天下分け目?のゴールデンウイーク bynyoko

勉強方法

タキプロ15期の nyoko と申します。
この記事が投稿されるのは正にゴールデンウイーク直前で、かつ本当に偶然ですが、実は私の誕生日でもあります。
そのような日に記事を投稿できることが本当に嬉しいし、忘れられない誕生日になりました。

さて、受験生界隈ではゴールデンウイークを「がり勉ウイーク(GW)」と呼んでいる人もいるとかいないとか。
本当に勉強の「ゴールデンウイーク」として合格に近づくのか、あるいは「ゴロゴロウイーク」にしてしまい、受験直前になって後悔してしまうのか。
まとまって時間を十分にとれる期間であるゴールデンウイークの過ごし方は、合格への「天下分け目」になるかもしれません。


当然、「ゴールデンウイークなんて、うちの仕事には関係ない。普通に仕事だ!」という方もいらっしゃることは認識しておりますが、今回の記事はゴールデンウイークが長期連休になる方を想定したものとなります。
そこで診断士合格まで約2年間費やした、私の1年目・2年目のそれぞれのゴールデンウイークの過ごし方について、記事にいたしました。少しでもご参考になれば幸いです。

■1年目のゴールデンウイーク

ゴールデンウイークが始まる直前に1次試験の7科目についてカリキュラムを一通り受講し終えたばかりでした。
出だしの4/30,5/1に都合よく、LECの1次ステップアップ模試があったので、模試の会場受験から受験生1年目のゴールデンウイークはスタートしました。
ちなみに当時私の1次試験の学習順は企業経営理論→財務・会計→経済学・経済政策→運営管理→経営情報システム→経営法務→中小企業経営・政策で、企業経営理論や財務・会計が特に遠ざかり気味だったので、記憶を呼び戻す意味でも受験する意義があると感じていました。
7科目を本番さながらの環境で試験を受けるのは初めての体験でした。1日目4科目終わった直後、家に帰ったらぐったりして、2日目科目の予習をしようと思っていたのですが、とてもそんな気にならなかったですね。
各科目ごとの点数はもう記録が残っていないのですが、確か総得点が416点でした。合格点の420点まで、あと一歩というところまでは来ておりました。初めての模試にしては上々と、少し自信がついたのを覚えております。

残りの5/2~7にかけては、学習順の通り、1日1科目集中で過去問をひたすらやりまくりました。
過去問は当時受講していた「診断士ゼミナール」の過去問です。
過去問学習は設問の正誤だけでなく、各選択肢ごとに〇×判定、更にその理由も想起することを行いました。
これを行ったことで、忘れかかっていた論点や、まだまだ全然定着していない論点を呼び起こすことができました。

なお、1年目はとにかく1次試験に合格することだけしか考えていなかったので、2次対策は何一つ行っておりません。

■2年目のゴールデンウイーク

結果的に1次試験は無事1回で合格したのですが、2次筆記試験は残念ながら不合格だったので、2年目のゴールデンウイークは2次試験対策に専念しておりました。
※1次保険受験はしておりません。

当時通学していたLECで「2次厳選過去問アプローチ講座」という通信専用のカリキュラムがありましたので、そちらを自習用教材として取り組んでおりました。
収録されている事例の年度はランダムで各事例から3事例分、計12事例の過去問が学習できる講座で、LEC講師の動画解説や当時の受験生のA~C評価の再現答案付きでした。
毎日2事例を80分で解いて、1事例解き終わったら解説講義(1事例60分程度)を聞き、再現答案も参照するということをゴールデンウイーク中、延々とやっておりました。

2次試験の学習を始めた当初はとにかくマス目を埋めることに精一杯だったのですが、この学習を繰り返し行ったことで、解答の構成をおぼろげながらでも意識することができるようになったと思います。
例えば方向性を聞く設問であれば、「まずは結論を先頭に書ききり、その根拠を続ける」という組立てで書くこと。
理由だけで100字を書かせる設問であれば最低2論点、できれば3論点要素を入れるのを意識すること等です。


また、最初はテキストに記載されている再現答案の評価の違いもあまりわからなかったのですが、段々とA評価とそれ以外の違いも何となくですが感じられるようになってきました。

■ゴールデンウイークに旅行や帰省をされる方へ

私は2年間、特に模試の受験以外で外出することがほとんどなく、家で勉強しておりました。
その一方で大型連休ですので、旅行に出かけたり、あるいは実家に帰省される方も少なくなく、そういった場合は、通常通りの勉強ができない環境になることと思います。

そのような場合に私がおすすめしたいのは、「苦手科目のテキストか問題集を1冊だけ持ち込む」ということです。
実は診断士ではなく、社会保険労務士の資格受験時の話となり、恐縮ですが、ゴールデンウイークに旅行に出かけたことがありました。
その際に苦手意識のあった健康保険法の択一式問題集だけを旅行先に持っていき、宿泊先で時間が空いた時に読み込んでおりました。
他の科目が目に入らないことで、逆に健康保険法だけの学習に集中することができ、苦手意識が徐々に薄れて言った感覚を今でも覚えております。

ぜひ、試してみてください。

■おわりに

現在の学習の進捗状況や環境によって、ゴールデンウイークの過ごし方は、それぞれ変わります。
ただ、これまでの学習の振り返り期間として活用するのが、最も効果的ではないかと感じております。
特にゴールデンウイークにこそ、苦手科目に比重をかけて、じっくり取り組むことで、苦手意識から克服できるかもしれませんよ。
くれぐれも「ゴールデンウイークにもっと勉強しておけばよかった・・・。」と後悔だけはしないようにしたいですね。

次回は、MOV さんの登場です。 

お楽しみに! 

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