけをご紹介します。

年代/性別/家族:50代/女性/夫と娘2人

職種:経営コンサルティング会社勤務

受験歴:1次1回・2次1回 勉強時間:1次約800時間・2次約200時間

勉強方法:1次スタディング・2次独学

保有資格:USCPA(再登録中)・TOEIC960、宅建&AFP(未登録)

会社でお客様に提出するレポートの品質管理を行っているのですが、

専門外の運営管理等についても詳しく学び、お客様や自社にもっと貢献できたら、

と思ったのが勉強を開始したきっかけです。

資格試験ではなく研修の受講も検討したのですが、

実務に耐えられる知識を広く深く身に付けるため、

試験合格を一つのマイルストーンとして学習を開始しました。

■1次試験 勉強内容

スタディング以外に使用した教材は以下です。

基本的にアウトプット中心で、できるだけ何度も繰り返しました。

1.一発合格まとめシート(上・下)

  イラストも可愛く、一覧性があるので超オススメです。

  のあみ先生のYouTubeにはいつも元気を頂いていました。

2.スピード問題集・過去問完全マスター

  アウトプット量を増やせます。

  特に書き込みしながら覚えるタイプの方にはとても良いと思います。

3.FOCUS テキスト 経済学・経済政策/経営情報システム

  経済学と情報システムは全く馴染みがなかったので、

  薄めのテキストで全体を理解しました。

4.TBC特訓問題集〈1〉 中小企業経営・政策 中小企業白書

  中小企業経営・政策中小企業白書については、

  山口先生のYouTubeにも大変お世話になりました。

5.中小企業診断士試験 財務・会計 速答テクニック

  1次試験の財務会計は、平野先生のこちらのテクニックに助けて頂きました。

  暗算を早く行うテクニックは、今でも大変役に立っています。


ほかに、YouTube「はじめよう経済学」の加藤先生には大変お世話になりました。

加藤先生のお陰で経済学が楽しい!と思えました。


その他の診断士YouTuberの皆さんにも、本当にお世話になりました。

■1次試験 本番

実力を十分に出し切るために、事前準備が重要です。

① 体温調節できる衣服&クッション

  衣服(ひざ掛け)は必須です。

  長時間座りっぱなしなので、クッションも持参すると安心です。

② ペットボトル

  数本を机の下において水分補給できます。

  眠気覚ましや気分転換にもなりますので是非!

③ お昼ご飯&試験の合間のリフレッシュメント

  私は、菓子パンとおにぎり、ラムネ、溶けにくいチョコ、グミ等を持参しました。


試験の合間に見る資料も含めると結構な荷物になりましたが、

試験会場で後悔しないよう、十分準備しました。

朝から夕方まで、しかも2日間。

知力だけではなく気力と体力も総合的に必要とされる試験だと感じました。

■2次筆記試験 勉強内容 

選択肢の中から正解を選択する1次試験と異なり、

2次試験は記述式で、正解が公表されていません。

そのため、1次試験とは違った勉強の仕方が必要になります。


私は、1次試験の後から、本格的に2次試験の学習を始めました。

使用したテキストは、以下です。

1.ふぞろいな合格答案

  初めて見たときは使い方がわからなかったのですが、そのうち”お守り”になりました。

2.事例Ⅳの全知識&全ノウハウ・30日完成!事例Ⅳ合格点突破計算問題

  事例Ⅳは独特なので補足しました。

  イケカコは購入しましたが、時間も限られ、十分活用できませんでした。

3.その他:TBC 2次試験対策・AAS東京公式テキスト2次試験事例問題の解法

  ふぞろいを何度か解いた後、新しい問題に慣れるため、

  補足としていくつかテキストを購入して使用しました。

■2次筆記試験 本番

体温調整用の衣類や昼食・リフレッシュメント等の注意事項は、

1次試験とほぼ同じです。


2次試験は1日だけですが、1次試験とは違う頭の使い方が必要になります。

本当に多面的に試される試験だと思いました。

ただし1次試験・2次試験に求められること、つまり、

☆1次試験:正しい知識を自身の中に蓄積すること & 知識をスムーズに出し入れすること

☆2次試験:正解がない中から、ロジカルに最適解を導き出すこと

これらは、コンサルティング会社で日々求められることでもあります。

そういう意味では、実践的に近い試験になっているように思いました。


2次の筆記試験では、分からなくても白紙で出したら絶対に合格はできませんので、

書けることはなんでも書いて、1点でも多く点数を積み重ねることが大事です。

最後は、最大限協力してくれた家族やお世話になった皆さんに良い報告ができるよう、

1年以上学んできたことを出し切ろうという自分との闘いのように感じました。


試験終了後は、正直、合格しているのかいないのか、まったく分かりませんでした。

長い間お預けにしていた家族との時間や趣味を楽しみながら、粛々と合否発表を待ちました。

■2次口述試験 勉強内容

2次筆記試験受験後、ほらっち先生やのあみ先生の口述試験に関する動画を拝見してはいましたが、

本格的に口述試験対策を始めたのは、筆記試験の合格発表後です。


1週間ほどの期間で、

①4事例の与件を何度も読み直し

②想定問答集を集めてできるだけ目を通し

③事例の全体像といろいろな角度からの分析を頭に入れるようにしました。

その他、タキプロの、
④オンライン口述試験対策セミナーや、

⑤YouTubeの口述試験対策動画が、実践的で本当に有難かったです!

■2次口述試験 本番

2次筆記試験の合否発表から口述試験の当日まで10日程なので、

あっという間に本番当日になりました。


試験官は、お年を召した方も多いと聞いていましたが、

私の担当の試験官のお二人は、比較的お若い、とても素敵な先輩の診断士の方々でした。


お一人は風邪をひいていらっしゃるようで

若干声が聞き取りにくかったのですが、大きな問題はありませんでした。


お二人とも大変紳士的で、一部で噂のあった高圧的・威圧的な感じもありませんでした。

純粋に知識問題を尋ねられる場合もあるようですが、

私の場合は、4つとも事例に関する質問を頂き、

それぞれの事例の企業の社長様にお伝えするイメージで回答しました。


途中で気づいたら、いつもの調子で身振り手振りも入っていましたが、

合格させて頂けたので、特に問題ないのだと思います。


限られた時間でも、落ち着いて受験できたのは、

口述試験セミナー・YouTube・想定問答集で準備することができたからです。

これらを無料で用意して下さっている諸先輩方と、脈々と続くその歴史が、

中小企業を支え、日本の経済基盤を支えているのではないかと感じています。

■受験した感想など

長期戦の試験なので、自分自身も、家族も、

公私ともに環境を整える必要があり、すべての試験を受験できるだけでも、

本当に、どれだけの幸運が積み重なっていることか、と思います。

その中でも合否が分かれるシビアな世界ですが、

受験を通じ、知識だけではなく、本当に多くのことを学ぶことができます。

私の世界も格段に広がりました。

これから、お世話になった診断士の先輩方にお会いできるのが楽しみであると同時に、

先輩方に頂いたご恩を、次世代に送(贈)って行きたい

と考えながら、このブログを執筆しています。


燃えているときも、凹んでいるときも、

タキプロに来ると癒されて、また頑張れる。

そんな情報をお届けできたらいいな、と思っています。


次回は、みうらちん さんの登場です。 

お楽しみに! 

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