【合格体験記】受験前1年間のスケジュール by しろ

皆さまこんにちは。タキプロ16期の しろ と申します。私のタキプロ16期として初めてのブログになります。これから1年間何度か投稿することになると思いますのでよろしくお願いします。
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■はじめに
今回のテーマは「合格体験記」です。
皆さまそれぞれに時間の使い方や勉強場所、各教科への力の入れ方など違いがあると思います。
私が行ってきた診断士試験受験までのスケジュールについて紹介させていただきまして、これから診断士を目指す方にも参考にしていただくとともに、まだまだ試験勉強に手がついていない方には焦りを感じていただこうと思います笑
■自己紹介
年齢/性別/家族:30代/男性/妻と娘
職種:金融機関勤務
受験歴:1次1回・2次1回
勉強時間:1次約500~700時間・2次約200時間
勉強方法:独学(TACの参考書+TACの模試・2次TACの参考書+ふぞろい+TACの模試)
得意科目:1次/財務会計・経営情報システム、2次/事例Ⅳ
受験のきっかけ:①漠然とした将来の不安から、今のうちに勉強できるものは勉強しておきたいという思い②会社の資格補助が手厚くなったため、今がチャンスと思って勉強を始めました
■年間のスケジュール
・2023年8-10月頃
どういったものが出るかもよくわからない状態。ひとまず問題集ではなくテキストを読んでみて、試験範囲が非常に広いということを改めて認識しました…個人的には問題を解いていかないと頭に残らないので、テキストを読んでいたこの期間はあまり有意義ではありませんでした。
・2023年12月~2024年4月頃
TACのスピード問題集を始めました。解いてみてわかりますが1つのテキストを解いていくだけで結構な時間がかかるため、2周目で解いた問題でも初めましての状態になるものが非常に多く、かなり焦りが大きくなりました。また、このまま勉強していくと問題集が3周ぐらいしかできないのではないかというペースだったため、わからなかった問題だけ再度解いていくなど、取捨選択しながら効率よく勉強を進めるよう心掛けました。この頃は3週間ぐらいでやっと1科目が終わっていくぐらいのペースでやっていたと思います。中小企業診断士の1次試験は、とにかく分量が多く、覚えることが多いです。1周終わるまでにかなりの期間がかかってしまうので、1年で全て合格しようと考えている方はやはり勉強時間をかなり確保していく必要があると思います。
・2024年5月~2024年8月
この時期は平日仕事終わりの20時~22時ぐらい、休日の6時間ぐらいを使ってかなり勉強をしていきました。家庭があるので妻にはかなり迷惑をかけたと思いますが、何とか理解してもらい時間を確保しました。勉強のペースは上がり、最初は2週間、最後は1週間で1科目を終わらせていくぐらいのペースで進めました。とはいえ7科目あるので、(何度見ても)初めましての状態の問題もありましたが、何とか頭に詰め込んでいきました。直前には2日間の有休も使い、最後の追い込みをかけて準備を行いました。6月末ごろに行われたTACの模試では全く合格の点数に届かず、かなり追い込まれていましたが、ぎりぎりまで時間を使って頑張りました。
・2024年8月(1次試験)
正直合格ラインは6割なので、何でもわかるというよりは何となく解ける問題が増えたというぐらいの感じでした。本番でも自信をもって受験をできたわけではなく、わかる問題を確実に、わからない問題も選択肢を1つでも削って正解の確率を上げていくという感じです。
結果としては、経済68点、財務60点、企業経営理論66点、運営管理57点、経営法務64点、経営情報システム60点、中小企業経営60点と、あと4~5問間違えていたら不合格というラインでしたが合格できました。これから受験される皆さまへのアドバイスとしては、とにかく自分を信じて頭に叩き込み、範囲が多いのでひたすら継続して勉強するのが大切ということです。教科が多く分野も幅広いので、初めましての問題を減らして少しでも正答率を上げていくことが重要だと思います。
・2024年9月~10月
1次受験後自己採点をしてぎりぎり合格してそうだったので、すぐに2次試験の勉強を開始しました。正直2次試験の勉強は「きつい…つらい…」。その理由としては正解がなく、過去問を自己採点してもどれくらいできているのかが判断できないからです。学習のペースとしては、平日に事例Ⅳ向けの計算問題をひたすら解いて確実に取れる分野を落とさないようにし、休日は1日で過去問の大問2問分を解いていくことを続けました。事例Ⅳは方法さえ覚えておけば取りやすい大問なので、確実に取れるようにしておくべきだと思います。試験までには過去問5年分を2周ぐらい解きました。TACの模試も受験しましたが、こちらも合格点には遠く及ばず焦りはありましたが、なんとかなるさという形で勉強を進めました。2次試験の結果としては事例Ⅰ60点、事例Ⅱ70点、事例Ⅲ54点、事例Ⅳ70点という結果でした。個人的に事例Ⅳは確実に点数を稼いでおきたいと考えていたため、合格点がしっかりとれていたのは嬉しかったです。
・2024年11月~12月
上記で点数は記載しましたが、正直落ちたと思っていたので、口述試験の準備は全く行っておらず、来年もう1回やりたくないなーという気持ちだけでした。答えがないため自己採点をやることも難しく、合格していてほしい、でも不合格かも…という精神不安定状態+もう勉強する気にはなれないという期間でした。
・2025年1月
ありがたいことに2次筆記に合格し、筆記合格発表の翌日から勉強を開始しました。勉強としては平日20時~22時で①事例の読み込み、②TACの口述試験想定問答をネットで見つけて読み込む、③タキプロの口述試験対策に参加というものでした。その中でもタキプロの口述試験対策は、リアル参加で4名の受験者とともに参加しましたが、他の方も自分と同じくらい回答ができているというのを知ることができ、それなら自分も落ちずに行けるだろうという気持ちが持てましたのでかなり自信がつきました。筆記の合格発表から本番の口述試験までは2週間程度でしたが、筆記の合格後からでも十分に間に合うと思います。
■1次試験、2次試験のまとめ
1次はとにかく分量が多く、暗記・理解する分量も多いため、効率的に学習しながらも勉強時間をかなり確保する必要があると思います。個人的には財務分野等もともと知っている部門もありましたが、生産管理等の全く知らない分野も多くあり、学んで知識が増える楽しみもありつつ勉強が進められたと思います。
2次は答えがないということもあり、方向性がつかめず受験後も合格発表まで不安な期間が続きますが、自分を信じて頑張るしかないので、自分が伝えたいと思っていることを、文章でしっかり手書きで書けるように準備していきましょう!
■おわりに
つらつらと私が行ってきた勉強方法やスケジュールについて記載してきましたが、皆さま確保できる時間も違うと思いますし、数年で目標を立てて取られている方もいると思いますので、1つの参考として見ていただけますと幸いです。過去にFP1級や基本情報技術者、簿記2級などの資格を取ってきましたが、中小企業診断士が一番幅広い知識が必要であり、この1年間はかなりつらかったですが、取得できた喜びも大きいですし新たな出会いも多い資格です。受験後も実務従事や実務補習を経て診断士として努めていく必要があるので、長期的にいろいろな知識をつけながら人脈も作っていける資格だと思いますので、是非本気で取り組んでみてください!
まだまだ1次試験まで間に合う時期なので、すこーしだけ無理をしながら、とはいえ無理をしすぎない範囲で頑張ってください!
次回は、ひらく さんの登場です。
お楽しみに!
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